今日は日系コンビニのある通りへ初侵入。
ぬー。高い。
が、めげずに家で泣いて飲もうと烏龍茶と泣いて食らおうと唯一出来るお料理のラーメンと切り餅を買い込み帰る。
家の近くのスーパーでは割合にでかいバナナが1ドル以下で売っているしイロイロ安い。まぁなんとかパンと水さえあれば良いかとか思っていたが段々と人間らしい生活への憧れが出てきたようだ。
こちらの気候はもはや日本の冬レベルなので少しは温かいものが食べたいし。
ふむ。
そしてその日系通りの帰り道。
カタカタと街中のコンクリート目掛けてスティックを打ち鳴らすオジイ。
おや、と思いなんとなくドラマーなの?と声を掛ける。
「そーだよ、あんたもかい?」
という返事が返ってきたのでしばらくお話する。
ケンは若いのによくイロイロなことを知っているねーと感心される。
話を聞いている内にどうもプロドラマーであるらしいことが発覚。面食らう。
そのむかし流行ったシアターロックの先駆者、クラウスノミのドラマーであるという。一度はゴールドディスクも取ったんだよと嬉しそうに笑うオジイ。
小柄なオジイは五十八歳。今は腰を痛めてライブが出来ないけどねという。マンハッタンから少し離れたクイーンズというとこで年老いた母親の世話をしながら暮らしているのだそうで。
しばらくお話していると「じゃあ行こうかケン」というので付いていくことに。
「モーラーという奏方と僕が僕の先生から何を教わったか見せてあげよう」という。
オジイは名前をダニエルといって伝説のジャズドラマー、エルビンジョーンズやジムチェイピンといったおぞましいミュージシャンに習っていたそうだ。
はー。
これが。凄まじかった。
自分の練習の時間を私のために割いてくださった。
そしてオジイのクセにめちゃくちゃかっこよかった。
どうもそれは秘伝ではないか?と思えるようなことを次々に教えてくれるので思わずメモを取ってしまった。
私のプレイを見てアドバイスも沢山くれた。
本当にいい日であった。
今日を機に私とダニエルは友達になってメルアドとかを交換してさいならした。
スタジオ代を払うよ!というと「良いよ、君は僕のゲストだから」と言ってくれた。
なんという出会い。
四日目のニューヨークは曇り空で寒かったですが本当に来てよかったと思える日でした。
これからまだ長いですが初めて出来たアメリカ人の友達(師匠?)のダニエルが心の支えとなってくれそうです。
にゃははー。