後悔のないように。 | ghostnote official blog 「いちGO!いちYEAH!」Powered by Ameba

後悔のないように。

まず始めに、こんなとりとめのないことをこれを読んでくれているあなたに。ずっと、支えてくれているあなたに。見守ってくれているあなたに。知らないあなたに。申し訳ない。

こんなことを伝えて何になるのだろうと思うのだけど、本当の誠実って何なんだろうと考えたとき、ここまでの自分達があるのは、皆が、厳密に言うとあなたがいてくれたから。だから、あえてこの中途半端なタイミングだけど、今それぞれ想っていること、現状を伝えたい、共有してもらえるならしたい、と四人で決めて発信します。

普通なら、何かを正式に発表するまで言わないのが思いやりなのかもしれない。けど自分達なりの精一杯をぶつけるのが、今までライブでもやってきたことだし、それしかできないのもghostnoteでした。だから、悲しませてしまったら、ごめんなさい。

難しいことかもしれないけど、俺たちはこれからの未来に前向きに向き合っています!ので、ライブハウスで、イヤホンを通して、ghostnoteをおもいっきり楽しんで、そして何より感じて、今の自分と重ねてほしいと思います!

今は、それぞれが想っていることを、、考えていることを伝えて、出して、ある意味表現して、12/23からのステージを後悔のないものにしたいと思いました。

先日、久しぶりに4人で会って話しました。最初は緊張したし、何かぎこちなくて、なかなか物申すこともできないような空気の中だったけど、少しずつ何かを溶かしていくような、この何年かでたまってきてしまっていた気持ちを紐解いていくような、そんな時間でした。

結果的に言うと、このままでは、ghostnoteを続けることはできない、というのが、俺自身の今の気持ちです。

きっかけは些細なものです。

2012年年末ワンマンツアーが終わって、そこからghostnoteは約半年ライブをとめました。それぞれの生活を建て直す、という意味、俺が曲を書くことに対して空っぽになってしまって、少し充電、自分を見つめ直して、次に踏み出すための時間が欲しいという理由で自分から申し出ました。ただ、そこでghostnoteを続けていく、という意味で、でっかいことを成し遂げるという意味での気持ちは一度も切れてませんでした。自分の生活の全てがghostnoteでした。りょうすけはまだ入っていなかったけど、その間にしんちゃんもゆうすけも、それぞれの生活と向き合って、その瞬間の最善を尽くしていてくれたと思ってます。

そこからは各々の生活と向き合う中で、ある意味バランスをとって、自分の中では一番最善の選択肢でバンドは動いていきました。ただ、その時点でバランスをとるが故に本当に言いたいことを自分は言えずに、、ぶつけてこれずに、いてしまっているんじゃないか?という気持ちを少し隠してしまっていました。そこで多少ズレは生じてしまっていたのかもしれません。

その難しい中でのバランスをとってくれたのが、りょうすけの存在でした。三人の中に入って、うまくバランスをとってくれていました。潤滑油のように。そのおかげもあって、まだ俺はやれる。なんとかなる。絶対ghostnoteでひっくり返せる、まだ見たことがない景色を皆で見れる、そう信じていました。

リリースもその中で沢山させてもらいました。自分一人では絶対にできないこと。メンバーがいて、スタッフがいて、聴いてくれる人がいて、そのまわりには更に家族、ライブハウス、仲間、何か一つでも欠けてはできないことでした。

でも、何かどこかで物足りないと感じる自分がいました。自分にとってはghostnoteが全てだったから。だから、自分の中では、かっこよく言ってしまうと、何かを犠牲にしてでもやりたいこと、どんなリスクでも背負ってやれるからこそ、ステージの上で歌ったときに本当の喜びがあると、だからこそ皆と本当の意味での喜びを共有できる、と感じていました。それをバンドなら、メンバー全員で限りなく同じ想いやスタンスでやれないと意味がないと思っていました。ghostnoteにおいて、俺含めたメンバーがそれができてなかった、という意味ではないです。でも、さっき話した、多少のズレはできてしまったのかもしれません。

大平一人旅、、最初は「歌うe.p.」を全国リリースできることになったけど、バンドでは回れない。なら、俺一人なら、フットワークも軽いし、ずっと行けてなかったところにも行ける。会えなかった人に会える。今のghostnoteを伝えたいって。そして、また空っぽになっていた自分を見つめ直してghostnoteに持ち帰って、新しい価値、意味をつくりだせるんじゃないか、そんな気持ちで始めました。行きたかったところに全部が全部行けたかというと、全然できなかった、、けど、凄く良い旅でした。新しい出会い、再会が俺を繋いでくれました。生かしてくれました。

でも、そんなタイトルをつけてしまったからなのかなんなのか、感覚的には一人で回ってるような、メンバーとは共有できていないなぁと感じていました。歌う、音楽を信じる、という部分は変わらずとも、ghostnoteに対して一回何か糸が切れてしまっていました。ためすぎてしまった、色んなことを積み重ねすぎてしまった。もう後戻りはできない。全部をメンバーに話しました。もう終わっても仕方がないと思った。

そんな中、正直な気持ちをありがとうと言ってくれたメンバーもいました。皆それぞれ色々考えていてくれていたんだ、と思った。それだけで何か報われた気持ちにもなった。でも、後戻りはできない。埋めることができないぐらいのところまでは来てしまった。

とりとめがなさすぎて、なんとも情けない文章、経過、全て。でもこれが今の俺。ghostnoteです。

12/23クレスト。そこで結論を皆に直接伝えます。

人生には限りがある。人はいつか死ぬ。だからこそ、譲れないものもある。音楽への、歌への、あなたへの情熱そのままに。

まだ歌いたい。まだ歌える。いける。

まだ発表できていないものも含めて、あと数本ある。どっちにせよ、けじめはつけます。

どうか、今の大平を、、ghostnoteを見届けてほしいです。12/23が東京でやる最後の企画になるかもしれません。まだ分からないけど。この後、四人でまた話します。

中途半端な状態で申し訳ない。でも、伝えなきゃそれも何か違う。嘘はつけない。つきたくない。

思ったような結果が残せなかったから。とか、そんな手前味噌な理由ではなく、自分が信じているものを信じたい。ただ、それだけなのかもしれない。。

乱筆乱文、すまぬ。

前を向いて、今を歌います。ではまた。


大平