第零独立強襲戦隊興亡記~外伝:落合整備兵スカウト編
今日も今日とて書類作業に追われている亜美戦隊長。
戦隊長室で決済や申請書類に追われている亜美。
うーん、とうなりながら考えている。
眉間にしわが出来かけて、、はぁーとため息を一つ。

そこへ、真木班長がいつもの笑顔で入ってきた
真木班長「失礼するよ。やぁ亜美、今日も仕事お疲れだね。アタシに手伝えることはあるかい?」

真木さんが入ってきたのを見た亜美はにっこりし。
亜美戦隊長「いえ、大丈夫ですよ。何か御用ですか、よかったら休憩かねてそちらの長机でどうぞ。」
と言うと、横の副官室より橘副官が出てきて
橘副官「ご休憩ですか、今お茶とお茶請け出しますね。」
と気を利かしてすぐに長机に準備する。。

真木班長は、椅子に座ると話し始めた。
真木班長「そういえば、アタシは帝国陸軍の整備兵や整備班ってウチや斯衛とどう違うのかと思っていてね。
良ければ、見学しに行きたいから行っても良いか聞きに来たんだよ。」
それを聞いた亜美は。
亜美戦隊長「そうですね、ちょと待ってください。私の権限で見学に行ける所で優秀な陸軍基地の
整備班は、、、紫音、どこかいいところある?」
と橘副官に聞く。それを聞いた橘副官は即座に携帯端末から情報を出した。
橘副官「ここがいいですね。第32陸軍基地戦術機整備班、ここは毎回整備技術大会で必ず3位以内に毎回入ってます。」
亜美戦隊長「ありがとう、紫音。真木さん見学申請しますので、来週あたりどうですか?」
と真木班長に伝える。
真木班長は嬉しそうに答える。
真木班長「良いのかい?ありがとう!しかも整備技術大会3位か、楽しみだね〜。」
亜美戦隊長「もちろんですよ。真木さんのためなら。整備班の為になるのでしたら。」
とににっこりする。
橘副官「では、1週間後に、見学依頼ということで通りました。あ、
真木整備班長は斯衛軍所属ですので亜美戦隊長のアテンドが必要とのことです。
ですので当日お二人で行ってください。」
と見学の予約を取り付けた。
真木班長は分かったと言い。
真木班長「悪いね、仕事あるのにアタシに付き合わせることになってさ。帰りになんか奢らせてくれ。」
それに対して、亜美は。
亜美戦隊長「いえいえ、大丈夫ですよ。いつも真木さんには本当に色々良くしてもらってますから。」
と答える。
そして、1週間後。第32陸軍基地へ真木と亜美は向かう。
基地で戦術機部隊の部隊長に挨拶し、見学先の整備班長が出てくる。
整備班長「ようこそおいで下さいました。見学は殆ど来る方が居ませんので、疎い所が有ればご容赦頂けると嬉しいです。
しかも、独立部隊の指揮官殿と斯衛軍の整備兵が来るとは...。」
亜美戦隊長「この度は感謝いたします。よろしくお願いいたします。」
真木班長「いえいえ、こちらこそ無理を言って申し訳ない。今日は帝国陸軍の整備班の整備技術を学ぶ場を頂きありがとうございます。楽しみにしていました。」
整備班長「それは!ありがたい言葉です!早速こちらへどうぞ!。」
基本的には真木整備班長にやりたいようにさせて亜美も一緒について行く。
(私にもできること、整備班のお役に立てることがあるなら勉強せねば。)
と思いつつ。
戦術機ハンガーに移動し、そこの整備班長が話し始める。
整備班長「そうですね、違いと言ってもそこまで大差はないかと思いますが強いてあげるなら、
どれだけミス無く、全機を稼働状態に出来るかでしょうか。例えどれだけ優秀な衛士がいても、機体の状態が悪ければ死に直面しますから。」
真木班長「確かにそうですね。あれに対して質問しても?。」
整備班長「あれですか?あれはですね...。」
などと、真木班長は色々質問し遠くから機体整備を見学し、彼女なりに得たことを吸収していた。
それを見ている亜美。
(さすが、真木さん色々質問して、一つでも多く得て吸収している、整備の方々が日々メンテをしてくれるから
我々衛士は思う存分戦うことができる。整備班だけではないが、、、ありがたいことだ。)
と真木さんを見つつ周りの基地の整備兵たちの動きを見ている。
そんな中で、1人の女性整備兵が胸ぐらを掴まれているのを発見する。
???「や、やめて下ださい!。」

整備兵1「前から人の整備にケチを付けやがって!そんなに富士にいた事が誇らしいのか?落合!」
落合と呼ばれた整備兵は否定する。
落合整備兵「そんなんじゃないです。そのやり方は確かに効率は上がりますけど、しっかりやっておかないと動かした時に不備になる可能性が...」
それを見た亜美は嫌な感じを整備兵1から感じ取る。
しかし、まずは他部隊であることから少し様子を見る。
真木さんに合図を出しながら。。(あれって可愛がりじゃないですよね。)
と。
亜美の合図を見て、真木は整備班長に聞いた。
真木班長「すみません、アレは?。」
整備班長「落合整備兵ですね。最近、富士教導団の整備班から異動して来た奴です。
腕は良いんですが、ああやって衝突する事も多くて。何度も仲裁してはいますが、
収まらないんですよ。整備班長として情けない限りです。」
真木班長「それで止めないのですか?」
整備班長「止めても、陰で既に何度も起きているらしくて止めようがないんです...。」
落合整備兵の方を見ようとせず、整備班長は答えた。
亜美はそれを聞いて。
亜美戦隊長「他部隊の事に口を出すのはよろしくないのは解りますが、、、
護ってやるのが上の務めでは。それができないのなら転属させるのも考えた方が。
このままだともっと状況は悪くなるかもしれませんよ。」
亜美戦隊長の言葉に整備班長は言い淀む。
整備班長「実は、富士教導団で機体整備に不備を生じさせたとして追い出されたと言う事で、
私たちの所に来まして。他に転属させようとしたら、何処も良い顔をせずに断られたんです...。」
そんな中、落合整備兵の周りに他の整備兵が集まって来た。
整備兵1「そこまで俺のやり方にケチを付けるとは、もう我慢ならない!ここらで一度痛い目を見てもらおうじゃないか!。」
整備兵2「そうだ!エリートにデカい顔されてたまるか!」
落合整備兵(別に私はそんな事思ってないのに...富士で整備不備の責任を押し付けられてからこうだ...誰か助けて...!。)
その思いを聞いた亜美は怒りが込み上げてきた。
亜美戦隊長「、、、ならばうちがもらい受けても問題ないですね。真木班長。あいつら我慢なりません。
あの子、悪い子じゃない、助けたい。私止めてきます。整備班長、これはあなたの責任ですよ。」
と言って虐められている整備兵とその他の整備兵の間には入る。
亜美戦隊長「やめなさい、彼女は何も悪くない、それをそこまでするのは見過ごせないわよ。」
整備兵1「なんだと!ウチの問題に他所様がしゃしゃり出てくるな!」
整備兵2「邪魔するなら、殴られても文句ない訳だnぐほぉ!」
整備兵2が言い切る前に殴り飛ばされ、亜美と落合の前に真木が現れた。
真木班長「良い整備班だと思ったが前言撤回だ、この喧嘩アタシに変われ。
亜美は今すぐ南條中将に連絡してくれ、今から問題行動が連発するからよ!」
整備班と真木による喧嘩が始まった。
それを聞いた亜美は。
亜美戦隊長「解りました。すぐに連絡して手配します。
でも私も一緒ですよ。やるなら。」
と答えつつ連絡を取る。
真木班長「なら早くしな!喧嘩終わっちまうよ?」
瞬く間に、真木は見事に数人相手に大立ち回りをしてのして行く。
その間に亜美は油断なく落合整備兵を護りつつ南條中将にお願いをする。
亜美戦隊長「あ、南條叔父様、申し訳ありません、他の部隊で問題が発生しまして、、お願いがあります。
はい、そうです。こちらの1名の整備兵をもらい受けたいです。お願いできませんか。」
と通話する。
いきなりの連絡に南條中将は困惑する。
南條中将「え?流石にいきなり過ぎ...。」
だが、亜美の周りの喧騒で察した。
南條中将「分かった。亜美ちゃんの判断なら悪いことじゃないしね。
その整備兵は、第零独立強襲戦隊への異動を認めるよ。」
亜美戦隊長「本当に申し訳ありません、大立ち回りをしてしまって。
責任は私が取りますので、有難うございます。」
とその時、基地の警備兵が騒ぎを聞きつけなだれ込んでくる。
真木班長は整備兵達を見事にのして、問答無用で警備兵に拘束されそうになった。
真木班長「おいアタシはこの整備兵を助けるためにやっただけだぞ!。」
警備兵A「理由があれど、斯衛の人間が陸軍のハンガーで暴れたのは事実だ!大人しくしろ!。」
真木班長「くっ!確かに...暴れ過ぎたか。」
そこに亜美が割って入る。
亜美戦隊長「まってください、この電話に出てください。それで私達をどうするか決めてください。」
と携帯電話を警備兵Aに渡す。
警備兵Aは電話を受け取り暫く経った後、
警備兵A「失礼しました。あの整備兵を迎えに来た時に喧嘩を吹っかけられたのですね。整備兵達は拘束して、営倉に入れておきます。」
真木班長「あぁ、頼む。」
警備兵に連れていかれた整備兵を横目で見つつ。ホッとする。
真木さんが拘束されなくて良かったと、そして南條叔父様に感謝しつつその整備兵に声をかける。
亜美戦隊長「けがは無い?お名前は何ていうの?もしよかったら、私の戦隊に来ない?
こんな所でこんなことされてほおっておけない、こちらがうちの真木整備班長、斯衛からお願いして来てもらってるの。
貴女のやりたい事、できると思うわ。」
と頭をよしよしとなでながら言う。
頭を撫でられ赤面しながらも落合は答えた。
落合整備兵「危ない何処を助けて頂きありがとうございます。
私は、落合美之(オチアイミユキ)整備兵であります。此処に居づらいのは今見てもらった通りですので...。
転属出来るならぜひお願いしたいです。」
真木班長「アンタ...怪我はないかい?無事でよかったよ。それにウチに来てくれるなんて、心強いな!。」
亜美は整備班長に冷たい視線を送りながら伝える。
亜美戦隊長「落合整備兵は我が戦隊に異動してもらう。下手をするとどうなっていたか。
貴男も転属させたかったのであれば、異存はありませんね。」
と言い。
真木整備班長と落合整備兵に笑顔で言う。
亜美戦隊長「さあ、我々の家に(基地に)帰りましょう。もう、ここにいる意味はないわ。」
真木班長「あぁ!帰ろう。落合もこれからはアタシ達の家族だ。もうあんな事はないよ、安心しな。」
落合は涙を流して感謝を言う。
落合整備兵「ありがとう、ありがとうございます!。」
睨まれた整備班長は何も言わずに背を向けた。
整備班長「あぁ、連れて行ってくれ。ほら!作業を続けるんだ!。」
そして落合整備兵の荷物を持って3人は基地を出た。
亜美はやってしまったことに対して、後悔はしていないが、、。
南條中将に申し訳ないと思い、真木に言う。
亜美戦隊長「真木さん、申し訳ない。先に帰っててもらいますか?落合整備兵の受け入れをお願いします。
橘副官には話してますので、私は南條中将の所へ出頭してきます。」
真木は心配そうに見つめる。
真木班長「良いけど、アタシも一緒に行くべきだろ?連中のしたのはアタシだしね。」
落合整備兵「も、申し訳ないです...。」
心配そうな二人を見て亜美は首を振る。
亜美戦隊長「いえ、むしろ真木さんにさせてしまって申し訳ないです。それに私が部隊長です。
責任を取るのは当たり前です。これは私のやるべき事です。。だから大丈夫です。
落合整備兵も、大丈夫よ。責任を取るのが上官の役目。だから貴女は気にしなくていいの。
それができないのであれば上官など無用の長物よ。」
とにっこり笑って別れる。
亜美の背中を見る2人。
落合整備兵「本当に大丈夫なんでしょうか?」
真木班長「心配ではあるよ。
でもね、心配し過ぎるのは亜美を信じていない事にもなると思う。
だからアタシは信じるさ。さて落合私達の基地に行って亜美の帰りを待とうじゃないか。」
落合整備兵「分かりました。」
南條中将の基地へ赴く亜美、衛兵に話をし、七瀬秘書官を呼び出してもらう。
衛兵に伴われて、基地から七瀬秘書官が来た。
七瀬秘書官「亜美大尉殿、御用件は落合整備兵と整備班との喧嘩騒ぎで宜しいのですね?」
亜美戦隊長「はい、ご迷惑をおかけし申し訳ありません。私の責任です。いかような処分でも構いません。
お手数をおかけしますが、南條中将にお取次ぎください。」
と話す。
七瀬秘書官は、掛けていたメガネを掛け直し答えた。
七瀬秘書官「その件に関しては、中将が既に処理を終えております。
落合美之整備兵は本来、第零独立強襲戦隊に異動予定でしたが、あの基地の整備班が人手不足の為短期間出向しており、
今日が出向最終日でわざわざお2人が迎えに来た。
だが、その整備班ではイビリなどの問題を抱えており、丁度落合整備兵がその対象になっていた所を救出。
そのまま落合整備兵は元の異動先の戦隊に行く、と言う"筋書き"でしたよね?」
はっとする。亜美戦隊長。
亜美戦隊長「それは、、とてもありがたい話ですが。。。
私は部隊長として責任を取らなければ、信賞必罰という言葉もあります。将校が自らそれをやってしまっては示しがつきません。
それに私的に南條叔父様を頼ってしまった。それはいけないことです。ですから。。」
と話す。
七瀬秘書官(中将はこれも見越していた見たいね...)
七瀬秘書官はため息を吐くと。
七瀬秘書官「それも見越して、中将から納得しないなら、半月の自室謹慎と減俸。
更に謹慎明けからの半月は基地内奉仕活動をせよと中将からの指示がありました。」
その言葉に亜美は納得し。
亜美戦隊長は「承知いたしました。その指示に従い謹慎、奉仕活動を行います。
この度は大変申し訳ありませんでした。」
と頭を下げて(さすがに会ってはくれないかと寂しそうにして)戦隊の基地へ戻る。
亜美が戦隊の基地へ戻って行くのを七瀬秘書官は見ながら呟いた。
七瀬秘書官「それで、何時まで隠れているつもりですか中将?」
南條中将「あらら、流石七瀬ちゃん。これでも頑張って気配は隠していたんだけどな。」
物陰から笑いながら南條中将が出てきて、静かに亜美を見送る。
七瀬秘書官「中将、そこまで来たのならお会いすれば良かったじゃないですか?」
南條中将「うーむ...少し後悔しているけど、これが亜美ちゃんの成長に、
繋がるのか...全く此処まで2人に似るとは嬉しいと言うべきなのか...。」
そしてトボトボと戦隊の基地へ帰る。
亜美戦隊長(そういえばこのところも忙しくご飯食べたのいつぶりだったっけ、
朝はとりあえず紫音が気を利かせてくれて野菜スープ作ってくれてそれを飲んだけど。
と一気に緊張が解けておなかが空いた。しかし深夜に近い時間でもあり、書類仕事も
まだあったなあと思い、ひっそり戦隊長室へ戻ろうと整備ハンガーを通ると。
整備班の皆が床などに座り、カレーライスを食べている所だった。
亜美を見つけると整備兵達は一斉にお帰りなさい戦隊長と言う。
真木班長「おっ!亜美じゃないか!よく帰ったね!今、落合整備兵の歓迎会としてアタシと奈月と奈美で
カレーライスを作って振る舞っている所さ。
良かったら食べるかい?」
奈月少尉「亜美さん、連日お疲れだと思いますのでお肉が沢山入ってる部分を入れますよ。」
砂原「にしても、姉御が料理できたなんてな。しかもめっちゃ美味いし。」
真木班長「文句言うなら食わなくて良いよ!。」
砂原「んな事言ってませんよ!。」
戦隊の皆を見て、ああやっぱりこの戦隊を創ってよかったと、ここは私達家族の家だとしみじみと思い、
亜美戦隊長「もちろんですよ、大盛でください。お腹すいたわ。奈月少尉お肉特盛で。落合整備兵、うちはどうだ、ちゃんと歓迎してくれたか?。」
とにっこり笑って言う。
奈美准尉「亜美姉さん、お疲れ様です。良かったです。心配してました。でも大丈夫だったみたいですね。」
とほっとして抱き着く。
それをよしよしと奈美の頭をなでる。喜ぶ奈美。疲れも吹っ飛ぶと言うものだと思う亜美。

落合整備兵「はい!皆さんが凄く暖かくて...。来てよかったです!。」
嬉し涙を流す落合に、砂原と菊間が近寄り慰める。
砂原「そうだろう、そうだろう!此処みたいに好き勝手に戦術機を弄れる場所はないぞ?
これから頼むぜ後輩!。」
菊間「全く、いきなり先輩風を吹かすな砂原。
落合さん、これから宜しく頼むよ。」
亜美戦隊長「それは良かった。これからうちの戦隊の機体を頼むわよ。困ったことがあったら何でも言ってね。
まあ、真木さんがそんな困らせる事しないから大丈夫だと思うけど。」
落合「はい!ありがとうございます!。」
奈月少尉「はい!一杯よそります!いつもお世話になってますから、亜美姉さん!
...なんてね。」
すこし恥ずかしそうに言う奈月。
真木班長「おう、たらふく食べてくれよ!...処分が軽ければ良いんだけどね...」
真木は心配そうに呟いていた。
その二人の言葉に亜美は嬉しそうに微笑む。有難うと、カレーを受け取り整備班たちの輪の中に入り座る。
亜美戦隊長「嬉しいよ、奈月。もう一人の妹ね。二人とも大好きな妹。」
と頂きますと食べ始める。
真木整備班長には。
亜美戦隊長「これぐらい、大丈夫ですよ。真木さんや皆の為になるなら、苦じゃありませんよ。ただ減俸はちょっと厳しいかなあ。
今月は、色々接待費と外食がかさんでしまって(;´Д`)あ、これすごく美味しいですよ。好きな味です。」
奈美准尉「仕方ないですね、しばらくは私と奈月さんとでお弁当差し入れしますよ。ね、いいでしょう奈月さん?」
と、奈月少尉にお願いする。
奈月はにっこりしながら答える。
奈月少尉「もちろん、一緒にお弁当作ろう奈美。ねぇ、お姉ちゃんって呼んでくれないのかな?」
照れながら答える奈美。
奈美准尉「もちろんですよ、奈月お姉ちゃん、一緒に亜美姉さんのお弁当考えて作りましょうね。」
と二人でキャッキャしている二人を見て亜美はこれで奈月少尉ももう大丈夫かなあと心の中で喜ぶ。
その中で、一人ゴースト准尉は汗をかきながら無言で食べている。(;´∀`)
奈美准尉「どうしたのですか、ゴーストさん、あ、もしかして。」
ゴースト准尉「美味しいんですが、、、辛い。。。(´;ω;`)。」
(※ゴーストは甘党です、カレーも甘いのではないと駄目で、。中辛でも少し厳しい。なんならカレーの王子様でもいいw)
それを聞いた奈美はちょっとまっててくださいと一旦離れて戻ってくる。
奈美准尉「はい、これでどうですか。温泉卵です。」
と、ゴーストの皿に入れる。
ゴースト准尉「あ、有難うございます。うれしい。さすが奈美さん、よくわかってる。(嬉しそうにほほ笑む)。」
とかなんとかみんなでおいしくカレーを食べて落合整備兵を歓迎した。
半月後、自室謹慎を明けた亜美が真木に連れられてハンガーに来てみるとそこには黒系の塗装を施されていた陽炎がそこにあった。
落合「1週間前に、奈月少尉が陽炎の性能上がらないかなと言ってましたので
南條中将から頂いたF-15eストライクイーグルのデータを元に改良を加えた陽炎壱型です。
簡単に言えば近接戦闘が出来る様になったストライクイーグルですけど、性能は陽炎よりも上昇しています。」
陽炎壱型を見た亜美。
亜美戦隊長「それはすごい、さすがだな、落合整備兵。真木さん優秀な整備兵が来てくれてよかったですね。
3人目の弟子ができたのですかね、それとも整備班の副班長ですかね。」
と茶化す。
真木班長「あぁ!落合は次期整備班長にする予定だよ。だから落合は整備班No.3 若頭さ!
頼むよ落合いや美之!」
落合整備兵「えぇ!私が次期班長で若頭ですか?わ、分かりました。頑張ります!。」
こうしてお団子落合整備兵は戦隊に配属され、その本来のスキルを活かしてメキメキと頭角を現して次期整備班長になる、、、のは未来の話。
END
追記
落合整備兵を歓迎した翌日。
奈月少尉が落合整備兵と陽炎の話をしているとそこに、
第一小隊の西大尉と東野中尉の二人が
第六警戒小隊のゴースト准尉と奈美准尉を連れて演習の為に来る。
その落合整備兵を見て、
西大尉「く、なぜ今回、私も連れてってくれなかったのだ亜美。真木殿だけいつも美味しい思いして。(# ゚Д゚)」
またポンコツチックな顔になりキーっとなっていた。
それを聞いた真木整備班長と奈月少尉。
(落合整備兵は奈月少尉の後ろに隠れてちらちら西大尉を見ている。)
奈月少尉「確かに、なんか近づきたくないです。」

それを聞いた西大尉は。
西大尉「ガーン。orz。」
とショックを受ける。
そしてポンコツチックな顔をして奈美准尉の方を見る。
西大尉「奈美ちゃんは私の味方だよね。」
と、泣きそうになりながら見る。
その顔を見て奈美はぞくっと何かを感じ取り。
奈月少尉の後ろの落合整備兵の反対側で隠れてちらちら西大尉を見る。
奈月少尉「奈美大丈夫?そんなんだから奈美や私に距離を置かれるんですよ。
大尉は分からないんですか?」
ジト目で西大尉を見る奈月。
その姿に西大尉は。
西大尉「どうして、誰も私になついてくれないのよ~。」
とがっかりする。
いい加減に西大尉が私を構ってくれないので切れた東野中尉。
東野中尉「なんで私を見てくれないのですか!ムキー、もうやってられません。
私、無理やり西先輩を振り向かせます。!」

東野中尉「振り向いてくれないので、実力行使です、こうやるのですよ、
ちゃんとゴースト准尉も好きならこっちに振り向かせるのよ(# ゚Д゚)」
と何かが違う東野中尉(暴走中)、4の字固めとかコブラツイストをかけるw
西大尉「あだだだ、悪かった、悪かったってー(◎_◎;)。」
ゴースト准尉「(あんぐり)なんだこれ(;´Д`)。」
今度こそEND
