第零独立強襲戦隊興亡記~前日譚3-1:九州防衛戦~BETAに蹂躙される九州~
光州避難民護衛撤退作戦が失敗し、その後、大陸では散々な防衛戦を撤退しながら行った。
そして輸送船にて脱出。
命からがら日本に撤退する。その船内にて各自の異動先が判明する。
亜美たち士官のチームは中国地方戦線防衛戦のために、姫路に異動、
斯衛の真木大尉や奈月少尉は出身である九州防衛戦に。
また、関東地方からの増援として派遣されていたゴースト達下士官はそのまま
九州防衛戦に投入されることとなった。
ゴースト達は思った。
ゴースト軍曹(これはまずいことになった。せめて中国地方戦線防衛戦なら少しは土地勘はあるが、
九州は我々は管轄外だったはず。
ま、それでもやるしかないか。)
と顔に出さずにええい、なんとかしてみせるのが下士官だなと気合を入れた。
部隊解体に伴い亜美が話す。
亜美中尉「すまない、こんな事になってしまって。私にもっと指揮権があれば。。
だか、今後は私は中隊以上の指揮官になり、民間人を、仲間を護れる部隊を創るつもりです。
その時、ここにいる方々の力が欲しい。その時まで生きてまた会いましょう。
必ずですよ。」
そして、斯衛である真木大尉には
亜美中尉「真木大尉殿、お世話になりました。貴方の衛士としての戦い方、そして部隊統率力共に歴戦の斯衛だと思いました。
私も同じようになりたいと思いました。私はまたあなたと共に戦いたい。またお会いできるまでお元気で<(`・ω・´)」
真木は豪快に笑いながら
真木大尉「あぁ、亜美中尉も達者でな!。
アンタとは又会える気がするよ、その時までお互い死なないようにしないとね!」
奈月は沈んだ表情であるが、答える。
奈月少尉「中尉、兄を日本まで連れて帰って頂きありがとうございます...私も兄みたいな衛士になれる様に精進します。」
亜美はその豪快な笑い顔をみてさすがだなあ。こんな指揮官になりたいと思った。
そして奈月少尉の沈んだ顔を見て抱きしめる。よしよししながら。
亜美中尉「すまない少尉、私にできることはこれくらいだ。自分を責めないで。お兄さんはいつも少尉の事を見守っている。
少しでも先の未来を見て、仲間と共に生き抜いて。」
と言って別れを惜しみつつ亜美達士官組は中国地方戦線の部隊へ異動していった。
その後、日本に撤退後間も無くしてBETAが九州へ侵攻。
斯衛軍の真木大尉率いる一個中隊は博多湾に展開し、迎え撃つ。
真木大尉「行くよ野朗共!九州の地を踏ませるんじゃないよ!」
隊員達からの応ッ!と言う掛け声で身を引き締め、迎え撃つ。
だが...。
斯衛軍真木部隊士官A「隊長!敵が多過ぎます!」
斯衛軍真木部隊士官B「左に展開した部隊が半壊!既に3個小隊以上の被害が出てるとの事です!」
真木大尉「畜生...BETAを侮ってはいないがこれ程なんて...。」
苦虫を潰した様な表情で、突出して来た突撃級の横腹を叩き切り、更に向かって来た要撃級の足を切り落とす。
真木大尉「ここもヤバくなって来た...潮時なのかねぇ。」
そうぼやいていると、部隊の副官である上月巧巳(かみつき たくみ)中尉から通信が入る。
斯衛軍真木部隊上月副官「中隊長!司令部から佐世保防衛線が破られたとの事です!博多からの撤退指示も出ています!」
真木大尉「そうかい...現時点を持って博多防衛線を放棄、我々も撤退を始める。
だが、佐世保から撤退す戦友を見逃して我先に撤退はしないよ!なるべく散り散りになった部隊を集めて、第一撤退地点である大分に向かう!
斯衛軍の意地を見せる時だ、早急に取り掛かるよ!」
真木大尉は部隊に伝達し、他部隊と合流を開始する。
その頃、佐世保方面にて分隊を指揮していたゴースト達、BETAの軍団に上陸され数の暴力で押し込まれてしまい
小隊以上の部隊とはぐれさらには、土地勘がないため、先導してくれていた部隊が壊滅したため、
どこに移動すべきかどうすべきか判断に迷っていた。
逸れた部隊を探している最中、分隊を見つけた真木大尉。
真木大尉「こちら斯衛軍の真木大尉だ。そこの分隊!逸れたならこちらに合流しな!撤退地点まで案内するよ!」
ゴースト軍曹「あ、その声は、真木大尉殿。ゴーストであります。<(`・ω・´)
助かりました。何せ土地勘がなく、地元の先導してくれていた部隊は壊滅しまして
途方に暮れてました。部下の兵達も傷を負っている者もいます。なんとか撤退できるのであれば。」
驚いた顔をしつつ、真木は応答する。
真木大尉「ゴースト軍曹か!光州でも今回も、会えるとは運が良いな!勿論、土地勘はあるから心配要らん!こっちだ!」
ゴースト軍曹達と他に見つけた部隊を率いて大分に向かう。
ゴースト軍曹「はい、有難うございます。お供させてください。各分隊に連絡、斯衛部隊の指揮下に入る。
今後は真木大尉の指示に従って行動する。各位は生き残ることを最優先に仲間と連携して撤退せよ。」
一行は大分の回収地点に到着、だが部隊が殺到し思う様に撤退ができない状況だった。
真木大尉「不味いね、このままじゃBETAに追い付かれる...仕方ない。
総員良く聞け!これより回収地点の手前に防衛線を引き、殿を行う!
負傷者達の搬送と回収地点の護衛の選定はアタシの副官に一任するとして、アタシと決死隊紛いの殿をしたい馬鹿者は今此処で志願しな!」
真木は指示を出し、殿を募る。
ゴーストは思った。
(あいつら二人は生きて帰らせたい。
俺は、一人だし、それにこの撤退戦続きにうんざりして飽き飽きしていた頃だ。斬死もまた良しかなと。)
そう考えて、サラマンダー達に一方的に言う。
ゴースト軍曹「俺志願するよ、大尉殿達と一緒に戦いたい。あまりにもこの所の撤退戦に飽きた(# ゚Д゚)
サラマンダーと井上軍曹は負傷した兵達を必ず後方に届けてくれ。」
と言って二人が止めるのを無視して前に出る。
ゴースト軍曹「大尉殿お供させてください。<(`・ω・´)」
真木大尉はそれを見て。
真木大尉「その心意気は良し、だが!」
ゴースト軍曹を殴り付ける。
真木大尉「止めようとした戦友を無視するなど言語道断!それでは連れて行けないね!ちゃんと話してから志願しな!」
そう言うと続々と集まってくる衛士達へ真木は向かう。
呆然とするゴースト。そこにサラマンダー達がくる。
サラマンダー軍曹「大尉殿の言うとおりだぞ、いつもどんな時でも3人でやってきたじゃないか。なのに酷いぞ。」
と言う。
井上軍曹「そうですよ。いつも通りに行きましょうよ。でないと評価落としますわよ。」
とおどけて話す。その言葉を聞いて。
ゴースト軍曹「ごめん、ちとこの所の戦いに嫌気がさして暴走してた。どうする?。」
その言葉を聞いて、二人はもちろん志願すると言う。
であればと3人で真木大尉の所に行き再度話す。
ゴースト軍曹「申し訳ありませんでした。自分はどうも考え違いをしていたようです。下士官3名ともに志願いたします。
改めてもう一度、我々もお供させてください。<(`・ω・´)。」
真木大尉「よし、認めるよこの大馬鹿共!こっちへ来な、訓示を始めるよ!」
はい、大尉殿と言い3名も部隊に組み込まれ真木大尉の訓示を聞く体制をとる。
真木大尉「良く志願してくれたね、斯衛軍大尉として深く感謝を。
悪いが、武家みたいに上品な言葉遣いは出来ないからこのままで行くよ。
はっきり言おう。この殿は、決死隊となんら変わらない。ほぼ確実にアタシ達の命はないと思え!
だが、それでも民と傷付いた戦友を1人でも多く逃す為にもアタシ達の殿は必要だ!
そして、命はかけても生き残ろうとする努力もしな!
さぁ民のために、戦友(とも)の為に、明日の為に...立ち向かう、今がその時だ!」
ゴースト軍曹(これだけの志願が集まった。素敵な将校殿だなあ、今までのやつらは死ねと言う事しか言わずそいつらは後方に
後退するやつが多かった。、、、あの新米小隊長殿は生きているかなあ。いやそれはもう失礼か。
でも心残りはあの方の下でもう一度戦ってみたかったなあと。)
でも真木大尉殿ならいいかなとも思うゴーストであった。
訓示を終えた直後。
斯衛軍真木部隊上月副官「大尉!BETAが大隊規模で接近中です!」
真木大尉「おいでなすったね!行くよ野朗ども!一匹も此処から通すな!」
すぐさま戦術機に乗り展開、戦闘を開始する。
後がないのかそれとも真木大尉の訓示で奮い立ったのか、軽微な被害を出しつつも殲滅に成功する。
だがしかし、そこから大隊規模のBETA群による波状攻撃が始まり、徐々に押され始める。
右翼に展開してるゴースト、サラマンダー分隊×2は果敢にも攻勢に出る。
ゴースト軍曹「ゴースト1より、サラマンダー1、サラマンダー2こちらは要塞級2体を受け持つ、支援砲撃と突撃級、要撃級の迎撃を頼む。
ゴースト2、3右から切り込む、お互いに連携してやられるなよ。」
サラマンダー軍曹「了解、サラマンダー3、5はゴースト分隊の支援砲撃を行う。120mmを叩き込め!」
井上軍曹「こちらも解ったわ。小物は任せて。サラマンダー4、6は周りの突撃、要撃級を撃滅するわ、ゴースト分隊に近寄らせないで。」
巧みに分隊事に連携し要塞級を殲滅するが、あとが持たない。
ゴースト軍曹「大尉殿、いつもながらにお代わりが多すぎるであります。せめて補給が欲しいです。(汗)
このままでは。近接戦闘に切り替えますか?」
覚悟したように話す。
ゴースト達や他の隊員の報告を聞く真木大尉
真木大尉「長くは持たないか...撤退はどうなっている?」
長刀二刀で、要撃級を切り捨てる。
斯衛軍真木部隊上月副官「怪我人と民間人を全てを乗せた避難船は殆ど出航しました。部隊の撤退も開始してます。」
真木大尉「...これより我ら殿も撤退を始めるよ!
先ずはゴースト軍曹!アンタら分隊からだ!空いた穴はアタシが務める!」
ゴースト軍曹「いや、それは。(汗)大尉殿達が撤退すべきであります。あなた方は、斯衛だ。この状況では中国地方戦線も危うい。
ならば京都に行くべきだ。あなた方には護るべきお方がいるはずだ。だから我々が一番最後で良いのでありますよ。
大尉殿達の為であれば喜んででありますよ。」
と真剣に話すゴースト、サラマンダー達もそうだそうだと言っている。
真木大尉「斯衛だからだよ。真っ先にアタシが撤退する訳には行かないさ。それに、京都はアタシよりも武家連中が守ってる。
安心しな、死ぬ気はない!さっさと行きな!2度は言わないよ!」
一瞬どうすべきか迷い(こんな素敵な士官達を、上官を置いていくのは下士官として忍びないが。)と思うゴーストであるが、、
ゴースト軍曹「そこまでおっしゃるなら解りました。
見事転進先を切り開いて撤退してみます、お待ちしてるでありますよ港で。<(`・ω・´)」
といい、サラマンダーと井上軍曹に目配せする。
二人ともそこは長年の付き合いでわかっており、突撃態勢を取る。
ではまたお会いしましょう、必ずと言い吶喊して道を切り開くゴーストとサラマンダーの分隊。
その道を確保しながら負傷兵を護衛しながら行く井上軍曹の分隊。最後まで脱落者を出さないように撤退していく。
少し後ろのゴースト達を見ながら微笑む真木大尉。
真木大尉「良い子達だ...彼らの行く末を見たいもんだね。」
斯衛軍真木部隊上月副官「大尉!帝国軍の陽炎がBETAの群れに追われてます!」
真木大尉「なんだって...援護しな!アタシが吶喊する!」
真木大尉は追われていた陽炎とBETAに割って入り、長刀で叩き切り陽炎を助ける。
その際に両手に持っていた長刀が刃こぼれしたのでラックに収納した長刀に持ち替える。
??「ありがとう、ございます。」
真木大尉「その声は、弥栄奈月少尉か!良く無事だったね!」
助けた陽炎の衛士は、同じく光州作戦であった新米衛士の弥栄奈月だった。
真木大尉「久しぶりだね、何処から逃げて来たんだい?」
真木は奈月に問うと。
奈月少尉「佐世保からです。味方はみんなやられて...私はなんとか逃げれました。」
申し訳なさそうに言う奈月。
真木大尉「良いんだよ。良く生き残った!だけど、その機体の損傷じゃ戦えないね...」
奈月の陽炎は両腕を失い、移動しかできない状態だった。
真木大尉「回収地点は近いけど、そちらにもBEATが迫ってる。これ以上切り開くのは難しいだろうね。
幸い、鹿児島に帝国軍部隊が再結集してるようだからそちらに行きな。」
奈月少尉「はい...一度だけではなく二度まで助けて頂きありがとうございました。」
奈月の光州作戦よりも沈んだ声に、違和感を感じ声を掛けようとしたがそそくさに鹿児島方面に行ってしまった。
その後日が沈んでもBETAの猛攻は続き、真木大尉の瑞鶴は左腕を失いながらもなんとか戦っていた。
斯衛軍真木部隊士官A「くそっ!来るなっ!うわぁ!」
斯衛軍真木部隊士官B「ちぃ!撤退はどうなってるんだ!」
斯衛軍真木部隊上月副官「撤退は港の護衛と我々以外は完了しました!大尉!」
真木大尉「よし!我々も撤退する!」
殿部隊は犠牲を出しながらも役目を全うし、撤退を開始する。
そして、港に着く直前。
真木大尉「レーザー警報!避けな!」
一般部隊A「しまった!避けられないっ!」
光線級に準備照射された味方が回避が遅れ、レーザー光線が来る直前
真木大尉「っ!間に合え!」
真木大尉の瑞鶴が照射された撃震を押し出し、瑞鶴の右脚と跳躍ユニットに命中。大破し、爆散こそしなかったがそのまま墜落する。
斯衛軍真木部隊上月副官「大尉~!!!!!」
この状況では、港に急ぐしかなく、泣く泣く大尉の回収を諦め港に移動する。
その頃港では。。
輸送船団は出港しあとは残るのは戦術機を載せられる輸送機が数機残っている状態であった。
救出部隊を待たせていたが大尉は来ず。。
サラマンダー軍曹「そろそろ輸送機のパイロットが言ってるぞ、姫路到着が夜間になると、夜間では光線級に喰われる心配があるから
そろそろ行きたいと。。」
撃震から降りて立ち軍刀を前に手を重ねているゴースト。。
(あの大尉殿は今後も必要な士官殿だ。何として助けたい。まだか。)
その時、最後の撤退部隊が港に到着した。だが、大尉の姿はない。
上月副官に聞くと撤退途中に光線級のレーザーから仲間を護るために庇って落ちたと。。
それを聞いて、ゴーストは、
ゴースト軍曹「なあ、二人は一度姫路に戻って明日昼にもう一度来てくれるか、俺大尉殿を探してくるよ。夜なら単独行動しても何とかなるさ。」
サラマンダーはそれを聞いて。
サラマンダー軍曹「また、そんなこと言って。あの言葉覚えてるか?貴様と俺とは~♪。」
はっとするゴースト。
ゴースト軍曹「同期の桜~♪、そうだよな。またすまん。」
と苦笑する。
そして井上軍曹は、、、。
井上軍曹「そうよ私達の事考えてくれてるのは解るけど、いつも3人でやってきたでしょう、ゴーストはこうなるといつも一人で抱えて。
だめよ。私達も同じ考えよ。それにそんなことして戦死したら2階級特進はさせてあげませんから、私の権限で(?)」
と凄む井上軍曹。
そうだねと苦笑して、輸送機のパイロットに明日昼にまた来てくれと言う。
その頃の真木大尉。
真木大尉「...皆は撤退出来ただろうかね。」
真木大尉は戦車級と兵士級に群がられている瑞鶴の管制ユニット内で部下の身を案じていた。
真木大尉「今にも食われようとしているのに、なんでこんなに落ち着いているのかね...アタシは死ぬのか...?
ふざけるなよ...死んでたまるか!アタシは生きてやる、守るべき物はまだあるんだぁ!」
辛うじて動かせる状態の瑞鶴を動かし、取り付いたBETAを薙ぎ払う。そしてその隙をついて管制ユニットから出た。
真木大尉「よし、上手くいっ!」
だが振り払えなかった兵士級に左脚を噛まれ、そのまま引きちぎられた。
真木大尉「あぁ...アタシの脚が...この野郎っ!」
拳銃を兵士級に撃つが効かず、迫ってくる。
真木大尉「(ふざけるな...アタシは...アタシは...死に、たくない...死にたくないよ...)」
最早涙を流す他なかった。
場所は変わって帝都京都の軍病院。
続々と負傷兵が運ばれてきている。血みどろの衛士たちが運び込まれ。
息を引き取るもの、重症な者、話せるが、動けない者等。
泣きそうになりながら処置を施している早雲奈美准尉。
彼女は戦時特例で予備士官となり、電子戦術オペレーターとして訓練を日々行っていた。
現在は臨時で看護兵となり処置を施している。

そこに強い意識が流れ込んでくる。
奈美准尉「??誰かが困っている。何がおきているの。。」
親しい同僚が察して。
同僚看護兵「どうしたの奈美?もしかして。。」
その言葉に奈美は。
奈美准尉「はい、誰かが苦しんでます。申し訳ありません、ちょっと席を外します。」
と言って誰もいない倉庫に移動し集中する。
奈美准尉(誰、私にできることは、、、)
意識を集中し人工ESP発現体の能力でその方を探す。居た、これは。。。
奈美准尉(あ、ダメ。BETAが、止めて。お願い、、、)
とBETAに思念を飛ばす。そうするとなぜか真木大尉から離れて、港の方に行く。
そして、大丈夫ですよ。このまま力を抜いて目を閉じていてくださいと抱きつく。
真木大尉「だ、誰だい...?声...?な、なんでBETAが...。」
誰かに抱き締められ声をかけて貰えている感覚があるが、意識が遠のいていた。
とりあえずはその女性衛士を落ち着かせたがすぐに処置しないと危ないと思った。
どうすればと途方に暮れるが周りに意識を集中する。そうすると、近くに味方部隊がいることが見えた。この方達に。。
真木大尉を探しているゴースト達。
近いはずなのにBETAにじゃまをされ時間がかかり夜になった。
ゴースト軍曹「クソ、弾薬も少ないのにどうすれば。」
焦るゴースト達。
と、そこにゴーストの横に幽霊?みたいな影が現れる。。
ゴースト軍曹「な、なんだこれ、誰だ。どういう。むぐう。」
表情は見えないが、落ち着いてくださいと言うように人差し指で口をふさがれる。
??(お願いです、この先に女性衛士さんが倒れています。早くしないと出血多量で、)
と直接頭の中に声が聞こえる。どういうことだと思うもなぜかとても優しく信用できるように聞こえる。
ゴースト軍曹「こっちでいいのでありますか?」
と導かれるようにその先に進むとしばらくすると、大破した瑞鶴が見える。
その近くには真木大尉が、、
ゴースト軍曹「真木大尉殿がいる。片足が、、。サラマンダー2頼む。サラマンダー1、二人で全周囲警戒だ。」
サラマンダー軍曹「了解任せろ。」
井上軍曹「処置を施したら、すぐに機体に載せて撤退するわ。」
と真木大尉を処置し機体に載せて撤退する。
周りを警戒に集中していた所、いつの間にか見えていた幽霊?のような女性もいなくなっていた。
ゴースト軍曹「(あれは、なんだったんだ。でもとても優しく素敵な女性に見えたが、、、あの的確な指示は、
あんな方が後ろにいてくれれば、俺も変われるかなあ。。)」
と考え事をしているとサラマンダーがふと話してくる。
サラマンダー軍曹「なあ、どうして場所わかったんだ。BETAに阻まれて、ルートからはずれて位置がわからなくなっていたはずだ。」
ゴースト軍曹「うん、なんか幻かわからないんだけど。。幽霊みたいな綺麗な優しい女性が教えてくれた。」
井上軍曹「またまたって、ゴーストがそんな冗談言う事ってなかなかないわよね。サラマンダーじゃあるまいし。」
とかなんとか言いながら撤退していった。
翌日なんとか姫路まで撤退した。ゴースト達。
真木大尉は緊急手術で命はとりとめた。
軍医が言うには早めに止血できたからだと。
心配であったが、ゴースト達は帝都京都にて部隊再編成のため急遽異動命令が出ていた。
大陸と九州での働きにより3人とも曹長に昇進したが、悔しさでうれしくとも何ともなかった。
ゴースト「(俺は祖父と同じ曹長に進級できたが、果たして下士官の務めを果たせたのか。。)」
こんなことではと思うゴーストであった。
そしてその翌日。
真木大尉「うぅ...此処は...」
次に真木大尉が目を覚ました場所は何処かの病室だった。
丁度良く見舞いに来た真木大尉の副官が入ってくる。
斯衛軍真木部隊上月副官「大尉!目を覚ましましたか!今医者を呼んできます!」
副官はそう言って病室を後にした。
真木大尉「アタシは、確か兵士級に殺されそうになって...」
ふと、左膝から先の感覚がない事に気付き掛かっていた毛布を外すと、ある筈の脚がなかった...
真木大尉「そうだったね...アタシの脚はもう...」
医者と上月副官が来るまで、真木大尉はこれから宣告される事を思い悲しみに暮れていた。
END



