第零独立強襲戦隊が発足し、帝都京都防衛戦後のある日。
戦隊長室で執務をとる亜美戦隊長。。
亜美戦隊長「これが、こうなってうーん、この書類は承認に回して。先日の犬神家事件?まったく。整備班には何かお詫びをしないとなあ。。うーん」


隣に控えてる長身の男性が心配そうに声をかける。
橘紫音副官(中尉)「戦隊長、この所、徹夜されてますよね。。少しお休みになられては。。(心配してる)。」

亜美「そうも言ってられん。部隊創設後で承認関連が多すぎて、それにあの事件もあって。。」
橘副官「だめです、体調も整えていただかないと、倒れられたも、、貴方に何かあったら私も、、心配です。」
亜美「ふふ、有難う。じゃあ貴方が癒してくれる?。」


と少し挑発するように答える。
橘副官「言いましたね、、でしたら亜美。。」
と右手を亜美の顎に載せそのままこちらの顔に近づけさせて。
亜美「あ、、(💦)。」
とそこに扉がいきなり開く。

真木班長「おや...遅くまで灯が付いていたから仕事が溜まっているかと思っていたんだけど...別のが溜まっていたんだね...
邪魔しちゃ悪いから失礼するよ。」
気まずそうにしながらも、ニコニコしながら話しかける真木班長。

二人とも焦ってアワアワする。
亜美「あの、、、その、、。(真っ赤)ち、違います💦。違うんです。(何がw)」
橘副官「コ、コーヒー入れてきます。(びっくりしたなあもう(^-^;)。」
そして副官は外に出る。
亜美「で、ご用は何でしょうか。貴方を追い返すなんてできないですよ(苦笑。」

真木班長は副官を見送った後改めて亜美に向き直り
真木班長「何って、前話した書類仕事を手伝うって奴さ。アタシも元衛士で部隊率いて居たから、書類仕事をせざる終えなくてね。
せっかくだから手伝おうかときた訳さ。」
と言いながら亜美の近くに寄る。

恐縮したように話す亜美。
亜美「あ、そんな。それはお言葉だけで充分ですよ。例の件(犬神家事件の事)で整備班も頑張って頂いて連日お疲れ様でしょうに。。」

真木班長「何言ってんのさ?アンタだって頑張ってるんだから、良いんだよ。
流石に教えてもらわなきゃできない部分もあるけど、出来るところは手伝いたいのさ。
副官だけじゃなく、アタシにも頼っていいんだよ。」
子を見る様な優しい笑みを浮かべる真木班長。

母親のような微笑みを見た亜美は亜紀お母さん見たいと思い、恐縮しながら。
亜美「有り難うございます、とても嬉しいです。ではこれはこうやってこうなりますので宜しくお願いします、私はこれを。」

とそこに副官の橘中尉が入ってくる。
橘副官「失礼します、コーヒーをどうぞ。私は横の副官室で副官関連の仕事をしてますのでなにかありましたらお呼びくださいね<(`・ω・´)」
と言って、退出する。

書類仕事をしながら亜美は聞く。
「不躾けな事をお聞きしますが、どうしてそこまで私達姉妹に良くしてくれるのですか。」

真木班長「アンタら姉妹を気に掛ける理由?うーむ、なんだろうね。アンタらを見てると放って置けないんだよ。
もしかしたら話してくれたアンタらのお母さんが、アタシに2人をお願いしますなんて言ってるのかもね。」
冗談混じりだが、何かを確信した様に真木班長は言う。

驚いたように視線を向ける亜美。
亜美「あ、今ちょうど亜紀お母さんのような微笑みをされていて、、、申し訳ないです。お母さんみたいななんて、でも嬉しいです。」
そしてちょっと寂しそうに話す亜美。。
亜美「両親には本当に良くしてもらって、、これから親孝行がやっとできるかなと思っていたのですが。。」

それを見た真木班長、彼女の頭を撫ではじめた。
真木班長「親孝行か、両親の事を忘れずに日々生きているだけでも十分な親孝行さ。
代わりにはならないけど、アタシが支えるさ。遠慮せずに頼りなよ?」

頭を撫でられてうれしそうに微笑む亜美。
亜美「嬉しいです、有難うございます。でも私には後ろを任せられる紫音(副官)がいます。それよりも、、
奈美が心配です。お願いです。あの子は私よりも人の思いに敏感で、助けてあげたい思いが強すぎて、
心を痛めてしまっている時がかなり有るように思います。」

それを聞いて真木班長は思った。
真木班長「確かにそうだな、でも後ろを任せれる奴は多い方が良いさ。
奈美は凄く優しい子だよ...それに此処に来る前、一度会った様な気がするのさ、此処で初めて会った筈なのに可笑しな話だよ。」
ふと思い出した様に言う真木班長。

亜美「有難うございます。こんなにも私達姉妹を支えていただいて。」
奈美の事を聞いて思い当たる節があるのか、、、答える。
亜美「、、、それって、もしかして、九州防衛戦時ではないですか?」

真木班長は驚き。
真木班長「なんで分かるんだい?確かにあの日、左脚を失ったその時に見た様な気がするけど...まさか例の能力かい?」
以前亜美から姉妹の秘密を聞いた彼女が言う。

思い当たる節があるのか、亜美はため息をつく。
亜美「あの時(中国地方戦線防衛戦の事)私も助けられたのですが、そうです。その例の能力の1つです。
私も帝都京都防衛戦時に奈美を助けるために使いましたが、、、
やはり、あの時短期間で私を助けるために、そして真木さんを助けるために、、、。短期間に3回も。。。」

亜美「どおりで後でその前後の記録を見たらあの子、直後に倒れたらしく。。。何も本人は言わなかったですが、私には解るので。
能力を使いすぎて精神が、、、優しすぎるのですよ奈美は。。。」

真木班長「そうだったのかい...奈美を支えなくっちゃね。次会ったら、褒めちぎらないとね。
本当に優しいね...大切にしなきゃバチが当たるよ。」
タバコを吸いはじめながらも、その時のことをしみじみと思い出す。

心配している顔で亜美は話す。
亜美「奈美はとても他の人に優しくてそして人の思いに特に敏感です、優しすぎる。それがあだとならなければ良いが、、
でも真木さんを助けられて良かった。うん、それは本当に。あの子は本当に大事にして、護ってあげたいのですよ。」

真木班長もそう思った。
真木班長「同意見だね、でもアタシは奈美だけじゃなく亜美、アンタも大事にしたいんさ。
姫路でのスカウトは心に響いたからね!どんなことがあっても、アンタ達の味方だよ!」
また亜美の頭を撫でたあと。
真木班長「良い加減に作業に集中しようか、これじゃあ終わる物も終わらないね。」
と言い作業に集中する。

その言葉がうれしかったのか、亜美は2回も撫でられ、恥ずかしくもあるがとても心が温かくなり、仕事に集中できた。
「有難うございます。煮詰まってましたが、これで仕事進められそうです。」
真木班長が手伝ってくれたおかげではかどり書類整理は明け方までには何とか、終わったそうな。
END

Twitter上でやっているショートストーリーの再構成して追加修正した内容となります。
ほんとに真木整備班長さんおかんみたいで素敵。みんなのお母さんw優秀な整備班長ですね。