きょうふクラブ幽霊部員  安 索尼のブログ -5ページ目

きょうふクラブ幽霊部員  安 索尼のブログ

恐怖という極限状態で出現する人間の本性を見つめる、それが「きょうふクラブ」。
その幽霊部員の安索尼が、恐怖についてあなたに語りかけます。

史上稀に見る「集団ヒステリー」の時代、
中国の「プロレタリアート文化大革命」。
虚構ではなく、現実に存在した
「恐怖の時代」である。
それも、1960年代後半から70年代後半までのことなので、
我らきょうふクラブのメンバーの殆どにとっては、幼少期に同時代的にあった出来事である。

その時代、紅衛兵と呼ばれる一種の愚連隊がバイブルとして持ち歩いていたのが、
「毛主席語録」。

その抄録と、当時の中国の至る所に貼り出されていたプロパガンダのポスターを挿絵がわりに載せた小冊子が香港で出回っていて、
友人が贈ってくれた。

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当時の紅衛兵(世代的には当時のTeenager)は、ある意味「悪霊に取り憑かれた暴力集団」であったと見ることもできる。彼らはろくな教育も受けず、かなり偏向性の強い活動に没頭していった。その残渣が、今日の中国の理解し難い、ある意味常軌を逸したとも言える行動にも現れている。

2013年6月28日付きょうふクラブのサイトへの、わかぞみ部長の投稿「妖怪学」(北斎の絵を伴う記事)の末尾に、
「人間の心の有り様や社会の動きが関係している」と記されていた。

大量の「悪霊」に取り囲まれる、生命の安全すら脅かされるという極限状態、この中で常人はどんな行動をとるのか?
妖怪は、必ずしも暴力的ではないが、
紅衛兵が幅を利かせた恐怖の時代について考察してみる、その爪痕が現代にまで尾を引いていることを認識する、
こういうのも、わかぞみ部長の提起する「きょうふクラブの趣旨」に合致する。ならば、クラブの活動スコープとして考えるのも悪くないのではないだろうか?