クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章 -4ページ目

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 さてさて、前回のブログの正解は・・・・

もう、野戦三十郎さんが答えを出していましたねーーー。

 

 答えは4ドァーでした。

 

 これが一般的なR33 GTR です。

ちなみにR32.33.34のGTRはどれも2ドァーです。

 

 今回の出展車。

 オヤジは当初、FR車のECR33型のスカイラインをGTR風にしたのかなぁーー??と、思っていました。

 

 しかし、何となくたたずんでいる雰囲気が違っているように感じて、じっと見ていると・・・

 

 後ろのエンブレムに40アニバーサリーという文字が・・・

もしかしてこれは・・・と、よーーく見ると、

 オーデックバージョンのエンブレムが・・・

 

 これがスカイライン誕生40周年を記念して、限定400台制作された幻の4ドァーのR33 GTRでした。

 

 イャーー、久し振りに貴重なGTRを見てしまった♪

 

 ちなみに6月にヒロミさんが出ている、旧車を買って、レストアをしてもらい、オークションに出すと言う番組で、これと同型のオーデックバージョンで850万円を出し、レストア済みの4ドァーのR33 GTRが710万円で落札されたのであるが、このR33の売りは、スモーキー永田さんがチューニングされたエンジンとのことであった。

 

 普通の人はあまりピンとこない名前だと思うが、オヤジはこの人の名前を特別な意味で知っている。

 

 この人は英国の高速道路で、GTRのエンジンを搭載した80スープラでなんと317km/hを出して、パトカーに追いかけられて逮捕!!

 で、ギネスに乗ってしまったという、とっても凄い人なのだ。

 

 オヤジの中では車はスモーキー永田さん、バイクでは佐藤信哉さんが未だに神として君臨している。

 

 ※ちなみに佐藤信哉さんはご存じ、バトルスーツの発案者で、1989年にドイツのアウトバーンでGSX-R750Rで、当時の市販のバイクが250~260km/hが限界というなか、始めて公道300km/hオーバーを達成した人である。

 

 このとっても珍しいR33 GTRを見たおかげで、ふと、スピードに魅入られていた、若き時代を思い起こすオヤジであった。