こんばんは、酒くずです。







はい、今日はチヌ(クロダイ)をいただきました。


チヌ(クロダイ)とは、一言で言えば漁師さんからは忌み嫌われる存在です。

というのも、この魚、とにかく安いのです。


そのクセして、食害魚としても知られていて、近年では育成途中の養殖カキや、海苔(ノリ)を食べてしまうことが判ってはいるのですが、やはり前述の通り値段が安いので、それ専門に採る人がいないのでとにかく増えます。



そしてこの魚がなぜ安いのかというと、まず第一に時期によっては本当に不味いから。


当たりを引けば、その不味い時期でも美味しい個体を引き当てることができるかもしれませんが、わたくしは出会ったことがありません。


しかしながら、旬を迎えた冬のチヌ、その中でもよりすぐりの個体は、どんな魚にも勝る逸品であると思っています。

個人的には、腹を押した時に海苔(ノリ)を食べていて、尻尾の付け根まで〇〇と肥えている個体。それは言葉を失ってしまうほどに美味である証拠。

話は戻って第2の理由。知名度では鯛(タイ)に負け、流通量でもやはり養殖鯛には勝てません。(ましてや色も悪い)

チヌ(クロダイ)にとって最大のライバルである真鯛が立ち塞がるのです。


しかしながら、それもチヌ(クロダイ)の知名度が低いことが原因。

もう少し世間に知れ渡れば、鯛に変わる高級魚として取り扱われること間違い無しと考えています。

そうなれば魚価も上がり、漁師さんはチヌを曳いて食害魚が減る。

するとカキ養殖やノリ養殖での食害による売上減少の原因が取り除かれ、売上が上昇。それによって起こることは?


収益が上がればそれだけ国の税収が上がる。ということです。

その先は皆さんの想像にお任せします。(投稿主が大分酔ってきたので)










こんな感じ。



ちなみに2枚目の煮付けは、水1、みりん1、料理酒1、醤油2、砂糖小さじ半、生姜チューブワンプッシュをレンチンしたやつです。👍


普通に煮付けになったので、これから少ない数の魚を煮付ける場合はレン◯ンこそが正義となることでしょう。