あのあと、部屋に戻らせてもらって、震える体を布団にくるまって暖めた。お腹が痛くて全身が不快で堪らなかった。
頭痛に襲われて、薬を飲んでもなかなか治まらずに、これはやっぱり風邪を引いちゃったかなと思いながらただただ痛みが引くのを待っていた。
こんなに頭が痛いのはいつぶりだろう。小さい時熱を出して、看病してくれる母のことを思い出した。
今はひとりだ。この世の誰にも知られることなく不快感は世界に放出されていく。
明日はどうしよう。もう疲れて、どうしようかも、考えたくない。きっと眠っても治らない疲れだ。
眠っても薬を飲んでも治らない病気だ。
未来がどうなるか。考えることは、私にとって、きっとフルマラソンを完走するより疲れてしまう。今は。
幸せを望んでるわけじゃない。幸せは続かない。
それに、幸せは手に入らない。
ずっと誰かのアパートの、マンションの裏で匿ってもらうような人生なんだろう。それを、受け入れてしまうような私だから。