ヨヒンビンは、ヨヒームツリーの樹皮から抽出されたインドールアルカロイドの1つで、選択的に交感神経アルファ2受容体遮断作用します。
ヨヒンビンを陰茎海綿体へ直接投与しても勃起が起こらないこと、脳の内側視索前野や視床下部(ともに性機能に関与しています)に交感神経アルファ2受容体が存在することが確認されており、ヨヒンビンは抹消から中枢神経系に作用するのではないかと推測されています。
しかし、臨床的な二重盲検試験においては、ヨヒンビンと偽薬との間に有意差が出なかった報告もあり、その有効性に対する科学的根拠に乏しいのが実状です。
なので、心因性の勃起不全のみが対象になると思われます。
日本では大衆薬として数多くのヨヒンビンが発売されています。
例としてはガラナポーンなどです。
経口薬としての勃起不全治療薬をご紹介してきました。
今でも勃起不全 を治療する経口薬は開発中のものが数多くあり、今後もっとも発展が期待される分野であり、市場でもあります。
勃起不全の原因は、末梢神経系と中枢神経系が複雑に入り交じっています。
近い将来に勃起不全の経口薬での治療は、2つ以上のクスリの併用(多剤併用療法)が主流になると予測されています。
その症状1つ1つに対してのクスリの開発が進んでいくことでしょう。
経口薬は体に入るものなので、しっかり安全性を確認した上での服用が大事になっていきます。