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やっぱりね:IP偽装犯人は馬鹿じゃありませんです

【八木啓代のひとりごと】 2013/2/15 より


やっぱりねという感じになってまいりました、IP偽装事件です

容疑者とされて晒し者にさらされまくっていた方が、
かの足利事件の佐藤弁護士に弁護を依頼したことで、
話が面白くなってまいりました

もしあたくしが犯人だったとしても、
猫の首にソースコード入り首輪をつけた段階で、
自分のパソコンをきれいにいったん完璧に初期化して、
すべてインストールし直しているでしょうし、
ウイルスを、ネットカフェや職場のパソコンで扱うわけないですから、
物的証拠はなにもないですよね

ましてや、猫の首に首輪をつけている瞬間が
目撃なり撮影されていない限り、
そして、供述調書などがなければ、
そんなもの、裁判では証拠にも何もなりません
不起訴にせざるを得ないでしょう

検察・警察をからかうのが目的の犯人ならそんなこと、
はじめから承知のはずですから、
もしも、現在容疑者扱いされている方が犯人だとしたら、
検察はそれも含めて、はじめから嵌められていたことになりますし、
別の人が犯人だとするなら、
彼を次の嵌めるターゲットに決めて、
行動を探っておくことはネット時代ならそう不可能じゃありません

身近な人間ならもちろん、
片山氏がツイッターでもやっていれば、
雲取山に行ったことでも呟いていれば、
それに合わせて例のクイズを作ることは可能だし、
江ノ島に行くことを知っていれば、
そこを狙えばいいだけのことですね。

さあ、強圧的な取調べで被疑者をむりやり自白させる
という手が通用しない警察と検察、
このニュータイプの容疑者にどう立ち向かえるでしょうか

また、ソースコードとウイルスの区別もつかない、
マスコミの皆さんも、よく知らなかったけど適当に、
警察発表通りに書いちゃいました、
ではすまされないでしょう

名誉毀損訴訟の準備はなさっておいた方がいいと思いますよ



〔関連記事〕
【時事通信】 2013/2/14 より

「明確な証拠なく、逮捕は疑問」
=片山容疑者の弁護人会見-PC遠隔操作事件



遠隔操作ウイルス事件で、
威力業務妨害容疑で逮捕されたIT関連会社社員
片山祐輔容疑者(30)の弁護人の佐藤博史弁護士(64)らが
14日記者会見し、
「警察から明確な証拠が示されておらず、逮捕には疑問がある」
と訴えた

神奈川県・江の島の猫の首輪から、
ウイルスに関する文書などが盛り込まれた記憶媒体が見つかり、
警視庁などの合同捜査本部は片山容疑者が関与したとみている

佐藤弁護士によると、
同容疑者は
「江の島には行ったが、猫に首輪は付けていない
ウイルスが自宅や職場のパソコンから出るはずがない」
と供述しているという