「デタラメ」覆すか 班目氏 原発再稼働けん制
この見出し さすが、「こちら特報部」
【東京新聞】 こちら特報部 2012/2/18 より
原発の再稼働条件とされている安全評価(ストレステスト)の一次評価は
「再稼働とは関係ない」
大飯原発3、4号機の再稼働をけん制する発言が17日、
原子力安全委員会の班目春樹委員長の口から飛び出した
原発の安全規制を担う「原子力規制庁」が4月に発足すれば、安全委は廃止される
これまで「デタラメ」と揶揄されてきた班目氏
最後に意地を見せるか
(佐藤 圭)
安全委廃止へ “最後の仕事”に期待
この発言は民主党の川内博史衆院議員との会談の中で出た
川内氏は現行の原発安全設計審査指針を改定せずに
再稼動を認めた場合、「再び事故が起きれば国の責任が問われる」と指摘
安全委で一次評価結果が妥当かどうかを審査中の大飯原発3、4号機の再稼動に
反対するよう求めた
同指針では短時間の全交流電源喪失は想定していたものの、
直流電源まで失うことまでは「想定外」
福島原発では直流・交流両電源が水没した
班目氏は
「一次評価は再稼動とは関係ない」 「指針の改定に全力で取り組む」
などと応じた
川内氏は会談後、
「非常に冷静な判断だ
福島事故の深い反省の上に立った発言だ」 と評価した
福島の事故では責任逃れに終始
班目氏は事故当時、1号機などの爆発を予測できなかったり、
住民避難のためのSPEEDIを「粗々もので社会を混乱させるのではないか」と
隠蔽するなど不手際を連発した
15日、国会の原発事故調査委員会が開いた会合でも
「(SPEEDIの)予測データは逐一公開されるべきだった思うが
(想定通り)動いていたら、うまく避難できたと思うのは誤解だ」と
責任逃れに終始した
それでも「職務を全うすることこそが、私の使命
逃げ出したら末代までの名折れだ」 と自発的辞任を拒否
「デタラメ」 という避難が殺到したが、国会同意人事の安全委員ポストは、
罷免する際にも国会を通さなければならず、政府としても切るに切れない状態が
ズルズルと続いてきた
社民党の福島瑞穂党首は消費者行政担当相を務めていた2010年3月、
班目氏を安全委委員に充てる国会同意人事案に一時反対した
班目氏が2007年の浜岡原発訴訟で、長時間の電源喪失の可能性について
「どこかで割り切らなければ原発はできない」
と証言したのが理由だ
福島氏は
「福島事故のような全電源喪失について考慮することはないと言った張本人
原子力ムラでも、もう少ししっかりした人を委員長にしておけば、
3・11以降の対応は違っていた」 と憤りを込めて振り返る
ただ、原子力規制庁や、その監視機関の原子力安全調査委員会が予定通り、
4月にスタートすれば、安全委は廃止され、班目氏も3月いっぱいで“失職”する
安全委委員長の報酬は何額1,785万円、月額93万6千円
最後の最後で厚遇に見合った仕事ができるか
会談した川内氏は
「班目氏は今後、記者会見などでも、しっかり発言してくれると約束した」と
期待するのだが・・・・
(転載了)
責任をとる必要がなくなってから、そんなこと言われたって
何の役にも立ちません
やっぱり、デタラメさんは、最後までデタラメさんでした
班目委員長 1次評価のレベル疑問「原発再稼働と関係ない」
【東京新聞】2012/2/18 1面より
原子力安全委員会の班目春樹委員長は17日、
定期検査で停止中の原発を再稼働する条件とされている安全評価
(ストレステスト)の一次評価について
「再稼働とは関係ない
二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない
一次評価は安全委が要求している(安全性の)レベルに達していない」
との見解を示した
安全委で一次評価結果が妥当か否かを審査中の関西電力大飯原発3,4号機
(福井県おおい町)の再稼働問題に影響を与えそうだ
民主党の原発事故収束対策プロジェクトチーム事務局長の
川内博史衆院議員との会談の中で述べた
経済産業省原子力安全・保安院は13日、関電が提出した大飯原発3,4号機の
一次評価結果を「妥当」とする審査書を安全委に報告
安全委も妥当と判断すれば、政府は福井県など地元自治体の同意を得たうえ、
首相と関係閣僚の判断を経て、早期に再稼働したい意向だ
しかし、班目委員長が「一次評価は再稼働に関係ない」との認識を示したことで、
安全委に再稼働の可否を判断する権限はないものの、
福井県が一段と再稼働への慎重姿勢を強める可能性がある
安全評価には、定期検査で停止中の原発の再稼働の条件となる一次評価と、
全原発対象の二次評価がある
一次評価は核燃料の溶融を防ぐ対策のみ、
二次評価は核燃料が溶融する深刻な事故の対策までを対象とする