審尋(しんじん)の経過報告 | GHIユニオンのブログ

審尋(しんじん)の経過報告

ユニオン各位


2月8日(月) 11:30~ 東京地方裁判所にて審尋(しんじん)手続きが行われましたのでご報告いたします。


裁判官と書記官立会いのもと、グローバルホットライン社代表取締役社長の菊地浩介氏とグローバル社の弁護を行うアイランド法律時事務所の木村弁護士が出廷し、グローバルホットライン社は第三者破産の申し立てに異議なしという書面を提出されました。


今後は管財人も選定されましたので、破産決定が早ければ2,3日中には決定される見通しとなっております。


また破産に関しては労働債権があるグローバル社、SGテレコム社、インフォリッジ社の合計3社に関して破産手続きを進めております。



最後に、現在グローバルホットライン社のホームページに記載されている”調査委員会”の記事内容に関して、裁判官からの問いただしに対し、菊地社長とその関係者にて記述、情報掲載を行ったことを菊地社長自身が認められたとのことです。調査委員会と称する機関は実態としてはなく、裁判官から損害賠償等に発展する内容なので、速やかに下げるよう指示がありました。



今後の流れ

※破産決定後は、裁判所が選任する管財人主導にて、資産/負債の調査を実行します。


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※同時に、破産後に管財人が労働者福祉機構への立て替え払い制度の取りまとめ/申請を行います。


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※管財人が書類一式を労働福祉機構へ提出後、不備等がなければ、約1,2カ月で一定の率にて個人別
 未払い賃金分が立て替えて支払われます。※詳しくは現行の制度を参照ください。
 http://www.rofuku.go.jp/kinrosyashien/miharai3.html



以上、破産決定がされ次第、またご報告申し上げます。