大山崎町歴史資料館のイベント「西観音寺跡(椎尾神社)の現地見学」に参加。

集合時間に行くとそこには顔見知りばかり😅ふるさとガイドの会の面々だ。

現地に行く前に歴史資料館2階の展示室で西観音寺に関する展示物の説明。このイベントの素晴らしい所は学芸員資格のある館長が直々に説明されるところだ。

資料館から出て、西に進み、大阪府島本町にある西観音寺跡に向かう途中も随所で説明。

西国街道から宝寺への参道口

細い川沿いの狭い道でお寺に至るのが一般的だそうだ。

関大明神社

ここから摂津国(大阪府)になる。

府境の川

国境石(これより東 山城国)

中世の大山崎は五位川と水無瀬川に挟まれた地域で、摂津国と山城国に跨っていた。

現在では、摂津国の地域は大阪府島本町山崎、山城国の地域は京都府大山崎町大山崎となっている。

さらに西に行くと踏切がある。

線路が4本あり、断続的に遮断機が下がる。前面の道路は西国街道。

この奥に椎尾神社がある。

西観音寺は慶長年間に衰退して、明治時代になって廃仏毀釈により廃寺になっているが、江戸時代の「摂津名所図絵」では西国街道に面し、本堂まで一直線で行ける伽藍配置になっていた。

絵図によると踏切辺りが広場になっていた。

江戸時代に描かれた「山崎合戦図屏風」では閻魔堂前の広場に羽柴秀吉の本陣がある。

この辺りに羽柴秀吉本陣があった?

山崎蒸溜所構内通路のように見えるが、全て公道。




現在、山崎蒸溜所は秋の創業100年を控え、お化粧直し中。秋には見学も再開され、各種のイベントも計画されている。楽しみ😊

西観音寺の敷地は、道路と椎尾神社の部分以外はほとんど山崎蒸溜所の敷地になったらしい。


椎尾神社






湧き水




「摂津名所図会」の伽藍が偲ばれる地形だ。

館長による説明はここまで。ありがとうございました。🙇‍♂️

その後、歴史資料館までもどり、ロビーで雑談し、帰宅。


ジム活はリトモスをキャンセルしたので、お風呂会員😓


きなこ&もちはくろたんを恨めしく見詰める。