2023年11月18日 14時24分 死亡宣告


父が亡くなりました。


享年77歳。


仕事中に母からラインが入り

病院から危篤の連絡が入ったからと

言われた20分後


「遅かった」


この一言で、亡くなったと理解した。


私が到着して、看護師さんから今後の

説明を受け、死亡届を受け取り、葬儀屋

さんの車で遺体を自宅へ運び、これからの

流れを聞く。


死ぬ間際に多額の借金が発覚し、葬儀を

する余裕も無いし、何より本人が葬儀は

しなくていいという遺言を残していたので

葬儀屋さんにも全てお話して、直葬に

してもらう方針でいた。


けれど、納骨するお寺によっては、直葬

というのは許されない宗派もあると聞き、

母がお寺に確認。

お坊様が明日来るそうなので、そこで

相談。

また、火葬場も1週間先まで空きが無いと

言われ、明後日には安置室へ動かす予定。


すべてが初めての事で、本当にわけもわから

ないしどれだけお金がかかるのかも不安。


ましてや借金の全容もわからないので、

頭のいいお嫁さんにも、相続放棄を

するなら3ヶ月しか猶予無いから早めに

動くべきと言われたけど、母が生きている

限り、この家は守りたい。。


借金の額によっては、放棄せざるを得ない

のだろうけど。。。


まともな親元に生まれたら、ちゃんと

お葬式もあげただろうし、ずっと泣いて

故人を偲んでいただろう。思い出話し

したりね。


けど、父の遺体の前で話すことは、今後の

借金返済とか頭の痛くなる話し。


残された家族をこんなに苦しませた父に、

悲しいとか、寂しいとか全く無い。


唯一、高額なホスピスに入る前に逝って

くれたこと。沖縄旅行とかぶらなかった

こと。感謝したのはこれくらい。

冷たい子供だよね。


明日は母の親戚が集まる予定。

20年近く会ってない身内が沢山。

明日からしばらく仕事も休まなくてはいけない。ちよっとでも収入ほしいところ

なのに。。


来週は役所や法律事務所に行かないと。


ほんと、頭の痛い問題を残してくれました。