先日、ガーナのジョン・マハマ大統領が、

プラスティックを利用するメーカーが廃棄物問題を管理しなければ、

国内でのプラスティック使用を禁止する政府の意向を発表した。




水道水の供給がまともじゃないガーナでは、

Pure Waterと呼ばれる便利な袋入りの水が売られている。

手軽に買えて飲めるから飛ぶように売れ、飛ぶようにゴミになる。



飲んだ後は、そのままポイ!しちゃう人がまだまだ多い。

先日の大雨で流されたプラスティックゴミの山や、洪水被害をもたらすなど

確かに、プラスティックの利用・廃棄状況は深刻な問題だと思う。



ガーナの環境保全局では、

この法規制ができれば、国内のごみ問題が解決するのよねぇ~といっている。




小袋入り水袋が販売されるようになってからは、

安全な水を確保することが困難な地域に住む多くのガーナ人が救われている。



そこに住む人たちの困難な生活や、水が原因の感染症など。。

(状況に興味がある方は、過去ブログをどうぞ


本当だったら、全ての国民に安全な水を供給するということは、

政府がやるべきことではないか!!と思うところを

他国の支援におんぶに抱っこ。。


そんな中で、


ガーナの民間人のアイディアで生まれた

”小袋入り水の製造・販売”という小規模ビジネスにより、

国連ミレニアム開発目標のゴールである今年2015年に向けて、

水・衛生、保健分野では、ガーナはかなりの成果を上げているではないか!!

雇用も増えたではないか!!

経済効果も高めているではないか!!


更に、


最近では飲み終わった袋の回収→リサイクルが進んでいるガーナ。

しかも、行政サポートもなく、民間の力によるリサイクルビジネスである。



その矢先の大統領の発言に、

国内の廃棄物処理事業者やリサイクル事業者で組織される

環境サービス提供委員会と、袋入り水製造業組合が猛反発中!!



そんな、簡単にプラスティック使用を禁止するんじゃなくってさぁ、

プラスティック輸入、製造事業に対し増税して

その分で、廃プラスティックの回収、リサイクル事業を回すとか

もっといい解決策を考えようよ!!


と言っている。



ごもっともである!!


プラスティック製品の使用を禁止することで、

生活が基盤が回らなくなることが増え、

現状が悪化することは目に見えている。

特に痛手を受けるのは、貧困層。。。



ちなみに・・・

プラスティックリサイクル業の実態は、

廃プラスティックを購入し

処理工程にかかる電気代が高いのに加え

長期的な計画停電のため、発電機にかかる燃料費がかかりすぎて

赤字の赤字でクローズダウンを検討しているところが多いのが現状。



政府よ、そんな安易な政策で良いのか??

ミレニアムゴールの達成を、いともたやすく表面的な数値に変えてしまうのか!!



次は、持続可能な開発目標(SDGs)が控えているんだぞ!!


ガーナの民間中小企業はそんな目標を意識しなくとも、

ずいぶん前から持続可能な開発に向けて動き出しているのに、

政府が邪魔しちゃいかんだろぉ。。。