ブスアから、タコラディ・セコンディ方面に向かいます。

車に積まれているものを眺めながら、この地域の産物と流通を垣間見たりします。

朝の漁で揚がった魚

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タクシーに目一杯詰め込んでマーケットへ向かっています。



ガーナの主要輸出品目(今じゃ主要じゃないと思うんだけど。。)でもある木材。

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昔と比べると、木の太さが細くなりました。。。
環境省による森林保護の方針で、森林局の伐採規制も厳しくなり、現在では輸出量が激減しました。

現在、ガーナの輸出品目で上位を占めるのが金、石油、そしてカカオです。


昔は、金の流通手段に鉄道が使われていました。

元々、ガーナ鉄道は金の流通目的でイギリスにより開設されたものです。

イギリス植民地時代に、内陸部にある金鉱山の町オブアシからセコンディ港まで金を運び、セコンディ港から輸出するために作られたのが始まりです。

そのうち、ボーキサイトやマンガンを運ぶためのタークワ線ができました。

鉄道網は次第に伸び、アシャンティ王宮のあるクマシ(現在の副首都)までつながり、木材やカカオが運ばれるようになりました。

輸出品目が増え手狭になったセコンディ港に代わり、新たにタコラディ港が整備され、タコラディがガーナの主要貿易港になりました。




また、タコラディからアクラの路線と、クマシからアクラも結ぶ線もできました。

これにより、国外輸出のためだけではなく、国内流通も栄え始めました。
内陸部からは農産物が、沿岸地域からは魚介類が運ばれるようになり、各地方の豊かな食材が庶民の手に行き渡りやすくなりました。



鉄道移動(輸送)は安価なのでマーケットマミーの利用率は高く、客車は農産物の山。。
到着駅には、地元の人たちがプラットホームに農産物を並べて待っています。

日中到着する駅では30分から1時間ほど停車し商いが始まるのです。
地元産のものを売る農民、列車に積み込んだ農産物を売るマーケットマミー。
どちらも、売る方、買う方。

走行速度も遅く、停車時間も長いガーナ鉄道旅行。
タコラディからアクラまで27時間もかかりました。

時代の流れとともに交通手段も発展し、多くの主要輸出産物の輸送はトラック輸送に頼るようになり、また、安全面を確保する目的で、金はヘリコプターで運ばれるようになりました。


主力の顧客を失ったガーナ鉄道。。
維持管理が追い付かず、とうとう土砂で埋もれた線路を整備する力もなくなり。。。

クマシ―アクラ線は、どうやら私が乗リ合わせた列車がンココウ手前で脱線したのを最後に再び運行されることはなく、とうとう廃線となったようです。

その後、長距離客車はすべて廃線となったと聞いています。

安い運賃で大量輸送ができた鉄道が使えなくなり、農産物はトラックやトロトロで運ばれるようになりました。
交通費が高くなった分、市場の農産物の物価が上がったわけです。


さて、主要輸出産物の国内輸送が鉄道から車両に代わり、大型トラックの数が増えました。
中古の大型車両を輸入していた人たちは大儲け!

しかし、ここで新たな問題が・・・

炎天下に照らされるアスファルトは溶けやすく、その上を重量の重いトラックが走るようになり、主要都市を結ぶ幹線道路がぐんにゃりとよじた箇所が増えたのでした。

ここ数年、いろんな国の支援によりガーナの主要道路の整備がかなり進んでます♪

トラックの重量規制もあり、幹線道路では重量のチェックポイントも増えました。

でも、掟破りの重量オーバートラックは、なかなか減りません。。
チェックポイントを迂回したり、袖の下通貨するトラックがいるためで。。。

そういうところだけは今も昔も変わらない。。

そんな無駄な努力とかかる時間とコストを考えたら、制限内の積載量にすればいいのにな。。と思うのでした。