現在、ガーナは電力不足で首都アクラでも頻繁に停電に見舞われております。。。
しかし、地方に行けば電力も水も供給されていない地域はた~くさんあります。
そのようなBOP層をターゲットとし、先進技術を持つお国による新商品開発が進んでいます。
*BOPとは、「Base of the Pyramid」の略。
世界の所得別人口構成の中で、最も収入が低い所得層を指す言葉で、約40億人がここに該当すると言われる。
*BOPについてのわかりやすい能書きとビジネス例Part1は、過去ブログ記事をご覧ください。
今回の商品は、ソーラー式井戸水汲み上げポンプとワクチン保管用冷蔵庫(フランス製)。
上の二つの商品は、大変高価なものですが、メンテナンス体制が整っています。
しかし、電気・水のない地域に住む低所得者には、とうてい購入できるような代物ではありません。
じゃぁ、売れないべさ。。
と思いなさんな。
BOP層の多くは、基礎生活レベルが水準以下。
そういう困窮者をどうにかしようとする国際的な動きがあります。
***********以下、ちょっと能書き**********
世界中の様々な課題の解決に向け、以下の7つのテーマで国際社会が連携・協調して取り組むことを合意したミレニアム宣言というものがあります。
1)平和、安全及び軍縮
2)開発及び貧困撲滅
3)共有の環境の保護
4)人権、民主主義及び良い統治
5)弱者の保護
6)アフリカの特別なニーズへの対応
7)国連の強化
国際社会共通の目標「ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)」を策定し、国連、国際機関、各国政府が目標達成に向けて開発支援をしています。
MDGsは、2015年までに達成すべき8つの目標の大枠は以下の通り
目標1 極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2 普遍的初等教育の達成
目標3 ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
目標4 乳幼児死亡率の削減
目標5 妊産婦の健康の改善
目標6 HIV/エイズ、マラリア及びその他の疾病の蔓延防止
目標7 環境の持続可能性の確保
目標8 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進
各目標はもう少し細かく分かれております。
尚、2015年以降は、持続可能な開発目標(SDGs)として引き続きの取り組みが行われるようです。
詳しくは、ググってみてください。。
*************能書き終了***************
BOPビジネスに話は戻ります。
つまりは、国連ミレニアム開発のテーマ、目標に合致する商品開発をするとよいのです。
例えば、上のソーラー式井戸ポンプは、目標の1~6までのすべてが当てはまります。
ソーラー式ワクチン保冷庫は、目標の4~6が当てはまります。
更に、開発の世界には分野というものがあります。
教育
保健医療・福祉
水・衛生
農林水産業
通信・運輸
食糧・栄養
エネルギー
などなどなどなど。。。
開発支援では、各国政府が援助対象国別の国別の援助方針というものを掲げ、どの分野に力を注ぐかなど、ある程度フォーカスした援助計画を持っています。
それらすべてに合致した商品開発をすると、開発支援プロジェクトで使ってくれる商品となるかも。。
そして、最も重要なのが現地でのニーズをくまなくチェック
最後に、地域住民が今後継続して使用し続ける体制(維持管理体制)を整えれば、イケイケゴーゴー商品となることでしょう。
また、大型の高価なものだけでなく、巷でもっとも需要がありそうな商品販売を同時に取り組むのです。
開発支援プロジェクトで製品と技術の質の良さをアピールした企業は消費者の信頼を得ることができます。
壊れやすい中国製のソーラー式小型アイテムが安価で出回り、安かろう悪かろうという品物の質がわかり始めているガーナ。
このフランス企業の商品は「良質の商品」と判断されやすく、ちょっと高くても購入しちゃう人が増えるころです。
しかも、この限界を超えた停電状況では、小型ソーラーたちは、ウッホウッホのうほほ~~~だったりとか


↑ソーラー式充電器、電灯、テレビなどなど
さぁ、さぁ、ジャパニーズ・テクノロジー!!
ガーナにかも~~ん!
商品開発計画はお早めに♪


