在ガーナ日本大使館から、エボラ出血熱に関する最新情報が発出されましたので、こちらでシェアします。
エボラ出血熱に関する広域情報の更新等
在留邦人の皆様には、日頃から当館の業務につき御理解、御協力いただきありがとうございます。エボラ出血熱の発生状況に関する感染症広域情報を更新しましたのでお知らせいたします。
1 感染症広域情報(その19)(10月16日付)
主な更新内容は次の点です:
●WHOの10月15日付けロードマップ報告によれば、西アフリカ5か国におけるエボラ出血熱感染者数の合計は8,994人(確定例、可能性例、疑い例含む)、うち4,492人が死亡したとのことです。
●10月6日にスペインでは、アフリカ以外では初となる二次感染例、12日に米国において同様の二次感染例が報告されています。
●セネガルでは8月28日に1例目の感染者発生が報告されましたが、その後のさらなる感染例は、疑い例を含めて確認されませんでした。また、すべての感染接触者について、21日間の経過観察期間を完了しました。その後、10月9日まで新たな感染者が確認されなかったことから、10月13日,セネガル保健省は、同国におけるエボラ出血熱の流行は終息した旨発表しました。(注:WHOによれば、流行の終息とは、最後に感染例が確認されてから、最大潜伏期間21日間の2倍の42日間新規患者発生がないことと定義されています。)
本文は以下をご参照ください:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2014C342
なお、10月16日現在、ガーナにおいてエボラ出血熱の確定患者は確認されていません。ガーナにおけるエボラ出血熱に関する最新の情報につきましては、WHOガーナ(http://www.afro.who.int/index.php?Itemid=1840
)のホームページをご参考ください。
以下は先般よりお伝えしているエボラ出血熱に関する情報です。
2 当館入館時における感染予防対策の実施
当館では兼轄国であるシエラレオネ及びリベリアからの査証申請も受け付けていることから、エボラ出血熱の感染予防対策として、以下の対策を実施しております。お手数をお掛けいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(1)手指消毒液の設置(設置箇所:正面受付、待合室)
(2)入館時の渡航歴確認及び体温測定
入館時、当館セキュリティスタッフより渡航歴の確認(過去3週間以内にシエラレオネ、リベリア、ギニアもしくはナイジェリアへの渡航歴があるか)を実施しております。また、状況に応じて体温測定(非接触体温計)をお願いする場合もございます。
(3)エボラ出血熱感染予防啓発ポスターの掲示(掲示箇所:正面受付、領事窓口)
3 渡航情報・治安情報
リベリア及びシエラレオネについては,8月8日付で外務省より以下のとおりの感染症危険情報が発出されています。
渡航者向け
「不要不急の渡航は延期してください。一旦入国しても,商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられない可能性があることに留意してください。」
在留邦人向け
「商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられない可能性があります。これらを踏まえ,早めの退避を検討してください。」
「帰国に際しては,経由地及
び日本国内の空港等で停留される可能性がありますので留意してください。」
詳細は以下のURLを御確認ください。
・リベリア :http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=126#ad-image-0
・シエラレオネ:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=105#header
4 治療施設情報
リベリア及びシエラレオネにおいては、エボラ出血熱患者数の増大に比して収容スペースの拡大が追いついておらず、政府に認定されていない病院でもエボラ出血熱患者を受け入れざるをえない現状となっております。現在、現地では十分な医療が受けられない場合もあります。現地に残っていらっしゃる在留邦人の皆様におかれましては、既に対策は講じていただいていると思いますが、改めて予防の徹底をお願いいたします。(以下5のとおり。)
5 エボラ出血熱とは
・エボラウイルスによる感染症です。
・潜伏期は2 ~21 日程度であり、発症は突発的で進行が早いとされています。
・インフルエンザ同様の症状が進行し、重篤化します。
・発熱、頭痛、腹痛、咽頭痛、筋肉痛、胸部痛、出血(吐血、口腔歯肉、消化管)などの症状が起こります。
・治療は対症療法のみであり、感染予防のためのワクチンはありません。
・エボラウイルス感染症の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れると感染します。
・空気感染はありません。
6 感染予防について
エボラウイルスの感染力は決して強くありません。熱や乾燥に弱く、未発熱の潜伏期間中は他人に感染しません。ついては、以下のような適切な対策をとることで、感染の可能性を下げることが可能です。
(1) 頻回に石けんと流水で手を洗って下さい。アルコール手指消毒も有効。
(2) 衣類の洗剤や漂白剤による洗濯・乾燥。
(3) エボラ(疑い含む)の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れないこと。
7 エボラ出血熱を疑ったら
患者発生地域への渡航、又はエボラ出血熱に感染した疑いのある患者・遺体・動物の血液・体液等に接触した方で発熱、頭痛、下痢、全身倦怠感等の症状を感じる方はすぐに地域の病院へ相談して下さい。その後は不要な外出は控える等、病院もしくはコールセンター(ガーナ255、リベリア4455、シエラレオネ117)からの指示に従って下さい 。
(当館注)
患者数等の情報は随時変更されますのでエボラ出血熱に関する最新の情報につきましては、WHO(http://www.afro.who.int/en/clusters-a-programmes/dpc/epidemic-a-pandemic-alert-and-response/outbreak-news.html
)ならびにCDC (http://www.cdc.gov/vhf/ebola/index.html
)のホームページを御参考にしてください。
以上
第14032号
平成26年10月20日