在ガーナ日本大使館から、エボラ出血熱に関する最新版広域情報が出ましたので、こちらでシェアします。






エボラ出血熱に関する広域情報の更新等







1 感染症広域情報(その16)(9月30日付)

主な更新内容は次の点です:

WHOの9月26日付けロードマップ報告によれば、西アフリカ5か国におけるエボラ出血熱感染者数の合計は6,574人(確定例、可能性例、疑い例含む)、うち3,091人が死亡したとのことです

本文は以下をご参照ください:

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2014C342



なお、10月2日現在、ガーナにおいてエボラ出血熱の確定患者は確認されていません。ーナにおけるエボラ出血熱に関する最新の情報につきましては、WHOガーナ(http://www.afro.who.int/index.php?Itemid=1840 )のホームページをご参考ください。



2 国連エボラ緊急対応支援ミッションUNMEER)について

9月29日、国連総会により設立された国連エボラ緊急対応ミッション(UNMEER)の先遣隊がアクラに到着しました。同ミッションはガーナにロジ拠点を構え、エボラ出血熱感染国のシエラレオネ、リベリアおよびギニア政府のニーズを踏まえながら、移動手段の車両の手配や医療スタッフへの備品の提供など、感染国におけるオペレーション能力の向上を支援する予定です。



3 当館入館時における感染予防対策の実施

当館では兼轄国であるシエラレオネ及びリベリアからの査証申請も受け付けていることから、エボラ出血熱の感染予防対策として、以下の対策を実施しております。お手数をお掛けいたしますが、理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(1)手指消毒液の設置(設置箇所:正面受付、待合室)

(2)入館時の渡航歴確認及び体温測定

入館時、当館セキュリティスタッフより渡航歴の確認(過去3週間以内にシエラレオネ、リベリア、ギニアもしくはナイジェリアへの渡航歴があるかをしております。また、状況に応じて体温測定(非接触体温計)をお願いする場合もございます。

(3)エボラ出血熱感染予防啓発ポスターの掲示(掲示箇所:正面受付、領事窓口)



以下は先般よりお伝えしているエボラ出血熱に関する情報です。

 渡航情報・治安情報

リベリア及びシエラレオネについては,88日付で外務省より以下のとおりの感染症危険情報が発出されています。

渡航者向け

「不要不急の渡航は延期してください。一旦入国しても,商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられない可能性があることに留意してください。」

在留邦人向け

「商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられない可能性があります。これらを踏まえ,早めの退避を検討してください。
「帰国に際しては,経由地及

び日本国内の空港等で停留される可能性がありますので留意してください。」

詳細は以下のURLを御確認ください。

・リベリア  :http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=126#ad-image-0

・シエラレオネ:

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=105#header



5 治療施設情報

リベリア及びシエラレオネにおいて、エボラ出血熱患者が治療を受ける医療機関として政府の認定を受けている主な機関は以下のとおりです。

(1)リベリア

ア フォヤ・ボーマ病院(ロファ県)

イ エボラ出血熱治療ユニット(ボン県)

ウ JFK病院(モンロビア)

エ ELWA病院(モンロビア)

オ アイランド・クリニック エボラ出血熱治療センター(モンロビア)

(2)シエラレオネ(同国保健衛生省の発表)

ア  カイラフン・エボラ出血熱治療センター(カイラフン県)

イ  ケネマ・エボラ出血熱治療センター(ケネマ県)

  現在、ケネマ及びフリータウンに新規にエボラ出血熱治療センターを整備中。

他方で、エボラ出血熱患者数の増大に比して収容スペースの拡大が追いついておらず、認定されていない病院でもエボラ出血熱患者を受け入れざるをえない現状となっております。現在、現地では十分な医療が受けられない場合もあります。現地に残っていらっしゃる在留邦人の皆様におかれましては、既に対策は講じていただいていると思いますが、改めて予防の徹底をお願いいたします。(以下5のとおり。)

6 エボラ出血熱とは

・エボラウイルスによる感染症です。

・潜伏期は2 21 日程度であり、発症は突発的で進行が早いとされています。

・インフルエンザ同様の症状が進行し、重篤化します。

・発熱、頭痛、腹痛、咽頭痛、筋肉痛、胸部痛、出血(吐血、口腔歯肉、消化管)などの症状が起こります。

・治療は対症療法のみであり、感染予防のためのワクチンはありません。

・エボラウイルス感染症の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れると感染します。

・空気感染はありません。

7 感染予防について

エボラウイルスの感染力は決して強くありません熱や乾燥に弱く、未発熱の潜伏期間中は他人に感染しません。ついては、以下のような適切な対策をとることで、感染の可能性を下げることが可能です。

(1) 頻回に石けんと流水で手を洗って下さい。アルコール手指消毒も有効。

(2) 衣類の洗剤や漂白剤による洗濯・乾燥。

(3) エボラ(疑い含む)の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れないこと。

 エボラ出血熱を疑ったら

患者発生地域への渡航、又はエボラ出血熱に感染した疑いのある患者・遺体・動物の血液・体液等に接触した方で発熱、頭痛、下痢、全身倦怠感等の症状を感じる方はすぐに地域の病院へ相談して下さい。その後は不要な外出は控える等、病院もしくはコールセンター(ガーナ255、リベリア4455からの指示に従って下さい 

 (当館注)

 患者数等の情報は随時変更されますのでエボラ出血熱に関する最新の情報につきましては、WHOhttp://www.afro.who.int/en/clusters-a-programmes/dpc/epidemic-a-pandemic-alert-and-response/outbreak-news.html )ならびにCDC (http://www.cdc.gov/vhf/ebola/index.html )のホームページを御参考にしてください。


以上