在ガーナ大使館からのエボラ出欠熱最新情報をシェアします。
1 渡航情報・治安情報
リベリア及びシエラレオネにつきましては8月8日付で外務省より以下のとおりの感染症危険情報が発出されています。
渡航者向け
「不要不急の渡航は延期してください。一旦入国しても,商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられない可能性があることに留意してください。」
在留邦人向け
「商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられない可能性があります。これらを踏まえ,早めの退避を検討してください。」
「帰国に際しては,経由地及び日本国内の空港等で停留される可能性がありますので留意してください。」
詳細は外務省海外安全ホームページの感染症危険情報(ギニア・リベリア・シエラレオネ)をご確認ください。
PC版
モバイル版
リベリアにおいては、19日付でエボラ出血熱による感染拡大による被害を阻止するために、20日以降、夜9時から朝6時の間の夜間外出禁止令をリベリア全土に対して実施しています。
また、モンロビア市内のウェスト・ポイント地区及びマルギビ県ドロ・タウン地区において、同日以降、隔離措置を執っています。
なお、22日現在、ガーナにおいてエボラ出血熱の確定患者は確認されていません。ガーナにおけるエボラ出血熱に関する最新の情報につきましては、WHOガーナ(http://www.afro.who.int/index.php?Itemid=1840
)のホームページをを御参考にしてください。
2 WHOによる声明(18日付)
18日、WHOは、エボラ出血熱患者が確認されている各国に対し、出国時の検査体制を強化し、エボラ出血熱の拡大を防止するように要請し、エボラ出血熱と疑われる症状のある者については、適切な医療搬送が実現できない場合は、出国を認めるべきではないと勧告しました。
現時点ではエボラ出血熱患者が確認されていない国に対しては、感染者の入国を未然に防ぐための検査体制と新規患者の隔離体制を強化することを求めています。他方で、22日現在、WHOは、国際的な旅行や貿易の禁止勧告は行っておらず、特に感染国と国境を接さず、感染者も確認されていない国に対しての渡航制限なども行っていません。
3 各社航空機運航状況
16日,ケニア航空は,エボラ出血熱の状況にかんがみ,19日夜からリベリア及びシエラレオネ発着便を一時的に運行停止すると発表しました。20日以降,リベリアを発着する航空便は,モロッコ航空,ブリュッセル航空及びデルタ航空ですが,デルタ航空は8月末でリベリア発着便の運行を停止する旨既に発表しています(注:同運行停止は7月に決定済)。また,シエラレオネを発着する航空便は,モロッコ航空,ブリュッセル航空及びエールフランスが運行中です。なお,各航空会社の運行停止に伴い,現在運行中の航空会社への予約が増えるなどして,空席確保が困難な状況が続いています。(いずれも22日時点)
4 治療施設情報
リベリア及びシエラレオネにおいて、エボラ出血熱患者が治療を受ける医療機関として政府の認定を受けている機関は以下のとおりです。
(1)リベリア
フォヤ・ボーマ病院(ロファ県)
エボラ出血熱治療ユニット(ボン県)
JFK病院(モンロビア)
ELWA病院(モンロビア)
(2)シエラレオネ(同国保健衛生省の発表)
カイラフン・エボラ出血熱治療センター(カイラフン県)
ケネマ・エボラ出血熱治療センター(ケネマ県)
※ 現在、ケネマ及びフリータウンに新規にエボラ出血熱治療センターを整備中。他方で、エボラ出血熱患者数の増大に比して収容スペースの拡大が追いついておらず、認定されていない病院でもエボラ出血熱患者を受け入れざるをえない現状となっております。現在、現地では十分な医療が受けられない場合もあります。現地に残っていらっしゃる在留邦人の皆様におかれましては、既に対策は講じていただいていると思いますが、改めて予防の徹底をお願いいたします。(以下5のとおり。)
5 エボラ出血熱とは
・エボラウイルスによる感染症です。
・潜伏期は2 ~21 日程度であり、発症は突発的で進行が早いとされています。
・インフルエンザ同様の症状が進行し、重篤化します。
・発熱、頭痛、腹痛、咽頭痛、筋肉痛、胸部痛、出血(吐血、口腔歯肉、消化管)などの症状が起こります。
・治療は対症療法のみであり、感染予防のためのワクチンはありません。
・エボラウイルス感染症の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れると感染します。
・空気感染はありません。
6 感染予防について
エボラウイルスの感染力は決して強くありません。熱や乾燥に弱く、未発熱の潜伏期間中は他人に感染しません。ついては、以下のような適切な対策をとることで、感染の可能性を下げることが可能です。
(1) 頻回に石けんと流水で手を洗って下さい。アルコール手指消毒も有効。
(2) 衣類の洗剤や漂白剤による洗濯・乾燥。
(3) エボラ(疑い含む)の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れないこと。
7 エボラ出血熱を疑ったら
患者発生地域への渡航、又はエボラ出血熱に感染した疑いのある患者・遺体・動物の血液・体液等に接触した方で発熱、頭痛、下痢、全身倦怠感等の症状を感じる方はすぐに地域の病院へ相談して下さい。その後は不要な外出は控える等、病院もしくはコールセンター(ガーナ255、リベリア4455)からの指示に従って下さい 。
(当館注)
患者数等の情報は随時変更されますのでエボラ出血熱に関する最新の情報につきましては、WHO(http://www.afro.who.int/en/clusters-a-programmes/dpc/epidemic-a-pandemic-alert-and-response/outbreak-news.html
)ならびにCDC (http://www.cdc.gov/vhf/ebola/index.html
)のホームページを御参考にしてください。 以上
第14025号
平成26年8月22日
- ウイルス感染爆発/NHK「エボラ感染爆発」取材班
- ¥1,728
- Amazon.co.jp