在ガーナ日本大使館からの在留邦人メールより、エボラ出血熱の最新情報が届きましたのでいかに情報シェアします。






<各国の状況>

(1)リベリア


●6日、サーリフ・リベリア大統領は6日から90日間にわたる国家非常事態宣言声明を発表しました。
 

●8月6日付けWHOの発表では、同2日から4日の間に、合計48人の新規感染例(死亡27例を含
む)が報告されました。

●同発表では、リベリアにおけるエボラ出血熱の疑い例を含む感染者数は死亡282人を含む516人(感染確定:143人、可能性例:252人、疑い例:121人)です。

リベリア政府によると、7月30日現在、エボラ出血熱患者の発生が確認されているのは、ボミ県、ボン県、ロファ県、マルギビ県、モンセラード県(首都モンロビア含む)、ニンバ県、グランド・ゲデー県及びグランド・ケープマウント県です。



(2)シエラレオネ


●8月6日付けWHOの発表では、同2日から4日の間に、合計45人の新規感染例(死亡13例を含む)
が報告されました。

●同発表では、シエラレオネにおけるエボラ出血熱の疑い例を含む感染者数は死亡286人を含む691人(感染確定:576人、可能性例:49人、疑い例:66人)です。

 なお、シエラレオネ政府によると、7月30日現在、エボラ出血熱患者の発生が確認されているのは、カイラフン県、カンビア県、ポートロコ県、ケネマ県、ボ県、ボンジ県、ボンバリ県、トンコリリ県、モヤンバ県、コノ県及び西県(首都フリータウン含む)です。




<治療施設情報>


エボラ出血熱患者が治療を受ける医療機関として政府の認定を受けている機関は以下のとおりです。


(1)リベリア

ア フォヤ・ボーマ病院(ロファ県) 
イ エボラ出血熱治療ユニット(ボン県)
 
ウ JFK病院(モンロビア)
  ※エボラ患者の受入停止予定。全館消毒のため現在は閉鎖中。
    数日のうちにエボラ出血熱患者以外の受付を再開予定。
 
エ ELWA病院(モンロビア)
  ※新設

 

)シエラレオネ(同国保健衛生省の発表)

ア  カイラフン・エボラ出血熱治療センター(カイラフン県) 
イ  ケネマ・エボラ出血熱治療センター(ケネマ県)

 


エボラ出血熱患者数の増大に比して収容スペースの拡大が追いついておらず認定されていない病院でもエボラ出血熱患者を受け入れざるをえな現状となっております。

また、医療機関では医療従事者並びに必要資材が不足している状況であり今後、現地で十分な医療が受けられなくなる可能性もあります。

皆様におかれましては既に対策は講じていただいていると思いますが、改めて予防の徹底をお願いいたします

 



<航空便>


8月7日現在、以下の航空会社が、リベリア及びシエラレオネを発着する便の運行を見合わせています
 


ブリティッシュ航空(休止期間:8月5日~8月末)

ARIK航空(休止期間:7月28日~)

ASKY航空(休止期間:7月28日~8月末)

●デルタ航空(エボラ出血熱問題とは無関係で8月で運航終了)



現在、世界保健機関(WHO)がエボラ出血熱の流行の深刻さを評価する専門家会合を招集中であり、本件を、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC)」と認定するか否かの検討を行っています。

認定された場合、感染地域に対する移動制限を含め、WHO勧告が発出される可能性があり、その内容によっては運行を見合わせる
航空会社が拡大する可能性も排除できないことに留意願います
 


 


<エボラ出血熱とは>





エボラウイルスによる感染症です。


潜伏期は2 21 程度発症は突発的で進行が早いとされています。



インフルエンザ症状が進行し、重篤化します。


発熱、頭痛腹痛、咽頭痛、筋肉痛、胸部痛出血(吐血、口腔歯肉、消化管)などの症状が起こります。





治療は対症療法のみであり、感染予防のためのワクチンはありません




エボラウイルス感染症の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れると感染します




空気感染はないとされています





 

<感染予防>


エボラウイルスの感染力は決して強くありません
熱や乾燥に弱く、未発熱の潜伏期間中は他人に感染しません。ついては、以下のような適切な対策をとることで、感染の可能性を下げることが可能です。


頻回適切な手洗い励行

衣類の洗剤や漂白剤による洗濯・乾燥

エボラ(疑い含む)の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れないこと

 




<エボラ出血熱を疑ったら>

 

患者発生地域への渡航、又はエボラ出血熱に感染した疑いのある
・遺体・動物の血液・体液等に接触した方で発熱、頭痛、下痢、全身倦怠感等の症状を感じる方はすぐに地域の病院へ相談して下さい。その後は不要な外出は控える等、病院からの指示に従って下さい 

 

 





 患者数等の情報は随時変更されますのでエボラウイルスに関する最新の情報につきましては、WHOhttp://www.afro.who.int/en/clusters-a-programmes/dpc/epidemic-a-pandemic-alert-and-response/outbreak-news.html ならびにCDC (http://www.cdc.gov/vhf/ebola/index.html )のホームページを御参考にしてください。