<前の記事からの続きです>

さて、不思議ちゃんたっぷりの魅力と魔力のあふれる
熱帯雨林散策続いております。

ガイドさん、実は、あまり英語得意じゃありません。
現地語なまりのでたらめ英語だったりしますが
植物のこと、動物のこといろいろ知ってて、とても面白いのです。

自然の中で暮らしてきた、そんな感じがたっぷり♪ 
生き物の足跡追跡や鳴き声、音、風、雰囲気ですべてを察します。

そういう能力欲しい!!



さて、散策はまだまだ続いております。


この細い柱のような木は、象を追跡する目印になるんだ。


ちこたんだもの。。-メソマゴ
あいつらが、水浴びをした後に、身体をこすり付ける木だ。

夕べから今朝にかけて、こいつに身体をこすり付けたヤツがいるぞ。。



へぇ~~

っと。。。。 感心しながら、周りをキョロキョロして歩いてると、
でっかい木の根っこにつまずいた。
ちこたんだもの。。-メソマゴ

高さが70センチぐらいある板根。。

ちこたんだもの。。-メソマゴ

かなり、でっかい木だ。。

ふと、頭上を見上げてみると。。。。

ちこたんだもの。。-メソマゴ
ツリー・ハウスだ♪


子供の頃、こんな隠れ家あったらいいなぁ~と思ってた♪

でも、昇り降りが。。。

ちこたんだもの。。

早速登ってみる運転手。。
あまりの高さと、梯子の揺れに、途中でビビる運転手。。


真上から見ると、板根がしっかり張っているのが良くわかる。


ちこたんだもの。。



降りるのが、またチョ~~恐い。

ちこたんだもの。。-メソマゴ

この梯子、かなりユラユラ恐いのよ。。
途中、段がぬけてるところもあったりして、
足踏み外しそうになるし。。。


さて、このツリーハウスは、何のための隠れ家かというと。。。
希少動物のマルミミゾウ の観察のためにあります。


西アフリカの熱帯雨林にしか生息しないマルミミゾウは夜行性の動物。
そのマルミミゾウが夜中に、こっそりと、このツリーハウスの周りに
集まってきます。

なぜかって。。。


マルミミゾウは、この実を食べにくるんです。ちこたんだもの。。-メソマゴ

ツリーハウスのすぐそばに、その実がなる木がニョキリと立ってます。

この木、ガーナで2番目に大きい大木。
円周は人間21人が手をつないだ大きさだって。

ちこたんだもの。。-メソマゴ


この木は象がいないと絶えてしまうんだ。

象がこの実を食べ、象が排泄した糞に混ざった種からしか

発芽しないのだ。



このステキな共存関係。。
森の中には、たくさんの共存関係があるんです。

熱帯雨林の減少は、人間による伐採が原因。。。
今は、保護区。。として守られてますけどね。。

マルミミゾウは、象牙目当てで大量に殺されちゃいました。。
そして、今、希少動物として保護されてますけどね。。






象はこの木がこの森の中のどこにあるかを知っているんだよ。

 


俺は、この木の苗をカクムの事務所近くにこっそり植えたんだ。

もう背丈ぐらいの大きさまでなったかな。


そしたらひどく怒られてねぇ。


こんな大木を植えたら、事務所が壊れちまうじゃないかって・・・。

へっへっへ・・・。



といたずらっ子のような顔をしながら教えてくれた。


でも、俺はいいことだと思ってるよ。

この木が増えたら象だって増えるんだからさ。



と、いきなりまじめになり、


別の場所にもたくさん植林したんだ。 (←勝手に・・・・・)


と、うれしそうに語るアルハジであった。






ここの森林とマルミミゾウは、

自然を愛するアルハジにしっかり保護されているかもしれない。。



でもね、私は見てはいけないものを見てしまったのです。


国立公園。誰も自然を破壊してはいけないところで、

葉っぱすら持ち出してはいけないところで、


植物・薬草に詳しいアルハジは、一本の枝を切り、

こっそりポケットに入れたのを・・・

 

何をこそこそしているの???と聞いたところ


「女には関係ない。これは男のものなんだ!!」


と、逃げるように森の奥へ消えていった。



アルハジ56歳。精力剤かぁ。

 

アルハジもまた、この自然のおかげで人生を満喫することができている。

自然と人間の共存を垣間見た瞬間(??)だった・・・。