
2006/11/17(金) 午後 7:47
私のレッスン室は現在アップライトピアノだけで、グランドピアノはありません。
以前はグランドとアップライトに加えてシンセサシザーとぎゅうぎゅう詰めでレッスンしていましたが、スッキリしたレッスン室にしたくて、悩んだ末、最初からあまり相性が良くなかったグランドの方を手放すことにしました。
私のアップライトピアノは濃い赤で確か小学校に入ってから買ってもらったものです。
初めて見た時は、「えっ?黒じゃないんだ・・・」と複雑だったけど、だんだんこの色が大好きになって、黒いピアノじゃなくて良かったと思うようになりました。
東京での学生生活、その後のミュージシャン生活の時もいつも一緒に私と人生を歩んでくれたとても愛着のあるピアノで、このアップライトを手放すことは絶対できないと思います。
あちこち傷んできていて完璧ではないけれど、とても柔らかな音色が私は気に入っています。
ピアノはグランドじゃなくちゃ・・・とか、調律もパーフェクトじゃなきゃ・・・とか楽器を演奏する前のコンディションに厳しい演奏家・愛好家もいますが、どうでしょう・・・?
私は、たとえおんぼろなピアノでも、演奏者との相性・演奏者の愛情によっては素晴らしい音を出してくれる気がします。
キューバで人気グループ、パウロ・イ・ス・エリテのレコーディングを見せてもらった時、エグレムというスタジオでちょっと弾かせてもらったピアノはかなりの年代モノで、調律大丈夫なのかなぁ~それとも私の耳が変なのかなぁ~と思いました。
キューバ、プエルト・リコ、ニューヨーク、ドイツ、どこに行っても感じたのは、日本でピアノを学んでいる人達はラッキーだということです。
ちょうど日本車のように日本のピアノは平均以上で調律も行き届いていて良い環境の中で練習できるからです。