音楽とピアノと人生と…ピアノ講師のブログです -26ページ目

音楽とピアノと人生と…ピアノ講師のブログです

メンタルも身体も軟弱…にもかかわらず音楽だけはずっと好きで続けてきました。
クラシックもポップスもラテンも日本の唱歌も大好きです。最近は、由紀さおりさんとお姉さんの安田姉妹のコンサートでウルウルしています。

2017/ 12/ 10 (日)




手紙は届くのかな?

電話で話せるといいな…

今は苦しげに目を閉じてばかりの君だけど……また、お話できるといいな…

だってぼく、まだたくさん、君に話していないことがあったんだ。

あの頃、邪険にして君の心を傷つけて、ごめんね。

自分の自由や幸せばかり追いかけていたんだ。

本当の自由も幸せも、いつもぼくを想ってくれた君のそばにあったのに。

いつもぼくを案じてくれていた君を、鬱陶しい足かせのように感じたり…ほんとうに、ごめんね。


それに、一度も、ぼく、照れ臭くて君に愛してると言ったこともないよね。

思いきって、愛してるよ、だからまだ行かないで ‼…って言えば目を開けてくれるのかな。

あはは…って笑ってくれるのかな。


時折、目を開けてくれるけど、ただじっと、悲しげに、心細げに、君はぼくを見つめているだけ……

何を言いたいの? 何をしてほしいの?

もっともっと、たくさん話をしておけば良かった。

そうしたら、君が話せなくなった今でも君の心の声が聞こえただろうに…


今もぼくを案じている君に、せめて、ぼくは大丈夫だよ、安心してね、と伝えたいけど……………

君がその小さな背中に、神様から白い羽をもらって、遠く羽ばたいていく日が、そんな日がもうすぐ来るのが怖いんだ…

怖くて、怖くて、どうしようもないんだ。


子どもの頃、よく熱を出していたぼく。

目覚めてふと見ると、ぼくの布団につっぷして寝息を立てている君をよく見たよ。


ぼくを心配して、きっと、今のぼくのようにオロオロして、そのうち疲れて眠っちゃったんだね。

黙っていたけど、ぼくは嬉しかったんだよ。

だからオトナになった今でも、あの時の君の綺麗な寝顔をハッキリ覚えているんだ。



ぼくを生涯、案じ、愛してくれた君。

ほんとうに、ほんとうに、ありがとう。

君がくれた愛の何分の一も返してあげれなくて、ほんとうに、ごめんね。


今年のお盆に、おじいちゃんやおばあちゃんやお父さんに、まだ君を連れて行かないで ‼ 、と頼んだけれど…

おじいちゃんやおばあちゃんも、君が恋しくてしかたないのかな……


苦しそうに見える君だけど、半分は、これから住む新しい世界への期待で、ワクワクしてたりするのかな……

そうならいいな…と思わなきゃいけないよね。


ほんとは…ほんとは…ぼくをまだ、一人ぼっちにしないで ‼ と叫びたいけれど…




2017年9月17日 入院中の母のそば