
心のよりどころとして、精神活動について触れられているのだけど、そのコピーがなんだかひどい。
「お経はわからないけどありがたい」……。

ちなみに上の青年につけられたキャプションは「さい銭のあげかたに信心が反映する」である。
終戦からまだ15年しか経っていないので、その影響もまだまだある。
「政治のつまずきは、いつまでもきずあとをのこす。原爆をうけながらも、さいわいきずひとつなく助かっても、結婚してこどもがうまれるとやがて冷ややかな不幸がやってくる。まず五つになる長女が、鼻血を出して死んでいった。なぜ死因がわからないのか、と彼女は考えながらハッとした。もうあれから10いく年もたっているのに、病院で検査を受けると、原爆症の兆候があると診断された。…」
たぶんその女性も亡くなって、残された夫の写真が下の男性なのだろう。

米兵との関わりを記した部分にて。下の写真「農家も部屋を女に貸して現金を稼ぐ。富士山麓」とあるけど、そういう職業の女性のためにそういう部屋を貸していたということなのだろうか。場所が富士山麓というのがよくわからないけど、そういうものだったのだろうか。

花売りの少女。今でも南米なんかにはいるみたいですね。時代や国は関係ないのだなと思わされる。
今じゃ考えられないほど汚い。右上は東海道本線車内。左上は銀座で、浴衣姿の男性がだらしなくいる。下は東京新宿駅のラッシュか。現代も通勤ラッシュはひどいけど、この時代は冷房もなく車内喫煙可能だったことを考えると、その苦痛なんて現代のもんの比じゃないだろう。この時代の人はすごいな…。
そしてびっくりしたのがこの写真。

なにかのイベント終了後の会場写真ではない。「東京多摩川」とだけ書かれているので、ふだんの多摩川河川敷の様子なのだろう……。
よく東京オリンピックを境に街がきれいになっていったとは聞くけど、ここまで汚くても平気だった市民の意識がよくもあっという間に改革できたものだと感心する。中国は北京オリンピックで多少変わったのだろうか。
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