暑いです。
カナダあっついです。
私が住んでる地域は通常、夏はそこまで暑くならないのが普通なので、エアコンとかないんですよ、家に。
だからこんなに暑くなると、本当に暑くて家の中で命の危険さえ感じる。エアコン買おうかなあと毎夏思うんだけど、エアコンが必要なほど暑いのは夏を通して2、3日しかないので、毎年見送る。
そんなわけで今日は扇風機でしのぐ。
こう暑いと何にもできない。ただゴロンとして水分とって安静にしてるだけ。
家事とか何にもプロダクティブなことも出来ないし、でもあまりの暑さに「いや、何にもできなくて良し、今日は生きてるだけで100点でしょ」と自分に言う。
うつ病がひどかった時、生きてるだけでいいんだよ、何にも出来なくていいんだよ、という言葉を良く耳にした。
私も大切な人が苦しんでいる時は心の底からそう思う。
何もできないって自分を責めないで。あなたは生きてるだけでそれだけで価値がある、と。何もしなくていい、ただ存在してくれているあなたを私は愛しているよと。
なのに自分に対してはいつもそう思えない。
具合が悪くて家事できなくてごめんなさい、仕事行けなくてごめんなさい、わたしはなんで役に立たないのだと、自分を責める。元気な時にさえ、何もしてない自分には価値がないような気がしてアクティブに動かなきゃと思ってしまう。休むことは罪じゃないと、わかってても難しい。自分に対してだけ。
けど、今日この暑さで、とにかく水分摂って安静にして、生き延びるだけでもう今日は良し!と自分に語りかけてるのを自分で気がついて、あれ、これか、と思った。
そういうことだよね。
生きてるだけで良し。
いや、ほんとに。
そしてこの暑さの中、灼熱のキッチンで唐揚げを揚げてくれた夫にはもう、頭が上がりません。