私の人生を変えた本があります。
ガボール•マテの”In the Realm of Hungry Ghost”
(残念ながら日本語訳はされていないので、原書を貼っておきます。)
著者はカナダのブリティッシュコロンビア州のバンクーバーでハームリダクションに長く関わっているドクターです。依存症とハームリダクションの現場のリアルな状況を医師の視点から書いています。
この本の登場が、北米に一気にハームリダクションという概念を広めたといわれています。
私はこの本を読んでハームリダクションに情熱を持つようになり、現場で働くようになりました。
ガボール•マテ先生の言葉で、
”The question is not why the addiction, but why the pain”
という有名なフレーズがあります。
「問題にすべきなのは、なぜ依存症なのか、ではなく、なぜ苦しんでいるのか」という意味です。依存症の奥底には、その人の苦しみや痛みがあります。
詳しく書いた過去記事をリブログします。
是非お読みになってください。