音楽を聴くと、当時の情景を思い起こして感傷に浸るのはよくあることだ。

 

24歳ヒキニートみずちゃんはここ数か月、高確率で青春時代の切ない思い出に浸りたい気分になる。

 

みずちゃんの青春時代を飾るバンドは、UVERworldやロードオブメジャーをはじめ

シドやガゼット、アンカフェからDELUHIやディスパに至るまで数多く存在するのだが、

わりとダークな彼らとは一線を画して、爽やかゾーンに位置するのがSCANDALなのである。

 

みずちゃんが中高生だった頃彼女らは、制服を着た四人組のガールズバンドとしてデビューした。

歌唱力や演奏力はなんともお粗末であったが、とにかくビジュアルが良すぎるのである。

 

特にharunaちゃんカワイイカワイイなのである。

 

 

beautyである。

釣り目でキツネ顔なのがとてもGOODである。

ライブで汗をかいているharunaはとてもCUTEだ。すごくいいにおいがすると思う。

 

まぁそんなこんなで瞬間センチメンタルなどをコピーしてブサイクなボーカルに歌わせていた思い出がある。

 

んで

 

SCANDALと聞いて思い浮かぶのは

高校へ進学し、見た目も友達も一新して爽やか気分に浸ったピチピチの女子高生である。

 

そんな彼女らは「なんとなく楽しそう」という極めて軽薄な理由で軽音楽部へ入部し

同じクラスの女友達と組んだバンドでSCANDALをコピーするのである。

ちなみにキーボードとベースは大体喧嘩する。

見えないところでギスギスしているくせに互いに「○○ちゃんかわい~!」と褒め合う。

(なおこれはギャル系、陰の者関係なく起こる事象である。)

 

そんな彼女らは決まってGO!GO!7188や、オク下でモンパチをコピーしたりするわけだが、

なぜだか俺の高校では、高校一年のガールズバンドは必ずSCANDALの「少女S」をコピーするのだ。

 

ここで!問題発生!なのである。

 

この「少女S」にはそんなにかっこよくないけど何故か耳に残るイントロのギターリフがある。

しかし、今まで数えきれないくらいガールズバンドによる少女Sの演奏を聴いてきたが、

誰一人としてまともにこのリフを弾いたものはいなかった。

 

理由は単純。

 

ギターの腕前が磨かれれば磨かれるほど、SCANDALのコピーからは遠ざかってしまうものなので、

この「少女S」のリフを弾くのは決まって初心者の頃だけである。

 

しかも、手の力が弱い女子高生にはイントロのチョーキングができない。

そのためとてもチープで音痴な演奏になってしまうのだ。

 

エフェクターも持っていないのでクリーントーンでペンペンと弾いているのを見るとむず痒くなったものである。

 

時代は変わり今やサイサイなるバンドたちが台頭し、SCANDALの座は奪われつつある。

 

くそウマい少女Sが聴ける日は来るのか。