OB会副会長の八重樫です。更新が遅くなって大変申し訳ありません。


さて、OB合唱団の定期演奏会レポートも3回目、今回で最終回になります。


4ステージは、鈴木憲夫の祈祷天頌でした。GH的に略して「キトテン」です。「キトテン」はみなさんご存じの方も多いと思いますが、縄文時代の絵文字を元に、始源的な祈りの中に生命讃歌を謳ったものです。2ステの黒人霊歌、3ステの唱歌、4ステの「キトテン」と、歌詞というか、言葉本来の持つ意味というか生命力を独特のリズムに合わせて表現しなければならない、各ステージで自分と向き合わなければならない、ある意味「苦行」のようなステージ構成だなとおもいながら聞いていました。


「キトテン」は3曲目の「マツリマツル」が有名で、「オン~♪」と始まり、最後の「♪マツリマツル♪」までノンストップで駆け抜けるのですが、途中で折れることもなく歌いきっていらっしゃいまいした。うーん、この曲の私の歌いたい曲の中の1曲ですので、本当にロビーで聞きながら、後悔していました。


アンコールは「ふるさと」です。樋本先生の粋な計らいで、最初にOB合唱団がステージ上で歌ってから、2回目は客席のお客様もいっしょに歌うという趣向でした。客席1のお客様の多くはGHOBOGの先輩方なので、私のように演奏会を聴いて歌いたくてうずうずしている方々ばかりだったようで、客席からも多くの歌声が聞こえてきて、会場が1つのハーモニーを紡ぎだしていました。ロビーで聞いていたのですが、素直にGHっていいなと思ってしまいました。


演奏会全体を通して、OB合唱団の皆様がしっかり樋本先生の意図をくみ取りながら練習をされていることがうかがわれました。勉強と歌うことだけに集中していればいい現役時代とは異なり、仕事や家庭等のプライベートもありながら、練習に参加され、その集大成としてこのような素晴らしいステージを披露されていることは、素晴らしいことだと思います。GHには、5年に1度モツレクという「歌い」に戻れるステージが必然的に用意されています。OBOGのみなさんも、

「モツレク」は乗ろうと考えている方も多くいらっしゃると思います。ただ、「モツレク」は5年に1度のお祭り、フェスティバルなので、日常的ではありません。しかし、OB合唱団は月に2回の練習の中で、日常的に歌うこと、音楽を作り出すことを行っています。「モツレク」の非日常的な感じもいいですが、OB合唱団で日常的に歌うのもいいのではないあくでしょうか。


今回で、3回にわたったOB合唱団の定期演奏会レポートは終了になります。次回以降は、現役支援の様子を中心に更新をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。