7月25日に宮原選手の新型コロナウィルス陽性判定のリリースが出てから、目まぐるしく状況が変わってアウェーでの広島戦が中止(延期)になりました。
まずは、7月24日に宮原選手の陽性判定が出た事を受けて、25日に選手、スタッフ60名に対してPCR検査を実施。
その結果として、渡邉 柊斗選手とトップチームスタッフの2名が陽性判定となったと。
渡邉 柊斗選手、トップチームスタッフ 新型コロナウイルス感染症の陽性判定について
2名は症状は出ていないようです。
この陽性判定に対して、チーム内での濃厚接触者の特定を進めるに至った訳なんだが、この濃厚接触者の特定が、今日26日の試合開始までに間に合わない状況に。
既に陰性と判定された選手とスタッフの17名は広島に移動はしていたものの、この中に濃厚接触者がいる可能性が否定できない。
そのためにJリーグのプロトコルにある14名の選手が揃えられないとして、Jリーグに報告。
協議の結果、安全を担保できないとして、試合を中止する事になった。
だいたいが、こんな流れですね。
幸い、濃厚接触者はいないとの判断になったようです。
渡邉柊斗選手およびトップチームスタッフとの濃厚接触者について
マッシモ監督と小西社長のコメントもリリースされました。
マッシモ フィッカデンティ監督、代表取締役社長 小西工己よりサッカーファミリーの皆さまへ
中断期間に金崎選手とランゲラック選手の陽性判定が出ていただけに、感染予防には相当、注意していたと思うが、それでも罹患してしまうのが、新型コロナウィルスの怖さか。
渡邉選手は寮生活で、練習もリハビリで別メニューだったので、マジでどこで罹患したの?っていうくらいに感染経路は分からないだろうな。
しかし・・・
2016年の降格から、本当に平穏なシーズンがないって・・・
2017年のJ2、プレイオフに回って最後の最後はドローで順位が上のチームが昇格というルールに救われて1年でJ1復帰。このプレーオフは現地で見ていたけど、ホイッスルが鳴るまで生きた心地がしなかったな。
2018年は、ダントツの最下位から最終節、湘南とはドローで自力残留は消えて他会場の結果待ち。
試合終了後の川崎vs磐田で、川崎がATで勝ち越して得失点差で残留。
いや、試合終了の瞬間は再度の降格を覚悟したな。
2019年、開幕ダッシュに成功したかに見えたのに、名古屋対策を取られると失速。またまた残留争いに巻き込まれる。風間監督の解任、マッシモが監督に。
何とか残留はできた。
そして2020年、開幕したところでコロナ禍で中断に・・・
中断期間に2名の罹患者が出て、再開に向けての準備期間が他チームよりも少なくなる事態に。
それでも中断明けからも負けなし、開幕戦も引き分けだったので開幕から負けなしの2位で、第7節を向かえるはずだった・・・
そこで前述の陽性判定者が出ての試合中止を判断せざるを得ない状況に。
それでも、試練はあっても乗り越えて来ているのをポジティブに捉える事もできるよね。
今回も乗り越えて行けると信じている。
大分戦で負傷した阿部ちゃん、稲垣、米の3名が休めたと思えば・・・
次は土曜日の柏戦。
その柏は、今日は仙台相手にオルンガのハットトリックを含む5得点で圧勝。
恐るべしオルンガ。
マッシモはどんなオルンガ対策を取って来るのでしょうか?
無事に試合ができる事を祈って。