名古屋の公式HPにリリースがありました。
その去就が取りざたされていたジョー選手との契約を解除したと・・・
短い文面なので、全面的に引用します。
ジョー選手との契約解除について
表記の件、株式会社名古屋グランパスエイトは、正当な理由によりジョー選手(Joao Alves de Assis Silva)との契約を解除したことをお知らせします。
なお、この件につきましては現在FIFA Dispute Resolution Chamber(FIFA紛争解決室)に委ねています。
既に、一部ではブラジルのコリンチャンスと契約に合意したと報道されていましたが、名古屋からは中々正式なリリースがなかったので、何かありそうだと思っていましたが・・・
この文面、クラブが激おこですな(苦笑
移籍に関するリリースではなく、契約の解除のリリースになっている。
しかも、「正当な理由により・・・との契約を解除した」となっているのはなぁ。
ジョー選手は2018年に3年契約で名古屋に加入、今年がその契約の最後の年だった。
契約延長はしないものの今シーズンは名古屋で・・・のはずだったが。
シーズン前のキャンプには不参加、足の違和感だったかな?故障で、開幕には間に合わず。
そこへ、今回のコロナ禍が。
いつの間にかブラジルに戻っていた。
で、コリンチャンスとの契約の報道が流れたって状況ですよね。
名古屋としては契約事項の不履行として、契約の解除に至ったのかなぁ?
違約金あたりや今シーズンの給料で揉めているのかな?
2018年には24ゴールで得点王、名古屋のJ1残留に貢献してくれた。
が、2019年はルヴァンでの悪質なタックル(判定はノーファイルだったが)で足首を負傷、その後は精細を欠き、2年続けての残留争いに。
そして、風間監督の解任へと・・・
その後のマッシモサッカーでは機能しているとは言えなかったかな。
マッシモのサッカーではFWのファーストチョイスにならなかった事も影響していそうだねぇ。
まぁ、理由は色々とあるのかもしれないけど、今シーズンはほぼチームに合流していないし、ブラジルへ戻って勝手に別のクラブと契約するってのは、どうよ?と思いますが・・・
ここ数年は、名古屋の選手を切るやり方の印象が悪かったけど、今回ばかりはクラブが悪いとは言えないな。
コリンチャンスもコリンチャンスで仁義を欠くよなぁ。
元々、ジョー選手の名古屋加入にはコリンチャンスの財政難が絡んでいたはず。
その財政難に陥ったコリンチャンスを助ける意味で豊田章男社長の意向が大きく働いて10憶の違約金を払って名古屋に加入させたって記事は中日新聞に載っていた。
コリンチャンスのホームタウンがサンパウロ、トヨタのブラジル進出の初めがそのサンパウロだった。
そこのサッカークラブが財政難で苦しんでいる。
なので、恩返しをしたいと・・・
こんな感じの話が豊田章夫社長のインタビューとして記事ななっていたはず。
恩を仇で返す・・・かぁ。
立つ鳥跡を濁さず・・・で出て行って欲しかった。