ハイハイ、開幕戦から魅せてくれましたね、グランパスが。
試合当日は、いつものようにTwitterに流れる実況ツイートと、ネットのテキスト速報で試合の流れを追っていました。
正直、0-0で後半の途中までっていう展開に、ちょっとドキドキでしたが。
で、TLにジョーーーーーーーとか、じょぉぉぉぉぉぉとかの文字が流れて・・・
おい、決めたのか、外したのか??? って(笑)
すぐに、ゴールを知らせるJリーグの公式ツイートが流れたので、「よっしゃ!」と。
そんな試合を公式のダイジェストで振り返ってみる。
スタメンは、
GK ランゲラック、DF 宮原、中谷、丸山、吉田
MF シャビエル、米本、ジョアン シミッチ、前田、FW ジョー、赤崎
サブは、GK 武田、DF 千葉、MF 小林、アリーア、杉森、和泉、FW 相馬
DFラインは、コンビネーションを考えてか、CBは昨年後半の不動の二人、中谷と丸山。
左SBは新加入の吉田が古巣対決となるスタメンに。
DHは新加入の米本とジョアン。ジョアンがどんなプレーを見せるのかが楽しみだった。
SHの右にシャビエル、左に前田を置く。う~ん、前田は右の方が・・・
2トップにジョーと、これまた新加入の赤崎。
開始4分のプレー
ロングスローを鳥栖のトーレスが納めて、振り向きざまにシュート。
これはランゲラックがしっかりと抑える。
後半のジョーの1点目と比べると分かるが、ここでトーレスはDFと競りながら、やや強引にシュートまで行っている。それゆえにシュートコースが甘くなったのだろう。
ジョーが風間さんから言われたのが、DFに触らせるなだと。フリーな状態を作ることを教えられたと。
その直後の名古屋の攻撃。
ジョアンから縦パスが前線のジョーへ。ジョーはトラップできなかったが、抜けたボールをシャビエルが押さえる。シャビエルは、左のスペースへ走った赤崎へ。
赤崎が、コースを狙ったシュートを打つも、ポスト横へ外れる。
もう、ここの縦パスだけでもジョアンが只者ではないことを伺わせる。
赤崎は、これを決めきれないとスタメンから外されるよな。
9分の鳥栖の攻撃。
金崎のクロスを中で合わせられるが、ここも中谷が良く体をぶつけていた。
その分だけ、シュートのコースをコントロールできなかったかな。
21分の鳥栖攻撃。
トーレスに楔のパスが入ると、反転してシュートに行くが、ここもランゲラックがキャッチ。
ここも、トーレスに完全にフリーではやらせていない。
29分の名古屋の攻撃。
右サイドからパスを受けたシャビエルがカットインしてシュートを放つも、GKにキャッチされる。
やや遠めからのシュートだったし、ちょっと勢いがなかったかな。
前半は、あまり攻撃のシーンがなかったような・・・
ボールを保持しながらも、シュートまで行けていなかったか。
後半に入る。
この名古屋の公式のダイジェストではカットされているが、カウンター気味のロングフィードからトーレスのシュートがポストを叩くというこの試合の一番のピンチがあった。
先制されていたら、流れは変わったかも。
58分の鳥栖の攻撃。
左サイドから、中をつないで右サイドまで展開される。
右サイドからクロスが入り、ファーでヘッドで合わせられるが、ランゲラックがブロックしてはじき出す。
このプレーは試合後のインタビューでランゲラックが説明している。
クロスに対応しようと出かかったが、ボールのスピードが速いと判断したので、出るのを止めたと。
クロスには出ずに、その後のシュートに対応できるようにポジションを修正、そして実際に、シュートをブロックしている。
やはりキーパーは、この判断の早さと的確なポジション取りが重要ですね。
62分の名古屋のゴールシーン。
右サイドのボール回しから、中央のジョアンへ。ジョアンから、なぜ、そこにいる丸山wwへパス。
丸山から、ジョーへ縦パスが入る。ジョーは競って来るDFから遠い位置でワンタッチでボールを止めて、反転してシュート。このシュートがゴール右のポストを叩いてもゴールマウスの中へ。
ジョーの先制ゴールが決まる。
このシーン、止める蹴るの連続ですな。
ジョアンが止めて蹴る。丸山も止めて蹴る、ジョーも止めて蹴ると。
相手陣内のあの位置にCBの丸山がいるところがえぐいよなww
その丸山からのパスを受ける時のジョーの動き。左手で、うまくDFを遠ざけて体に触らせないようにしている。
で、トラップで更にDFから離れるような位置にボールをコントロール、しかも利き足の左足でシュートを打てる位置に。
シュートを打つ時には、ほぼフリー。シュートコースはジョーの得意なコース。
完璧なゴールですね。
72分の名古屋の2点目
これもジョアンから。中央やや左から、左サイドのスペースへ吉田が走り出したところを、そのスペースへ縦パス1本。
エンドラインぎりぎりで、吉田がダイレクトで中へ折り返すと、走り込んだジョーがヘッドで叩きつけるようにシュートを決める。
吉田のクロスを良かったし、後方からDFの前へスルスルと入って来たジョーもうまいね。
78分の名古屋の3点目
ここは、ジョアンが半端ないwww
右サイドでパスを受けた相馬がジョアンへ預ける。ジョアンはそのまま中へ向かうように見せかけた。
中でジョーが動くと、DFがつられて中へ。
パスを出した相馬は、空いたDFの間をスルスルとゴール前に走り出す。
その相馬へ、ジョアンからノールックパスが通る。
フリーで受けた相馬が、ズドンとゴールマウスを上へシュートを突き刺す。
いやいやいや、ジョアンのあのプレーはえげつないな。
体、軸足は完全に中に向いている。その状態から、左足のインサイドで真横へパスを出しているって、簡単そうに見えるけど、かなり難易度高いプレーだよな。
ゴールを決めたのが、途中出場の相馬だっていうのもいいよね。
仕上げの88分の名古屋の4点目。
自陣で、ジョアンかな?つぶれながらも味方につなぐ。
受けたのは杉森、そのままドリブルで上がり、左サイドから右へと斜めに。
右後方からクロスするように和泉が上がってくる。
杉森が足裏で、ボールを置くようにパス。受けた和泉がGKの脇を抜くようにゴールへ流し込む。
杉森のアシストで、和泉のゴールなんて、おじさんは泣けるぞ。
杉森、町田で鍛えられて帰って来たよな。
和泉もSBじゃなくて、前目でのプレーをもっと見たい。
といった感じで、第1節を0-4と圧勝したグランパス。
ジョアン、よく開幕ギリギリで獲得できたなぁ。
この補強をされたら、玉さん切ったのも仕方がないかぁと・・・
あと、ダイジェストでは映らないけど、実況ツイートなどで米本がかなり効いていたみたいだね。
カウンターの目を尽くつぶしていたようです。
ジョアンも意外と守備ができるみたいだし。
4得点もですが、失点0で抑えたのが、大きいよなぁ。
あっ、そう言えば、鳥栖さんが開幕前にラッパーを使って、「名古屋グランパス、マジで待っとけよ‼」なんで、煽っていたみたいですね(笑)
ホームチームが「待っとけよ」はないなとwww
昨年は「名古屋を残留争いにぶち込む」って煽って1-6で大敗したチームがあったよなww
さて、これで各チームがジョアン対策を取って来るでしょうから、そこをどう打開するか。
累積警告などで、ジョアン不在をどうするかでしょう。
ジョアン不在はルヴァン杯で試すかも。
いや、マジで今年はカップ戦も楽しみだな。