久しぶりに仕事の愚痴ですね(苦笑
昨年の初めに、とある機器が導入された。
その機器の選定から、導入までは、筆者の所属する部署の中堅社員が中心となって行っていた。
時々で、オブザーバーのような立場で、助言などを行ってきたが、基本は若手に任せて、ロートルはあまり口出しはしないようにしていた。
新しい機器を導入する時にはよくある事ではあるが・・・
デモ機で、サンプルを使ってテストしている際には、概ねうまく行って使えそうとの判断になる。
まぁ、テストできるサンプルの数も限られるので、ピンポイントで条件を合わせれば、出来てしまう訳で。
しかし、いざ導入してみて、使おうとすると・・・
対象となる製品は、日々生産されるもので、当然のようにバラツキがある。
数個のサンプルで合わせた条件では、そのバラツキがカバーしきれない状況に陥り、すぐにエラーで停止する羽目に。
で、量産品では使えないのではと疑心暗鬼に。
そんな泥沼の状況で、かれこれ1年ほど、まったく実用の目途が立たないまま・・・
ぶっちゃけ、機器本体と付帯設備、設置工事などで1,000万くらいは掛かっている機器が1年近くも遊んでいる事になる訳で・・・
上層部の見る目は厳しくなるのは当然の成り抜き。。。
メーカーの技術者を読んでのレクチャーなども受けているようだが・・・
よくあるパターンで、機械は作っているメーカーよりも、使用している会社の方が、使う上でのノウハウを蓄積して、よりうまく使いこないしてるなんてことも。
そういった使う上でのノウハウはメーカーから出てこない。自社で築き上げていくしかない。
当然、使いこなす上では、機器の構造、原理、仕組みを理解して、機能を把握するためにマニュアルは読み込む必要がある。
エクセルやワードの使いこなしみたいにネット情報や攻略本がある訳でもないので・・・
どうも、このあたりのアプローチは若手には足りないようですな。
あげく、直属の上司に、本格運用への進捗が芳しくないので、面倒を見て欲しいと言われた。
う~ん、まぁ、何と言うか・・・
勘弁して欲しいなぁ。
自慢する訳ではないが、担当している若手の年代の頃には、上層部が勝手に購入を決めた生産機械の検収にドイツへ一人で行かされ、搬入されてから本格稼働までも、ほぼ一人でやらされた。
で、一応は量産体制ができるラインにまで持っていた。
中堅社員ともなれば、ぼちぼち、これは自分が立ち上げた‼ と言える仕事をして欲しいんだけどねぇ。
いつまでも、こんなアラウンド還暦なおっさんに頼るようじゃ、先が思いやられるわ。
F井主任、H口課員、マジで頼むわ‼