木曜日の朝、中日新聞の朝刊の記事に楢﨑、寿人、玉田の退団濃厚が出ていた。
楢さんと寿人は、正直、ありかなと思っていたので、さほど驚きはしなかった。
しかし、玉さんの名前があったのには、ビックリした。
シーズンの前半こそ、出番は少なかったが、後半は、ほぼスタメン。
攻守にわたる前線と最終ラインのつなぎ役としての活躍は、とても38歳とは思えないほどだった。
それだけに、退団の報道は・・・
そして、ほどなくして公式に発表があった。
ただ、この発表がある前に、玉さん自身のインスタグラムで、契約満了となる事を告げてしまったようだ。
で、その中では「労いの言葉がなかった」との発言があったようだ。
元日本代表・玉田圭司がJ1名古屋を退団「労いの言葉の1つもなかった」(デイリースポーツ)
それを受けてなのか、夕方にINSIDE GRAMPUSに大森スポーツダイレクターの囲み取材の記事がアップされた。
これは、有料記事なので、リンクははらないが、その中では「感謝の言葉は伝えた」とあった。
受け手側にうまく伝わらなかったようだが・・・
クラブとしては、玉さんが現役続行の意志があるのであれば、来シーズンはグランパスよりも、他所の方が良いと判断したようですね。
来シーズンは相馬も入って来るし、今シーズンは不調だった青木の覚醒も期待できるだろう。
補強の目途も、ある程度は立っているのかも。
とすると、SHのポジションは激戦区になることは、想像できる。
J1での出場機会が減ることにはなるだろう。
あの楢さんでさえも、今シーズンは公式戦出場なしに終わったからね。
カップ戦ですら、武田か渋谷がゴールマウスを守った。
意外とリアリストな風間さんだから、来シーズンも玉さんがスタメンを張れるとは限らない訳でしょう。
とは言え、お別れの挨拶をする機会がなかったことに対するファン・サポーターの気持ちは複雑な訳で。
それ故に、SNS上ではちょっとざわつくことに。
筆者も、ちょっと感傷的になっていたので、このやって少し日を置いてブログを書くことに・・・
ネット上では、大森SDを悪く言う意見が多いが、チームの、監督の構想の中に最優先として位置づけられる選手であれば、契約満了とはならないだろうと。
それを、伝える役が大森SDだっただけで・・・
まぁ、昨年の田口の退団もあったから、余計に印象が悪いのかもねぇ。
玉さんには感謝しかないなぁ。
2016年にJ2降格の決まったチームに帰って来てくれて・・・
昨年のJ1昇格、今年のJ1残留に、活躍してくれた。
できれば、グランパスでJ1 100ゴール目を決めて欲しかった。
後1ゴールだったから。
退団が分かっていれば、PKの1本も玉さんに蹴らせて上げても・・・ってね。
そんな感傷的な場面を作れるほどの余裕はなかったかもだけどね。
兎に角、
玉さん、ありがとう。