遅くなりましたが、土曜日の試合をダイジェストでチェックしました。
スタメンは、
GK ランゲラック、DF 宮原、菅原、櫛引、和泉
MF アーリア、ワシントン、小林、FW 青木、ジョー、秋山
サブは、GK 武田、DF 畑尾、内田、MF 深堀、成瀬、FW 佐藤、押谷
4バックに戻して来た。
和泉がDF登録、秋山がFW登録だが、実際には秋山が左SB、和泉が右WGのようだった。
10分の失点シーン。
鹿島のDFラインからの縦1本、2列目でフリックして名古屋のDFラインの裏へ。
うまく抜け出されて、深くえぐられて中央へ折り返し。ファーで秋山と夢生が競るが、わずかに夢生が競り勝って、こぼれたボールがそのままゴールマウスの中へ。
菅原君を必死について行ったが、ブロックできずにクロスを入れられたなぁ。
秋山も、頑張ったけど・・・
勝てない時は、こういうのが決まってしまうんだよなぁ。
まぁ、後手に回ってしまった感はあるが・・・
12分の名古屋の攻撃。
左サイドを上がった秋山が起点になり、青木、アリーア、和泉とつないで和泉がゴールを狙うが、シュートは枠を外れる。
このシーン、アリーアに入った時点でシュートに行けるように見えるがDFが寄せてコースを切っている。
なので、右サイドの和泉へのパスを選択。
このパスが少し後ろに流れたので、和泉の足元深くに入って、しっかりとゴールに向けなかった分だけ、ゴール右に外した・・・って感じかな。
33分のシーン。
ジョーへの楔のパスが入ったところを狙われてボールロスト。
そこから、シュートカウンターを食らい、シュートまで行かれる。
が、ここはランゲラックのいい反応で、シュートを左手1本ではじき出す。
反応もそうだが、シュートを打たれる前にキッチリとポジションを取っているのが分かるね。
まぁ、これも奪われ方が悪いと決定的シーンを作られると言う名古屋の典型的な失点パターン。
56分の名古屋の攻撃。
ここも秋山が起点になって、PA内へパスを出すとそこへアーリアが走り込む。
アーリアはコントールシュートでゴール右上を狙うが、これもわずかにポスト横に外れる。
ここは、どうだろう? 中央でジョーがフリーだったから、そこに合わせる選択もありかな。
68分の鹿島の攻撃。
左サイド(名古屋の)に展開してクロス。ファーでズドンとヘッド・・・
このシュートは枠を外れて助かる。
サイドからのクロスに対する守備に関しては、菅原君にはまだ厳しいかなぁ。
これも最近の典型的な名古屋の失点パターンだからねぇ~
76分のシーン。
鹿島のロングフィードを菅原が、コントールミス。
そのボールを拾われてカウンターを食らうが、シュートは枠を外れてくれる。
やはり、ミスが決定機に直結するパターンですな。
88分の失点シーン。
最終ラインまで下がった小林にボールがわたる。小林が持ち上がろうとしたところを夢生がプレスをかける。そのプレスでボールをロスト。
こぼれ球を拾われて、ショートカウンターを食らう。
夢生をランゲラックとの1対1を落ち着いて制して、決定的な2点目が鹿島に。
このプレーで小林いらねぇとか言っているサポもいたようだけど・・・
ここまでの試合で一番走っているのは小林なんだが。
確かに失点につながった致命的なミスではあるが、それ以上の貢献度があるよな。
で、試合終了です。
スタッツを見ると、前後半でシュート4本は少ないな。
ボール支配率は62%だったとか。
打たない事には、ゴールは生まれないな(苦笑
ただ、PA内への侵入回数は多かったようですね。
フィニッシュに関しては、試合後のインタビューでアリーアが言った言葉が今を象徴しているかな。
「ただ、(局面で味方やパスコースが)見えすぎてしまい、周りを使ってしまう」
見えすぎてしまうと。
これはかなりレベルが上がっている故のジレンマ、風間サッカーの一つの壁でしょう。
風間さんの言う、目が揃ってくるとパスなのか、シュートなのかが、より明確になる。
特にパスの出し手と受け手の意図が揃ってくるんだろう。
昨シーズンの序盤にもこんな時期はあったよな。
ある瞬間に、劇的にサッカーが変わる時が来ると信じて・・・
とは言え、ここまで勝てていないと、ちょっと辛いwww