日産に続いて、神戸製鋼がやっちゃいましたね。
データ改ざんの実態が日に日に明らかになっています。
最初は顧客と取り交わしたスペックに満たないものをテータを改ざんして出荷していたとか。
筆者は品質管理を長年やって来て、このような事を一切に行って来なかった・・・
と言えば、正直、嘘になるな(苦笑
わずかに基準を外れてしまった。けど、納期もあって再生産していては間に合わない。
なんて、時にはねぇ~
元々の基準値がかなり安全率も見込んでいるので、多少の基準値外れが、すぐに不具合や故障につながる事はないし、長期的に見ても、まずは問題にならないレベル。
このあたりを見極めての検査成績書のデータをごまかした事は(ry
ただ、これはさすがにまずいだろうと言う数値になったものは、うむを言わさずロットアウトにしてきたつもり。
データ改ざんを正当化するつもりはないが、今回の件も同じような感じかなぁと、多少の同情はあった。
ところが、今朝ネットで見た記事だと、JR東海の新幹線に使われていた部品の一部のJISの基準に満たないものがあったとか。
これはちょっとまずいんじゃないか。。。と思ったが。
でも、JISマークを付けていた訳ではないようで、JR東海も受入の基準としてJISの基準を用いていたとの事で、強度的にhかなりの余裕を見ていたようだ。
まぁ、前述したが、設計ではかなりの安全率を見るからね。
その部品も軸箱体(じくばこたい)やそのふたらしいので、それ自体が大きな荷重を受けるものではないようだ。
これらも、アレか。安全率があるから、これくらいなら大丈夫って考えがあったのかな。
納期厳守にコストカット、特に車関係はこれが厳しいからなぁ~
同じ品管として同情の余地はあるかなと思ったけど、ちょっと件数が多すぎですな。
一旦、タガが外れるとズルズルと行ってしまう典型的なパターンでしょうね。
それに、介在する人数が増えるほど、よりリスキーな判断になるのは、心理学的にも実証されていますよね。
でも、同じようにたたけば埃の出る会社は多いんじゃないかな。
正直、過剰品質な製品も多いんでね。