またまた寝落ちからの復活更新。
ここのところ、睡眠のバランスが悪いなぁ。
さて、相棒15も始まりましたね。反町演じる冠城もだいぶ見慣れて来たかな。
明日と言うか、今日は科捜研の女、からのドクターXが楽しみです。
ここのところ、ネットで話題の電通社員の自殺が労災認定された件ですが、まずは労災が認められた事は良かったです。
でも、亡くなられた方はもどってこない、それをきちんと考えて欲しい事件ですね。
このニュースでは自殺する前の残業時間が月100時間を超えた事が労災認定の基準を満たしたとして、この残業100時間が一人歩きした感もあります。
中には残業100時間くらいで自殺するなんて残念だと発言して炎上した大学教授もいたようです。
また、年配世代(筆者もそうですがw)は自分たちは200時間くらいやったとか、会社に泊まり込んでとかを自慢しているようで・・・バッカじゃねぇの。
筆者も若い頃、定時は21時、その後が残業なんて業務をやっていましたが。
噂の電通ほどではないですが、そりゃひどい環境でしたわ。
あんなの人のやる仕事じゃねぇっつうの。
自分以上に一緒に働いていた部下には可哀想な思いをさせたと今でも思っています。
その後、鬱を発症して2ヶ月ほど休みを取りました。今でも心療内科には通っています。
当時に比べれば、うちの会社はかなり改善されたよなぁ~
有給休暇も普通に取れるし、産休、育休も問題なし。なので、ママさん社員が多いですね。
問題の電通の件ですが、こんな話もあるようで、
わかり手@ganbare_zinrui
電通過労死事件の記事、Googleから警告メッセージが来た。うち以外にも大小のメディアが取り上げてたし、扇情的な書き方はしてなかったとと思うんだけど、なんでた…? https://t.co/1mBnU7bRYH https://t.co/QT3HCr7cj6
2016年10月11日 20:01
このツイートのリンク先の記事が興味深いです。
【電通過労死事件】被害者のツイートから浮かび上がる電通の体質
自殺に追い込まれてた高橋まつりさんのTwitterからの引用をまとめてあります。
そのツイートを読んでいくと、残業時間がとても言われている100時間で収まっているとは思えないような時間に帰宅していたりします。
それ以上にひどいのが、パワハラやセクハラ発言を浴びせられていた事。
これでは心を病んでも仕方ありません。
肉体的、物理的疲労はまだしも、精神的疲労が心身に与える影響はハンパないですわ。
鬱の経験者だから、よく分かる。
自殺と言うと、死ぬ勇気があるなら何でもできるじゃないか、死ななくても会社も辞めればよかったのにって言う人もいますよね。
冗談は言うな‼ 精神的に追い込まれて鬱状態の人間が一番苦痛に思うのが人との対峙。
人と話す事が辛いんですよ、苦痛なんですよ。
仕事を止めようとすれば、会社の人間や親など身内に相談して、色々な手続きを踏まなければならない。それには、ものすごくエネルギーを使う。
とても、そんなエネルギーはなく、耐えられない。
その点、自らの命を絶つのは自己完結で済む。だから、苦痛から逃れるのに死を選ぶ事は至って自然でもある。
そんな不幸な死をこれ以上増やさないためにも、回りがSOSに気づく必要があります。
それから、リンク記事にもあるようにまつりさんがTwitterをやっていたのは、労災認定に非常に有利に働いたようですね。
電通では以前にも自殺者が出たのだが、その時は労災認定まで10年ちかい時間が費やされていた。
この回の件が1年足らずで認定されたのはTwitterに残されたまつりさんのツイートが客観的証拠として扱われたからでしょう。
万が一の時を考えて、日記やスケジュール、はたまたブログやTwitterなどのSNSに書き留めて置くのがいいかもしれません。
亡くなられた高橋まつりさんのご冥福をお祈りします。