土日は地元、東三河の新城市で開催された新城ラリー2015の観戦に行って来ました。
町おこしの一環として一地方戦として始まった新城ラリー。
2007年から全日本ラリー選手権の一戦に昇格しました。
そして3年前から、トヨタさんの全面バックアップにより、県も動かしてメイン会場を県営新城総合公園に移して開催されるようになりました。
全日本ラリーでも屈指の観客動員を誇るまでのイベントに。
あっ、ラリー競技の観戦は基本、無料です(一部、有料のギャラリーステージもありますが)。
そんな新城ラリーの見どころのひとつに、展示車両の豊富さもあると思います。
では、その展示車両の一部を。
いきなりですが、
ドドンと自衛隊車両がwww
他にも、白バイやパトカー、消防車が働く車として展示されていました。
YOKOHMAさんのブースの横には、
昨年のスーパーフォーミュラのチャンピオンカーの展示が。
さらに、アドバンカラーのランエボなども。
ヨコハマタイヤさんは新城市にも工場があるので、リキ入っていますね。
他にも色々とありましたが、ラリー大会なのでラリー車を中心に撮影して来ました。
サファリ王者として君臨したグループBマシーン、セリカ・ツインカムターボ。
ライバルが4WDやミッドシップレイアウトを取る中、オーソドックスはフロントエンジン、リアドライブの車。
足回りに至ってはフロント マクファーソンストラット、リア 4リンクリジットと古典的なレイアウト。
それ故に、過酷はサファリでは信頼性と整備性の良さを武器に他を圧倒した稀有な存在。
展示車は1985年、ユハ・カンクネンが駆ってサファリで優勝した現車。
あまりに過激になったグループBカーがヘンリ・トイボネンの死を以って終焉を迎える。
世界ラリー選手権がグループAに移るとトヨタはスープラで参戦。
が、その車体の大きさ、重さから思うような成績を残せず・・・
そんな中、市販されたのがST165型 セリカGT₋FOUR。
通称、流面形セリカ。
続いて、ST185型 セリカGT-FOUR。
1993年に復帰したユハ・カンクネンによりドライバーズとメイクスをダブルタイトルをトヨタにもたらした。
名実ともにトヨタを世界一にしたマシン。
その一方で、こんな車も。
1957年に豪州一周ラリーに参戦したトヨペット・クラウンだとか。
さすがに筆者も生まれる前です(笑)
セリカの前のサファリの王者はこれ。
日産・バイオレット。シェカー・メッタが駆るバイオレットでサファリ4連覇を成し遂げている。
展示車は1980年の優勝車。
2Lの4気筒SOHCと至って普通のスペック。
翌年からはDOHCヘッドを備えたグループ4マシーンに。
通称、バイオレットGTで国内は未販売。
グループ4で忘れてはならないのは、
ランチャ・ストラトス。今風ならランチア・ストラトスでしょうがwww
リアミッドにフェラーリのV6エンジンを積みます。
ランチアと言えば、美しすぎるラリーカー。
RALLYの名を与えらえたグループBマシーン。
センターモノコックに前後が鋼管フレーム、リアミッドに縦置きされたエンジンはレスポンスを重視してスーパーチャージャーで過給される。
しかし、進化した4WDマシーンには中々勝てず苦戦した悲運の車。
記録よりも記憶に残るマシーンだった。
筆者が好きな車は?と聞かれて真っ先に挙げる車でもある。
一方で、国内のラリー、ダートラを震撼させた車が、
ファミリア4WD、1.6Lターボエンジンとフルタイム4WDの組み合わせはグループBマシーンを彷彿とさせた。
展示車は欧州仕様323レプリカ。
スバルもWRCに本格参戦。
パワー不足と車体の大きさがネックだったようだ。
ただ、後継車のインプレッサの活躍は周知にとおり。
展示車を見た後はちょっとサービスパークへ。
数種類のタイヤを用意するの当たり前ですね。
ちょっとした整備工場です。
タイヤメーカーはダンロップさんとヨコハマさんが、サービス体制を取っていました。
車のあるところも、
三菱のコルトですね。
どうやら・・・
ドライブシャフトをやっちゃたようですね。
リタイアも止む無しでしょうか。
土曜日の午後の競技前の様子でした。
明日は競技中の様子などをアップしたいと思います。
その後はお姉さんたちも(お約束ですw)