少し前の事ですが、とある日の夕食時の話。
平日なので、筆者は仕事に、妹もバイトに行っていた。
その日は人がいなかったらしく、妹の帰宅も筆者より少し前だったようだ。
で、時間がないので簡単にできるものでと、夕食はそうめんで済ませることにしたらしい。
普段の夕食時間を過ぎていたので、まだ準備もできない内から、オヤジは食卓に座って待っているような状況だとか。
もう、これだけでも、料理の準備をしている方からすれば、カチンと来るのは容易に分かる。
そうめんを茹でている間に、薬味ねぎを刻み、生姜をすりおろしてと。
そうめんも茹で上がり、食べ始めると・・・
普段は、妹が色々と作ってくれる料理に、美味いとも、まずいとも言わないオヤジが一言、言ったらしい。
「このそうめんは、美味いな」と。
これには妹も、切れたらしい。
筆者が帰って来たら、この話をして、メッチャ、怒っていたな。
そりゃ、そうだ。
そうめんはただ茹でただけ。つゆも、市販のつゆの素だからね。
普段は全く、感想など言わないオヤジが、よりによって「そうめん」の時に、美味いとか言うんだからさぁ。
言われた方は、普段の料理は「何なの!!」ってなるよねぇ~
ったく、大正生まれの男尊女卑で育った世代は、ほめ方も知らないんだな(苦笑