今日は天気も良く、さほど寒くもない程よい気候でしたね。
昨日、有給休暇で病院に行った後は、ゆっくりと休んだので。
11月2日に行ったアルミ製軽量プーリーの取り付けに再挑戦に挑みました。
前回の様子は⇒アルミ製軽量プーリー取り付け…撃沈編
今回、作業するに当たって、ジャッキアップして行いました。
作業自体は、ジャッキアップする必要はないのですが、前かがみの姿勢は腰に来るので。
なるべく、腰への負担を減らすため、少しでも高い位置での作業が楽です。
さて、下準備のエアクリーナーボックスの取り外しは、前回の記事を参照して下さいね。
エアクリボックスなどを外した後からになります。
まずは、クランクプーリーボルトと同様に、前回の挑戦で撃沈したオルタネータープーリーのナットから。
こちらも固着している上に力が加わりにくい構造で・・・
インパクトレンチがあれば、一発で緩める事ができると思いますが。
如何にプーリーの共回りを抑えるか。
今回、取った方法は、
写真のように、ベルトとプーリーの間に板を挟み込んで、固定すると言うもの。
当然、クランクプーリーはSSTで、固定しています。
22mmのソケットにスライドハンドルを付けて、更にパイプで延長。
そのパイプをプラスチックハンマーで叩いて、瞬間的に力を加えます。
叩くこと数回、一撃を加えると・・・
スゥーとパイプが動いた!?
手でレンチを回す。回った!!
ヨッシャー、緩んだ。まずはオルタネータープーリーの固定ナットが外れた。
一つ目の難関を突破 ヽ(´▽`)/
続いて、ウォーターポンププーリー。
こちらは、前回の時に一旦、緩めてあったので簡単に。
3ヶ所あるボルトを10mmのレンチで緩めればOK。
各プーリーの固定ナット、ボルトを外したら、
オートテンショナーにボルトに14mmのレンチをかけて、
反時計回りに回すと、
ベルトの張りが緩んで、外す事ができます。
ベルトを外したら、プーリーを抜き取ります。
オルタネータープーリーは特に固着している事をなく、簡単に抜けました。
外したプーリーと固定ナット。
一方のウォーターポンププーリーは、固着していました。
ボルト穴の位置を上にして、マイナスドライバーで軽くこじると外れて来ます。
緩んだら、手で引っ張れば外れます。
外したウォーターポンププーリー。
さて、いよいよ難関のクランクプーリーボルトに挑みます。
前回の反省から、新たな兵器を投入。
差込角1/2”のハイトルクタイプのラチェットレンチ。ハンドルの長さは600mm。
前回、お亡くなりになった3/8”のラチェットと比べるとその大きさが分かるかと。
フレックスハンドルと迷いましたが、作業スペースを考えるとラチェットの自由度が必要と判断しました。
一緒に、1/2”用の19mmソケットも購入。
いやぁ、前回購入したSSTとこのラチェット・・・
たぶん、パーツ持ち込みでの取り付け工賃くらいになるんじゃないかな(笑)
しかし、600mmのハンドル長でも、クランクプーリーボルトはピクリとも動かない。
ハンドルを延長しようにも、ごっついハンドルを差し込めるような太いパイプは家にはない。
近所の工務店に出向いて廃材置き場へ。
ハイ、ありましたね(((o(*゚▽゚*)o)))
3mほどのぶっといパイプが。
それをラチェットのハンドルに差し込んで、
SSTの柄はダンバー取り付け部に当てて固定。
正面から見るとこんな感じです。
このパイプにぶら下がるようにして力を加える。
すると、バキッと鈍い金属音が・・・
更に力を加える。バキッバキッと音がしてパイプが下がってきた。
一旦、上に戻す。このあたりがラチェットの便利なところ。
もう一度、力を加えるとククッと、ボルトが回る感触が。
パイプを抜いて、ラチェットで回していく。
ヨシッ、コイツも緩んだ!!
もう、手で回せる状態になりました (*'▽'*)♪
取り外したクランクプーリーボルト。
ボルトが外れてしまえば、プーリーは簡単に引き抜けました。
外したクランクプーリーと取り付けボルト。
交換するアルミ製プーリーと比べると。
アルミ製のクランクプーリーの方が一回りほど小さい。
ふむ、プーリー比が変えてあるのか?
戸田レーシングのアルミ製軽量プーリーセットもプーリー比が変えてあるとHPに出ていたな。
どうやら、戸田のコピー品らしい。
他のプーリーは、純正とほぼ同じ径。
オルタネーターの回転数が落ちるので発電容量が気になるところですが。
後、ベルトの長さは・・・
それは、組んでからと言う事で。
まずは、クランクプーリーからです。
新しく購入したラチェットは600mm長のハンドルが外せ、仮締めにも使えます。
この後は、SSTとパイプを駆使して、しっかりと締め付けました。
ただ、アルミと言う事で、緩めた時の力よりは控えめにして置きました。
締め付け後です。
ウォーターポンププーリーは、ボルトを仮締めして、
プーリーの穴に適当な金属棒を差し込んで、エンジンブロックと手前のフレームで固定します。
で、ボルトをしっかりと締め付ければ、完了です。
オルタネータープーリーを仮締めしたら、ベルトをかけます。
外した時と逆の手順です。テンショナーを下げて、元どおりにベルトをかけるだけ。
外した時の同じようにプーリーとベルトの間に板を挟んで固定します。
ナットにソケットレンチをかけて、
ハンマーで、叩いて一気に締め付けます。
インパクトレンチが欲しくなりますwww
全てのプーリーを取り付けて、ベルトもかけたら、
オートテンショナーの合いマークをチェック。
むむむぅぅぅ、ちと外れているかな???
ベルトの張りを手で押さえて見た感じでは、緩いと言うほどでもないので、このまま様子見です。
アルミ製軽量プーリーの取り付け完了ですヽ(・∀・)ノ
プーリーが新しくなったのは分かるかもですが、言わなければ軽量プーリーだとは分からない純正チックの黒がお気に入りです。
黒で大正解!!
それから、クランクプーリーが純正のSSTが使える形状と言うところも〇ですね。
後は、外したエアクリーナーボックス、インテークパイプなどを戻して終了。
くれぐれもネジ類の締め付け忘れには注意です。
今回、インテークパイプを外そうとした時、ホースバンドが緩んでいた事はナイショです。
取り付け忘れや、パーツ同士の干渉がないかを目視で確認します。
特にプーリー周りは注意です。工具もきちんと片付けましょう。
それが終わったら、エンジンをかけて異常がないかを確認します。
異音、異臭はないかなど。
オルタネーターの発電量ですが、インフォメーターのバッテリー電圧を見る限りでは、わずかに落ちるくらいかな。
インプレッションは、また少し走り込んでからアップします。
兎に角、無事に交換出来て、ホッとしました。
明日あたりは、筋肉痛でしょう。笑゛
追記
アルミ製軽量プーリーへの交換は、あくまでもオウンリンスにてお願いします。
今回のアルミ製軽量プーリーへの交換方法だが、作業の方法、人選は全て君に任せる。例によって、君、もしくは君の友人が怪我、あるいは車を壊しても当局は一切関知しないから、そのつもりで。成功を祈る。