この日のブログに書いた 、ちょっとした足回りのセッティングの変更を先週、密かに行っていた。
ロドスタ時代にもやっていたお手軽セッティング。
以前から書いているように筆者は、車に関しては基本はノーマル主義。
3台乗り継いだCR-Xも、標準装着のタイヤを履きつぶしてから、気にったタイヤとホイールに変えていた程度。後は、カーステを自分で変えたり、補助灯をつけたりしたくらいかな。
ロドスタに乗り換えて、色々と変えて見たけど、始めは純正OPのハードサスキットとタワーバー。
Sスペが出た時に、Sスペ用のビルシュタインとバネに変えた程度のライトチューン。
ホイールはBSのスーパーラップ。一見、鉄チンホイールを白く塗っただけのようなデザインと軽量である事が購入の決め手だった。
ちょっと、話が横道に逸れましたね(笑)
そんな訳で、筆者のS2000はノーマルの足である。
よって、ダンパーの減衰力の変更や、ましてや車高の調整などできる訳がない。
今回は、補強パーツによって、より顕在化した初期型の挙動のピーキーさを抑えるのが目的。
ロドスタ時代もリアの踏ん張りを効かせたくってやった方法。
簡単に言えば、リアのトレッドをちょっとばっかし広げる事に。
そんな時に便利なものが、
そう、ホイールスペーサー。
しかし、写真を見ても分かるように、最近の汎用品はねぇ・・・
マルチピッチに4穴、5穴対応のため、穴だらけ。
さすがに、これを使うのには抵抗があったね。
で、例によってネット上を徘徊。
ノーマルのハブボルトでOKな最大の厚み5mmのスペーサーを探す。
最初に見つけたのが、
ナイトペイジャのもの⇒ナイトペイジャ公式HP
ご丁寧にS2000、NSXの専用設計が用意されている。
S2000の場合、ハブ径がフロントは70mm、リアは64mmと異なるサイズになっている。
想像するに前後異径サイズのタイヤをラインで装着間違いしないようにするポカよけだろう。
この専用設計には、惹かれるものがあった。
が、その値段を見て、しばし腕組み(-.-;)
高ッ!!
更にネット上を徘徊。
ようやく、見つけたのがこれ。
GTO製のアジャストプレート・スタンダード。
ホイールスペーサーで検索していたので、中々ヒットしなかったなぁ。
ジャストプレート・スタンダード T5 5H PCD114.7mm。2枚1セットで\2300ほど。
送料もメール便が使えたのでお安く(但し、メール便対応は1セットのみ)済んだし。
最初は、リアのみを考えていたが、これまたネットの情報からフロントもちょい外に出すことに。
フロントは3mmを選択した。実に便利な時代になったもんだ。
取り付けは至って簡単。タイヤを外してアジャストプレートを挟んで、取り付けるだけ。
タイヤを外すのに便利なクロスレンチ。
CR-Xのタイヤローテーションをするために買ったヤツだから、そろそろ30年ものになるかなwww
S2000に乗り換えてから、使ってなかったので、だいぶサビが浮いてますが、まだまだ使えます(笑)
緩めてから、こうして、
左手で支えて、右手で弾いて一気にボルトを緩めるのがカッコいいと思ったりした。
で、リアにプレートを付けたところ。
ほぼ、ピッタリ。ハブ穴が73mmなので、若干隙間は空くが許容範囲でしょ。
ブルーのアルマイト仕上げなので、こんな感じで、チラ見ができるww
しっかし、ローターのサビが酷いな(汗
Before・・・
After・・・
多少、アングルがずれてるので・・・
でも、たかが5mm、されど5mmですわ。
フロントも同様。
こちらは73mmのハブ穴に対してハブ径が70mmなので、ほどんど専用と言っても良いくらい。
フロント側のチラ見せww
フロントは3mm厚なので、控えめですねwww
最初にも書きましたが、筆者はノーマル主義なんで、フェンダーツライチとか、タイヤとホイールアーチの隙間には、興味はありません(笑)
後、これみよがしなエアロも趣味じゃないです。
一見、ノーマル。で、走れば速いってのが筆者の美学。
でも、否定はしませんけどね。人それぞれの車の嗜好があって、しかりですので。
さて、乗った感想はと言うと・・・
かなり、効きますねぇ、これは。
乗り心地が一段とマイルドになり、それでもコーナーではしっかりと踏ん張ってくれる。
ピーキーさも多少は緩和されたかな。
まぁ、初期型にピーキーな特性は、基本設計のジオメトリーとバンプ時のアライメント変化の大きさから来ているので、根本的な対策でないですが。
筆者は、この初期型の乗り味が好きなんですねぇ。
車が人に媚びないってwww
乗りこなせるものなら、やってみろと言わんばかりのセッティングがね。
如何にも、HONDAらしいや。
でも、結果として、その乗りづらさがマーケットからの不満となり、後期型になるにつれて、大人しくなってしまうのもHONDAのスポーツカーの宿命ですね。