S2000のカーステを交換するために、必要なパーツを物色していた時、目に付いた。
ヘッドライト用のバルブ。
最近では、高級車だけでなく、軽でもオプションなどでディスチャージ(H.I.D)タイプが付くのでバルブの交換もする事は少ないかも。
筆者の通勤快速ことJB8型 ライフのヘッドライトは、通常のH4タイプのハロゲン球。
で、たまたまお安いのがあったので、購入してみた。
ちなみにJB5~8が同形式にあたる。JB5、6がNAで、FFと4WDの違い。
JB7、8がターボになる。
パッケージから分かるように、H.I.Dクラスの白色光らしい。
色温度は5200K(ケルビン)。
まあ、H4のヘッドライトバルブの交換は、CR-X時代からやっているので、10分、いや5分もあれば終わるだろうと思っていた。
バルブの交換は、ヘッドライトユニットの後方から。
ライフはボンネットを開けると一部が見える。
上の四角い箱のようなものはヒューズボックス。その下に見ているのがヘッドライトユニットの裏側。
しか~し、ここは、
手がギリギリ、入るほどのスペースしかない。この狭さが後々に・・・
まずは、その狭いスペースに手を入れて、ユニットの後ろにあるコネクタを引き抜く。
ここで、一つ目のアクシデント。
コネクタに防水or絶縁のためか、グリースみたいなものが塗ってあった。
おかげで、手がネチョネチョに・・・
一旦、手を洗ってから作業再開。
コネクタを外した後は、後ろの防水ゴムカバーを外す。
カバーを外すとバルブの金具が見えるはずだが・・・
そう、スペースが狭いので、直性見ることができない。
後は、手探りでバルブを止めている金具を外す。
針金状の金具があるので、その端を押し下げると反発力で後ろに外れて来る。
問題はここからだった。
バルブを抜き出すのだが、如何せん後ろのスペースがないため、まっすぐに引き抜く事ができない。
横から右手の指先でバルブの金具をはさんで、少し後ろに抜く。
更に、上から左手を差し込んで、これまた指先で金具を持って、一旦支える。
その間に、右手を持ち替えて斜め後方に持ち上げるようにして抜き取る。
両手を使わないとバルブも取り出せないとはねぇ・・・
よって、写真は撮れませんでした。
新しいバルブを逆の手順で差し込んでいく。
これまた、穴が見えないのでイラッとするが。
左手の指先で穴の位置を確認にする。
右手でそっと穴に向けて、挿入をしていく・・・
周りに注意して、ゆっくりと優しく、決して焦らないように・・・
あっ、いや、変なことをしてる訳じゃないんですがww
バルブのガラス部分には触らないように。皮脂などが付着すると球が切れたりしやすくなるので。
うまく入ったら、左手で押さえて、右手で金具を止める。
が、手探りでの作業なので、金具を止める位置が中々分からない。
その内、左手で支えているバルブの位置がずれる。
再度、位置を合わせ直して、金具を止めようと試みるが・・・
一向に、引っかかる気配がない。。。
仕方がないので、右側の取り付けを中止して、比較的スペースのある左側のコネクタ、ゴムカバーを外して、止め金具の位置をデジカメで撮って確認した。
この写真を手がかりに止め金を引っ掛ける位置を把握。
再び、右側のバルブの取り付けにかかる。
ようやく、金具が引っかかった。
後は、逆の手順でゴムカバーをはめて、コネクタを差し込めば交換終了。
左側も同じ。写真は左側の金具を外したところ。
バルブを交換したヘッドライト。
昼間、見ると青い目に見えますww
実際に使用してみた感じでは・・・
う~ん、期待したほどではなかった。。。
多少は、明るくなったかな?
確かに、光は白っぽくなった。。。かな???
色温度が高くなっても、実際の光量自体が上がっている訳ではないので、こんなものかと。
しかし、たかがヘッドライトのバルブの交換に30分近くも掛かってしまった。
昔から整備性の悪さに定評のあるホンダ車ではあるが・・・
まぁ、S2000やフィットに至っては、インナーフェンダーを外さないと、バルブの交換もできないようだが。