先週、S2000のカーステを純正のカセットデッキ/チューナーからカロッツェリアのDEH-770への交換をおこなった。
その様子はこちら↓
http://ameblo.jp/gh-ap1-f20c/entry-11351357950.html
で、その時に気になったところを何点か修正する事にした。
その一つ目として、100均で購入してきたコインケース。
ちょうど、良さそうな大きさがこれしかなかったので。
中のコイントレーは使わないので外す。
ピンバイスやレザーソーで穴あけ加工。この当たりは模型作りの道具が活躍。
で、そのままでは、あまりにも安っぽかったのでカーボン調のカッティンシートでごまかす。
蓋の回りの縁だけは、細すぎてうまく貼れなかった(^▽^;)
これを何に使うかは後ほど。
続いては、DEH-770とS2000のオーディオ部の蓋の干渉を修正。
先週、取り付けたDEH-770を再度、取り外す。
今回は、ユニットの横に付けてある取り付け金具を加工して、後1~2mmほど奥になるようにする。
取り付け金具を外して、本体に付けるための穴を長穴にして位置をずらす事にした。
左右の位置がずれないように2つの金具をクランプで固定。
黒く当たりを付けたところまで削って長穴に加工する。
金具自体は軟鉄なので、細い丸ヤスリで簡単に削れる。
削って長穴にした奥側のネジ穴。
ちなみに、この作業は暑かったのでエアコンの効いた室内でww
加工完了。
本体を取り付ける前にミュート機能(消音機能)の誤動作(と言えるかどうか)を再確認。
S2000のサテライトスイッチからのリモコン操作で、ミュートスイッチを入れても、ミュートならずATTモードになってしまうと言う現象。
ATTは、アッテネートで、音量が元の1/10になるモード。
一旦、結線したリモコンアダプターのミュート用配線を外す。
分かりづらいが、写真の黄/黒の線が車体側のミュート信号の線。
ピンクがリモコンアダプターへの線、これを一度外した。
こちらが、DEH-770本体へ入るミュート信号用の端子。
ここに直接、車体側からの信号が入るように仮配線して、動作を確認。
はて? 音が鳴らない・・・
試しに車体側のミュートスイッチをONにすると。
音楽が流れ出した。なるほど、純正と逆の信号入力のようだ。
DEH-770のミュート入力端子は、信号が入っている時は音が出て、切れるとミュートになる。
純正は逆に信号が入るとミュートになるようになっている。
となると、リレーを一つ噛ませるしかないか。
B端子のあるリレーが必要だな。
まぁ、取り敢えずは大きな問題ではないので、今回はそのままに。
次はUSBメモリーをつなぐ配線の交換。
DEH-770に付属しているUSB用のコード。DEH-770のUSB端子は背面にあるので、このコードが必要となる。
見てのとおり、結構ゴツい。と言うか普通のPC用のUSB延長コードだろう。
これだけの太さがあると、車の中で配線を隠しながら取り回すのに不便。
そう言う訳で新たにUSB延長コードを購入。
サンワさんのコードの太さが2.5mmと言う極細USB延長コード。
付属品と比べると、その細さが良く分かる。
USB端子の延長コードは、大胆にもセンターフレームの中を通して、背後のコンソール付近まで伸ばす事にした。コードを通す場所が狭くて、中も見えないので苦労したが。。。
何とか、引っ張り出す事に成功(o^-')b
今回、役に立ったのがこれ。
細いピアノ線とナイロン糸。ピアノ線は、普通の針金より細くても硬いので狭いところを通すのには便利。
黄色のナイロン糸も目立つので狭くて暗いセンターフレームの中でも見つけやすいし、強度もある。
何で、こんなものがあるかと言うとCR-X時代からの筆者の車に装備してある小道具の一種。
リモコンスイッチやスマートキーが出る前は、良くインロックしてしまう人がいたので、その時の開錠用の道具。決して、変な事には使っていませんからwww
話がそれましたが、センターフレームを通したUSB延長コードは、センターコンソール後ろの端から出すようにした。カバーが閉まる部分のカーペットをちょっとカットしてコード分の逃がしを作る。
ここでも、極細コードが役に立った。
念のため、USBメモリーを差して動作確認を。
問題なく作動。USBケーブルであればOKなようだ。
ちなみにUSBのハブには対応していないらしい。
動作確認を終えて、本体の取り付けに。
前回は「気しないふり男の子」と決め込んでいたが、どうせ外すならと、本体とオーディオスペースの隙間を隠すために、スポンジテープを使用。
ユニットの前側に、一周貼り付けた。
これが、後々問題に・・・
本体に取り付け金具を付ける。
位置を下げるために長穴にしたネジ穴の一番奥側に、本体のネジ穴を合わせる。
この位置で前後のネジを締め付ける。反対側も同じ。
金具が付いたら、オーディオスペースに本体を挿入するが、相変わらず配線の収まるスペースが少ないので、少々の力技で押し込む。
ところが、今回は中々奥の入って行かなかった。
良く見ると、隙間を隠すために貼ったスポンジテープの上側が干渉していた。
急遽、上側のテープを剥がしてカット。
それで、ようやく奥まで入り取り付け完了。
イルミネーションは色が変えられるので、インパネに合わせてオレンジに。
って、言うか、普段は蓋を閉めてるため、見えないんですけどねww
それから、オーディオの蓋も干渉する事なく閉じる事ができるようになったv(^-^)v
リモコンアダプターをインパネ下の配線の束にタイラップで固定。
余った分のタイラップはきちんとカット。
さて、もう一つの入力端子、AUX端子は延長コードの長さが足りなかったので、センターフレームサイドのカーペットの下を通す事に。
大体、こんな感じで端子が顔を覗かせる。
筆者のドラポジだとちょうどシートの後方に隠れる。
ボチボチ、フィニッシュが近づいて・・・
何故か、マジックテープが登場。またの名をベルクロ、これらは商標なので一般名称は面ファスナー。
粘着剤付きを用意。それをセンターコンソール後方に貼り付け。
ここで、始めに作ったケースを取り出し、その下面にも面ファスナーを貼り付け。
面ファスナーでケースを固定。その中にUSB端子とメモリーを入れると言う仕様。
ついでに、カシムラ製の携帯を充電しながら、音楽を出力できるコードも収納。
蓋を閉めると、
USBメモリーの置き場もできたし、配線の処理もまあまあかな。
できれば、シガーソケットの上にあるコンソールボックス内に収めたかったが、これはかなりの大仕事になるらしい。
ETCの本体を付ける時に、セキュリティの面から鍵のかかるこのボックス内に付けて欲しいと頼んだら、メカにかなり嫌な顔をされた。それくらい、めんどくさい作業になるようだ。
9月とは言え、日中はかなり暑いので作業後はエンジンをかけてエアコンでしばしの休息。
オーディオの再設定をしながら。
作業中は汗をかくのでタオルは必需品です。
あっ、グラサポなのになぜジュビロのタオルが・・・
と言うツッコミはなしで。笑゛
毎度ですが、これを参考に自分でもやってみようと言う方は、あくまでもオウンリスクで。
後は、やっぱりミュート機能だな。
使用上は全く問題はないのだが、元々は機械工学専攻。
どうも、正しく機能しないのは落ち着かないやww