前半と後半は、全く別のチームだったな。
直志、淳吾、小川とゲームをコントロールすべき選手を欠く名古屋。
スタメンはGK 楢崎 DF 隼磨、闘莉王、増川、阿部
MF 吉村、ダニルソン、夢生 FW 永井、ケネディ、玉田
試合が始まってみると、玉田が2列目に入る4-2-3-1っぽい4-4-2かな。
永井を使うなら3トップのサイドより2トップで、DFラインの裏を狙わせるの向いてそうだが・・・
スロースターターの名古屋にしては、珍しく試合開始からペース掴む名古屋。
前線からのプレスが面白いようにかかり、ボールを奪う。
パスもつながり、攻撃にリズムが生まれる。
やはり、2列目で玉田がうまくゲームメイクする。
ただ、フィニッシュの精度を欠き、中々ゴールを割ることが出来ない。
前半36分、ケネディからのダイレクトパスが前線のスペースに。
ポジションをチェンジして前目にいた玉田が、そのパスを受けるとドリブルで持ち込み、最後はGKの位置を確認して、左足でゴールに流し込む。
名古屋、玉田のゴールで先制
一方の守備では、天敵のルーカスにボールを入れさせず、殆ど決定機を作らせなかった。
選手同士の距離感やバランスも良く、ACL 城南戦、Jリーグ 清水戦に比べると格段に良くなっていた。
ケネディの調子も上がってきたよな。
ただ、惜しむらくは、この名古屋の時間帯にもう1点取れていなかった事か・・・
後半に入ると、名古屋のシステムに対応してきたFC東京が攻撃のリズムをつかみ出す。
後半14分、名古屋の右サイドを個人技で突破されて、シュートまで持っていかれる。
一旦はDFがブロックしたが、逆サイドに溢れたボールを、これまた天敵の石川に蹴り込まれて同点に
ここから、名古屋の運動量がガクンと落ちる。
前半、面白いように効いていた前線からのプレスがかからず、中盤でもパスを回されるようになる。
試合は完全にFC東京ペースに。
名古屋は殆ど、攻撃の形が作れず・・・
最初に名古屋のベンチが動く。吉村に替えてダニエル
同点の場面で3バックか、やるのか3-4-3を・・・
と思ったが、DFラインは隼磨、ダニエル、増川、阿部の4人。
で、闘莉王が1枚上がってボランチの位置に。
闘莉王の正確なフィードを活かす攻撃的布陣か、しかし、これって練習でやっているのか
一度、失ったリズムを取り戻すことはできず、後半22分に大きく揺さぶらて失点
ついに逆転を許す。
さらに名古屋は隼磨に替えて石櫃を投入するが、その直後に連携ミスからボールを奪われ、スペースの走り込んだ石川に本日、2点目を決められる。
どうも、選手交替した時のマークの確認やポジショニングがうまく出来ていないような・・・
2点差にされたところで、名古屋は3人目の交替を。
夢生の替えて泰士を入れる。
ここで更にポジションが変わる。
泰士はボランチの位置に入り、闘莉王が更に前に上がる。
ただ、どうもポジションが噛み合わないようだが・・・
闘莉王がケネディや玉田とかぶったりしてたし。。。
どうせなら、ケネディと2トップでパワープレーに出るくらいに思い切った戦術も有りだと思うが。
それでも、後半42分にセットプレーからのこぼれ球を永井が蹴り込み、1点差にまで迫る。
しかし、反撃もここまで・・・
アディショナルタイムにダニルソンがレッドカードで退場のおまけ付き
結果は3-2での敗戦
この後は、21日(水)にオーストラリアでALC 第2戦が。そして25日(日)にJリーグ 第3節 新潟戦と連戦が続く。
25日の新潟戦はダニルソンが出場停止。直志は3月いっぱいは無理っぽいし・・・
小川と淳吾が間に合わないとキツいな。
ショートパスをつないでの崩しやサイドからケネディに合わせるのも良いが、せっかく永井がいるのだからカウンターをもっと使っても良いのでは。
ただ、それには展開力のあるボランチが必要だが・・・
ダニルソンの運動量、キープ力は一級品だが、パスの精度はちょっとねぇ。
吉村も展開力と言う面では、やや物足りないか。
で、苦肉の策がDFラインにダニエルを入れて、ボランチに闘莉王か・・・
でもなぁ~、それってどうよ
普段からやってるならいいが、今日見た限りでは付け刃的な感だったが。。。