ここのところ、LIFEに乗っていて、ちょっと気になる事があった。
ハンドルが重くなり、レスポンスもやや鈍くなっていた。
何と言うか、ハンドルを切ってから、ワンテンポ遅れて曲がり出す感じかな。
それに、コーナーリングでロールするのは当然だが、ロールの仕方がグニョッと腰砕けのような状態になる。
まぁ、原因の見当はついていたが、中々手を出してやらずに来てしまった(;^_^A
で、その原因はタイヤの空気圧。
昨日、チェックしてみた。
まずは、タイヤのエアバルブのキャップを外す。
ゲージを使ってエア圧をチェック。左のリアタイヤから・・・
やべぇ~、1.4kgf/c㎡しかなかった(^▽^;)
車種ごとの基準値は、運転席側のドアを開けた後ろ側のボディに表示されている。
最近ではSI単位系のkPa表示が基本。カッコ書きで以前のkgf/c㎡が併記されている。
筆者のLIFEの場合はフロントが210kPa(2.1kgf/c㎡)、リアが200kPa(2.0kgf/c㎡)だから、基準値よりも0.6kgfも落ちていた。
確かに、タイヤのローテーションをした時に調整してもらってから、見てやってなかったからね。
そこで、登場するのが下の写真のフットポンプ。
ホームセンターで700円しなかったと思うwww
見てのとおり、作りは華奢だが、取り敢えず空気を入れる事はできる(笑)
ただ、あまり勢いよく踏むと、華奢なフレームが曲がるので注意してっと・・・
自分の好みとしては、カチッとした乗り味が好きなので、前後とも2.3kgfとすることに。
空気圧の調整のコツとしては、最初に少し高めに空気を入れて、圧を測りながら徐々に空気を抜いて目的の圧力にするのが楽ですね。
で、空気を入れて調整後の圧力を測定した状態。
次に、左フロントを測って見ると・・・
こちらは、2.0kgf/c㎡とさほど、落ちてはいなかったが、元々がやや高めの2.2kgfだったので0.2kgf落ちた事になる。ちなみに右側は、前が1.9で、後ろが1.8kgfだった。
4輪を2.3kgfに合わせて、タイヤの空気圧調整は終了。
今朝の通勤で明らかに変化が分かった。
まずは、走りが軽くなった。要は、転がり抵抗が減った訳だ。
ハンドリングもリニアに反応してくれるようになったし、コーナーリングでもキッチリと踏ん張ってくれるように。
その代わりに乗り心地は若干、犠牲にはなった。ちょっと、ゴツゴツ感があるが、まぁ、良しとしよう。
たかが、タイヤの空気圧、されどタイヤの空気圧なのだ。
下手にお金をかけて足回りをイジる前に、自分の乗り方に合った空気圧を探すのも面白いと思う。
お手軽なセッティング方法ですが、モータースポーツの現場でも結構、重要なポイントですからね。