グランパスもキャンプに入り、徐々に情報が報道されるようになった。
そんな中で、出てきた言葉が3バック・・・
ピクシー挑戦、攻撃的3バック (中スポ)
昨年までのグラのシステムは、基本は4バックの4-3-3。
但し、アンカーのダニルソン不在時、終盤の怒涛の6連勝の時は、ボランチを2枚にした4-2-3-1とも言えるシステムを取っていた。
ピクシーの理想は、下のフォーメーションだったと思う。
11 16 10
8 7
20
6 5 4 32
1
しかし、グラの4-3-3は、20ダニルソンの驚異的な運動量によってこそ、成り立つものだった。
また、各チームに研究されてくると、アンカーのダニルソンの両サイドのスペースを使われ、崩されるケースが目立ってきた。
そこで、この4-3-3の変形として、生まれたのが、
16
11 8 10
20 7
6 5 4 32
1
16ケネディーをワントップ気味にして、2列目を3枚(ここの3人のポジションは流動的)、アンカーをダブルボランチの20ダニルソン、7直志にして、スペース消すフォーメーションに変更した。
今のところでは、このフォーメーションが、一番うまく機能したと思う。
で、報道にあった3バックだ。新たにのCBのダニエルが加わった事で、オプションとしてDF3枚の3バックを試しているようだが・・・
通常、3バックのシステムとして一般的なのは3-5-2の構成。中盤を厚くして攻守のバランスを取るやり方になる。3人DFのサイドのスペースを消すために5バック的にもなるシステムを取るのが普通。
しかし、報道では攻撃的な3バックとある。
とすると、やるのか、あの禁断のシステムを・・・
日本代表でザッケローニも試したが、うまく機能しなかった超攻撃的な布陣。
3-4-3 このシステムの場合、中盤の構成をどうするかが非常に興味深い。
常識的に考えると、両サイドにウイングバックを張らせて、ダブルダブルボランチでボックスを形成する構成が妥当なところだろう。
ここから、更に攻撃的にすると、アンカーを1枚にして、トップ下を置くダイアモンド型で中盤を構成するやり方がある。この場合は、アンカーと両ウイングバックに、かなりの運動量が要求されるが。
ダニルソン、隼磨の驚異的な運動量を持ってすれば可能かも。。。
ちょっと、見てみたい気もする