ACL ラウンド16 水原vs名古屋@BS朝日 | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

シーズンチケット購入者へのサービスであるACL ラウンド16の招待券。


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今となっては、ただの紙切れ・・・


2年前の瑞穂でのラウンド16 同じ水原戦は、仕事の都合で諦めざるを得なかった。


どうもACLのラウンド16には、縁がないなぁしょぼん


今年はグループステージ2位と言うことで、ラウンド16はアウェーでの試合に。


そんな訳で、BS朝日の中継でTV観戦。それでも、グラの試合の日なので、通勤の私服は、ACL用のレプユニを着ていった。当然、勝利を信じて。


スタメンは、

GK 楢崎 DF 隼磨、新井、闘莉王、阿部。さすがにピクシーも新井の起用を決断した。

MF ダニルソン、直志、淳吾、小川

FW ケネディ、玉田


と、登録上のポジションでは4-4-2だが、実際にはアンカーにダニルソン。

インサイドハーフに直志と淳吾で、3トップは小川、ケネディ、玉田の4-3-3。


試合開始から、水原の激しいチェックと、前線の3人へのマーク、特にケネディに対するマンマークにより、思うようにパスが回せない名古屋。


その中盤でのチェックでボールを奪うとすかさずショートカウンターに入る水原の攻撃に、後手に回る名古屋の守備。何とか闘莉王の落ち着いた対応で凌いでいると言ったところか。


やはり、球際の激しさは韓国チームならでは。その激しいあたりに逃げの横パス、バックパスが多くなる悪いときの名古屋のクセが出る。ゲームのリズムが作れない。


でも、そのチェックに慣れてくると、何とか前線にボールが収まる場面も出てくるようになる。

特に、効いていたのがダニルソン。セカンドボールをダニルソンがうまく拾えるようになると、そこから左右に散らす。また、自身も、得意の強烈なミドルを放つ場面をあったが、これはGKに押さえられた。


ダニルソンから、散らしたボールで左右からクロスがあがるようになったが、ケネディにはきっちりとマークが付いており、なかなか仕事をさせてもらえない。

それでも、中で落としたボールに走り込んだ直志がフリーでシュートを打つチャンスが訪れたが、このシュートは枠の外。


惜しかったのは、こぼれ球にオーバーラップしてきた新井が反応し、思い切ったミドルを打つと、さすがに相手GKもキャッチしきれず弾く。。。が、そのボールには詰めきれず。


こうした決定機をつぶしていると、流れは再び水原に傾く。バイタルエリアで、ワンタッチ、ツータッチでパスを回されるとマークがずれてくる。中央にクロスを入れられると、DFの前にうまく入られて頭で合わせられる。

このシュートが名古屋のゴールネットを揺らす。


24分に水原に先制される。この時にマークに付いていたのはDF新井だったが、体を寄せきれずにシュートを打たれてしまった。厳しい初先発となってしまったか。。。


先制した水原は、引いて5バック気味の守備的布陣に。

こうなると、今の名古屋に相手守備陣を崩し切れる攻撃のクオリティーがない。


さすがのケネディも、やはり故障によるブランクの影響を感じざるを得ない。


そんな前半の終了間際、またも悪夢が名古屋を襲う。ようやく復帰してきたダニルソンが太もも裏を押さえて自ら倒れ込む。何度、同じ光景を見てきたことか。。。


あの感じだと、またハムストリングスの肉離れじゃないかな。


急遽、永井を入れて小川を下げて、アンカーに直志のフォーメーションに変更。

ダニルソンが効いていただけに、この負傷退場は痛かった。。。


前半は1-0で水原リードで終える。


後半に入ると、再び前線、中盤で激しいプレスを水原はかけてきた。前線への効果的なパスが出せない名古屋。やはり横パス、バックパスが増える。


痛恨のミスがここで起きる。隼磨のバックパスがゆるいと見ると水原の選手が奪いにかかる。楢崎が懸命に前に出てシュートは防ぐがこぼれ球は横のフリーな相手選手が拾う。

後は、無人のゴールに流し込むだけ。。。


57分、決定的とも思える2点目が水原に入る。こうなると水原は引いて守りを固める。

3バックと両サイド、中盤の2人の7人で守備のブロックを形成。


名古屋は、その守備を崩しきれない。フィニッシュまで行けないフラストレーションの溜まる攻撃が続く。

水原は、攻めにかかった名古屋からボールを奪うと、前線の3人でカウンターを仕掛けて、あわよくば3点目を狙う。もう、殆どリスクは犯さない攻撃に徹する。


ここまで、引かれると永井もそのスピードを活かせるスペースがない。

ケネディには、相変わらず厳しいマーク付くし、玉田にしても2、3人に囲まれると個人技での突破は難しい。


66分、玉田に代えて輝希を入れる。。。この交代の意図は・・・


代わった輝希が、隼磨のクロスにダイビングヘッドを見せるも、如何せんシュートが枠に行かない。


引いて守る相手を崩すだけの攻撃のアイディアが今の名古屋にはないことを露呈した感じだ。


得点の気配すら感じず、時間だけが虚しく過ぎていく。


76分、直志に代えて磯村を投入、こちらは連戦を考慮しての交代と見るが。。。


PA付近までは行くのだが、そこから先がない。弾き返されると、そのセカンドボールもうまく拾えず波状攻撃ができず、単発で終わる。

足も止まってくる。アディショナルタイムは4分。。。


ここでも見せ場は作れず・・・そして、終了のホイッスル。


2011年 名古屋のACLはラウンド16で終了。

今年の目標のひとつ、アジアチャンピオンは消えた。
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ほぼ、完敗と言っていいだろう。特にダニルソンの抜けた後半は、まったくチームとして機能していなかった。

明確な攻撃の意図が見られずじまい。。。


怪我人が多く、なかなかベストメンバーが組めないのは分かるが、チームとしてどう戦うのかが見えない。


選手が代わっても同じ戦い方が出来るようにならなければ、リーグ戦とACLを戦い抜くことは無理だろう。


代わって入った若手がレギュラーの座を奪い取るくらいでないとなぁ~。


選手の育成が出来ないのは、今に始まったことではないが。。。。。。。。