そんな訳 で、HONDA党の筆者の元にやってきたホワイトボディのユーノス・ロードスター。
まずは、筆者のGISHIKIを受けることになる。いわゆる慣らし運転だ。
もうすでに、この頃には最近の新車には慣らしは必要ないと言う意見も多く聞かれたが、やはり最高では7200rpmで回る機械、それなりに馴染ませてやる方が良いし、長持ちもする。。。
だろうと、筆者は考えている訳で、あくまでも個人的な意見で大きな意味はない。
で、そのGISHIKIである慣らし運転だが、これも筆者流であって、必ずしもこの方法をお勧めする訳ではない。単なる自己満足の世界と言っていい
まずは、第一段階。初めの1,000kmまでは、その車のレブリミットの50%を初期のリミットとする。
そして加速はゆっくりと。エンジンにあまり負荷をかけないようにしてやる。しかし、必ず決めたリミットまでは回す。後、エンジンブレーキは負担になるので、この時点では使わない。
シフトチェンジもゆっくりと丁寧に。ミッションも慣らしを行う。
ここで、新車の初回の点検、1ヶ月もしくは1,000kmを受ける事になる。筆者は通勤と土日の休みをフルに使って一週間で終わらせた。
第二段階、レブリミットを80%に上げてやる。後は第一段階と同じで1,000kmを走る。トータルで走行距離は2,000kmになる。
第三段階、いよいよ本来のレブリミットまで回す。公道ではなかなか難しいが1速、2速で出来るだけ。
但し、この時もアクセルを一気に明けるのではなく、ゆくっりとしかしリミットまで回すと言う感じで。
やはり、この状態で1,000kmを走る。トータル3,000kmになったところでオイル交換。
まだ、エンジンブレーキは使わない。
第四段階、ここからは積極的にエンジンに負荷をかける。1速、2速はフルスロットでリミットまで加速。
エンジンブレーキも解禁する。シフトチェンジも意識的にすばやく行う。
全体的に活を入れる感じで走ってやる。これを2,000km。トータルで5,000kmとなる。
すると、新車の2回目の点検、6ヶ月もしくは5,000kmの点検を受ける事に。。。
以上で、筆者のGISHIKIは終りとなる。ここまでを1ヶ月弱で終わらせた。
こうしてやると高回転まで良く回るエンジンになる。。。と、筆者は思っている。あくまでも一個人の感覚に過ぎないが・・・
GISHIKIを終えると、後はひたすら山や海方面に走りに行った。当然、オープンにして。
とにかく、走ることが楽しくて仕方が無かった
ここで役に立ったのがCR-X時代に開拓していた色々なワインディングロードだった。
CR-Xに乗っていたころは、なるべく一般車両が少なくて攻めて走れる道を探しにアチコチに走りに行っていた。その情報が生きた。ロードスターで走って気持ちのいい道も含まれていたからだ。
また田舎の片道、約27kmの通勤距離は殆んど渋滞もない、程よいドライブだったので、通勤の行き帰りも必ず屋根を開けていた。
それくらいオープンは心地よかった