アジア杯のいよいよ準決勝、対戦相手は韓国
日本は中3日、韓国は中2日での試合、この1日の差がどう影響するか。。。
試合の入りは、日本のリズムで。。。パスをつなぎ相手のアタッキングサードに侵入する日本。
対して、同様にパスサッカーを展開する韓国、いつもDFラインからの縦1本のロングフィードが少ない。
本田が頻繁にポジションチェンジをして、パスを引き出す。遠藤、長谷部からいい縦パスが入る。
攻撃にリズムが生まれ、フィニッシュまで持っていける。後はゴールネットを揺らすだけ。
いやぁ~、今大会の本田は、本当に良く動くわwww
そんな感じで見ていたら、韓国の飛び道具・・・DFラインからのロングフィードが出る。
ボールを追うパク・チソンに、競る今野。。。PA内での攻防に。
ショルダーチャージでパク・チソンを押しのけてボールとの間に体を入れる今野。
パク・チソンがもつれるように倒れる・・・と、ここでホイッスルが。。。
主審の手はペナルティースポットを指差す。今野がファールを取られて、韓国にPKが与えられる。
オイオイ、あのチャージでファールを取られたらDFはどうやって守るんだ
と思える疑惑の判定。。。
川島はコースを読みきるも、相手のシュートコースが良く手の先を越えてゴールへ
23分に韓国1点先制。。。
先制されるも、全体的な試合の流れは日本が掴んでいる。本田、香川がボールに絡んでリズムを作る。
本田に縦パスが入る。タメを作る本田、DF3人を引き付ける。すかさず、左サイドのスペースにパスを出す。トップスピードで走りこむ長友、そのままドリブルで中に切れ込み、マイナスのクロスを入れる。
中央へ走りこんだのは前田。相手DFより一瞬早くボールにさわりシュート
36分、前田のゴールで1-1に追いつく。前半はそのまま1-1で終了。
迎えた後半。初めは流れを握っていたかに見えたが、徐々に足が止まりだす。
攻撃のリズムが作れなくなる。。。
時折、繰り出される韓国のロングフィードに、あわてる場面も。。。
しかし、両チームとも決定機を決めきれずに同点のまま、後半も終了。いよいよ延長戦へ突入。
延長に入って6分ほど過ぎたころ、前線の岡崎にボールが。。。
ここで岡崎が相手DFのチャージを受けて倒れる、とやはりホイッスルが吹かれ、日本がPKを得る。
この審判は少しでも遅れて守備に行くとファールを取る傾向にある。度々、試合が途切れる。。。
で、日本のPK。キッカーは本田・・・GKの動きを見越してど真ん中にシュート
が、GKの残した足にシュートは弾かれる
やっちまったかぁ・・・と思ったところに詰めたのは途中交代で入っていた細貝
ボールをゴールに蹴りこみ、日本勝ち越しに成功
後は、如何に試合を終わらせるか。。。
しかし、そこは韓国、必死の粘りを見せる。勝利を目前にした延長後半の終了直前。
120分、セットプレーからこぼれ球を蹴りこみ、再び同点に。。。
決戦はいよいよPK戦に。ここは川島の抜群の反射神経に期待
日本1人目・・・本田、今度は落ち着いて決める。
韓国1人目・・・川島の読み勝ちでシュートを止める。韓国1人目失敗
日本2人目・・・岡崎、難なく決めて、日本リード。
韓国2人目・・・またも川島の読みが当たり見事にセーブ。韓国2人目も失敗に
日本3人目・・・長友、蹴ったボールはクロスバーの上へ。日本3人目失敗
韓国3人目・・・川島はコースを読みきったが、その前にボールはゴールを外れる。韓国3人目も失敗
日本4人目・・・今野は、キッチリと決めて勝負あり。
PK戦3-0で日本の勝利 120分+PK戦の死闘を制したのは日本
やはり、韓国、簡単には勝たせてもらえなかった。
ウズベキスタンーオーストラリアは0-6でオーストラリアの大勝。
決勝はオーストラリアが相手に決定。これも厳しい試合になりそうだ。